どうも、ひげづら(@higedura24)です。今回は個人投資家に人気のある松井証券のおすすめポイントをご紹介します。なんと今回ご紹介するポイントは、実際に松井証券のスタッフさんへ取材をしてお伺いした内容です。
具体的には
- 第3機関から認められる高いサポート力
- 50万円以下の取引手数料が無料
- 1日信用取引は約定代金に関わらず手数料無料
- 独自業種で銘柄スクリーニングが可能
- ストックボイスで有識者の相場観や意見が動画視聴できる
- 1日ごとの信用評価損益率が確認できる唯一の証券会社
- ほぼリアルタイムのデイトレ適性銘柄がわかる
- 自分と似た銘柄を取引している投資家に人気の銘柄がわかる
- 株主優待銘柄の前月買い越しランキング
- 専門知識を持ったアドバイザーに無料で電話相談ができる
というおすすめポイントについて聞いてきました。年々着実に口座開設数を増やしている松井証券さんの秘密に迫るべく、松井証券でしかできない独自サービスなどをご紹介していきます。今後の株式投資へ有効活用していただけたら幸いです。
松井証券の概要
まずは松井証券さんの基本情報からですね。(以下敬称略)
松井証券は創業101年の長老舗会社で、1947年に証券サービスを開始しています。証券会社としての歴史はなんと70年以上!
ネット証券としての歴史は1998年からですが、それでも20年以上も続いています。サービスの特徴はなんといっても松井証券ならではの独自サービスを提供している点で、中でも
- 無期限信用取引
- 1日信用取引
- 1日単位での信用評価損益率
など業界に先駆けたサービスで脚光を浴びてきました。現在では他社に追従されているサービスもありますが、いまだに松井証券でなければ受けることの出来ない無料サービスもあるので存在感は健在です。また、公式HPにも記載されているようにHDI-Japan(ヘルプデスク協会)という第3者機関からも継続して高い評価を受けており、優良証券会社と言えますね。
2019年の結果も最近出たようで、なんと9年連続で最高評価である三ツ星を獲得しています。
ネット証券で9年連続獲得しているのは松井証券だけ。ちなみに獲得した部門は
- お客様とのコミュニケーションの場である「問合せ窓口」
- Webサイトのサポート性を見る「Webサポート」
の両方です。松井証券になぜこのような結果になったと感じるかをお聞きしたところ、
- 松井証券の企業理念として「顧客中心主義」があるため
- 実際にサポートスタッフを180人と業界最大規模に整えている
といった回答が返ってきました。2019年8月14日時点での松井証券の口座数は約119万口座であり、1人当たりのサポートスタッフが対応する顧客は松井証券が最も余裕があるのも強みだそうです。
ちなみに、ヘルプデスク協会の評価としては
- 話をよく聴いて疑問点を引き出し、多くの質問を解決することができる
- 自社サービスを自信をもって勧め、顧客の不安や迷いを払拭できる
- 会話が途切れないようなコミュニケーションで話しやすい
というものがあるそうです。サポート体制が充実しているのは初心者さんにとって大きなメリットですね。また、裏付けとして実際のユーザー評価を調べてみたところ・・・
オリコンが提供しているシステム安定性ランキングで見事に第1位という結果でした。
マネーサポートプランなら個人情報なしで資産形成の相談ができる!
松井証券は第3者機関から高い評価を受けているだけでなく、積極的に新規サポートサービスを立ち上げています。そのひとつが「マネープランサポート」。
マネープランサポートでは長期的な資産形成をサポートすることを目的に、専門のオペレーターが相談に応じる体制を整えています。自分の個人情報を言わずに資産形成の相談がコールセンターでできるため、あらゆる個人投資家が安心して株式投資を行えるわけですね。
松井証券の手数料は50万円以下なら無料
松井証券は1日の取引合計額によって手数料が変化するシステムとなっています。手数料表は
となっていて、注目していただきたいのは「50万円まで」の手数料が0円という点ですね。そのため「まだ株を始めたばかりで低位株を数単元しか買わない」という方にとって大きなメリットがあり、この点は株初心者さんからも喜ばれているとのことでした。
一日信用取引であれば約定金額に関係なく売買手数料は無料!
松井証券ではデイトレードに特化した「1日信用取引」と呼ばれる日計り取引(1日の中で注文から決済まで完結させる取引)を用意しています。一日信用であればなんと約定金額に関係なく手数料は無料です。また、松井証券の一日信用取引では金利が1.8%と業界最低水準かつ100万円以上の取引になると金利も0円になります。
取引にかかるコストが限りなく0円に抑えられるので、わずらわしい手数料計算などが必要なくなりますね。ちなみに、松井証券が取り扱っている投資信託はブルベア型を除いた全ての手数料が実質無料です。実質というのは手数料分が全てポイント還元されるという意味で、還元されたポイントは
- Amazonギフト券
- 3000種類以上の商品
- 投信積立
などに活用可能。ちなみにポイントを効率良く貯めたい場合は、松井証券の提携クレジットカードを活用するのもおすすめです。どの投資信託を選べば良いかも投信工房という無料ロボアドバイザーで教えてくれるのも良いところですね。
松井証券のチャートフォリオは400もの独自業種で検索可能
松井証券は
- QUICK情報
- QUICKリサーチネット
- テーマ投資ガイド
- チャートフォリオ
というラインナップで投資情報を無料提供しています。これらを利用することで
- 企業業績(会社予想、QUICKコンセンサス予想)
- アナリストレポート
- リアルタイム株価・ニュース
- 決算情報
- 市況
- 各種ランキング
- 株主優待検索
- 個別銘柄分析
- テーマ別銘柄
といった情報を受け取ることが可能です。
中でもチャートフォリオという銘柄スクリーニング機能は注目ですね。
チャートフォリオはトライベッカ(株)が開発したチャート検索機能で、
- チャート形状
- オリジナル業種
から銘柄スクリーニングを行うことができる人気ツールです。
チャート形状は25パターン用意されていて、市場はもちろん投資金額や業種でも絞り込み可能。
また、期間設定もついているので自分の好みの時間軸でトレンド検索ができるメリットがあります。
オリジナル業種では47の大分類と400以上の中分類から検索ができ、大分類の例は・・・
こんな感じのラインナップです。
中分類の例は・・・
こんな感じのラインナップですね。オリジナル業種の特徴としては
- 東証の分類よりもよりわかりやすく詳細な業種分けがなされている
- より直感的に同業他社をスクリーニング可能
- 前日比ランキングを追うことで、東証指定のセクターではわからないトレンドがわかる
という点が挙げられます。このスクリーニングは本当におすすめの機能なので、個人的にもぜひお試し頂きたい点のひとつです。
ちなみに、松井証券への取材時には「チャートフォリオのオリジナル業種におけるアクセスランキングは見れないのか?」という質問をぶつけました。
回答としては残念ながら、「トライベッカ側で過去データの蓄積をしていないため現状では難しい」とのことでした。
もしアクセスランキングや、その時系列データが見られるようになれば
- アクセスランキングの推移から今後盛り上がりそうな業種がわかる
- オリジナル業種の中で、循環物色されているものがわかる
- 継続して物色されている業種がわかる
といった可能性があるので、非常に惜しいなと感じます。いずれにせよ、松井証券はこういった独自機能で存在感を放っていることは確かですね。
ストックボイスは投資家から人気のコンテンツ
松井証券の公式HPからストックボイス社のページに遷移することで、同社が提供しているインターネットテレビ「ストックボイス」を視聴できます。
ストックボイスは「株式市場の現況やアナリストやストラテジストによる市況観がわかる」という理由で個人投資家から非常に人気があるコンテンツとのことです。
番組では
- 明日以降の相場戦略
- IPO企業や市場変更企業のトップへのインタビュー
- 動画セミナー
- 有識者同士の対談
- 日本証券取引所の定例会見
などが視聴可能ですが、中でも人気なのは「東京マーケットワイドで日替わりキャスターが証券会社関係者に対して鋭く質問していくコーナー」とおっしゃられていましたね。
このコーナーは平日の
- 8:30~11:40
- 12:29~15:20
に放送しているにも関わらず視聴率が高い人気コンテンツです。
前場の忙しい時間帯でも視聴されているくらいなので、相当人気なんだなと感じますよね。
私の周りの投資家の方々も、ストックボイスを目当てに松井証券に口座開設したという方が多いです。
ストックボイスは松井証券に口座開設する大きなメリットと言えそうですね。
信用評価損益率を1日ごと追える!
信用評価損益率とは「信用買いにおける損益状況」を指標として表してくれているもので、地合いに関する重要指標です。
主に市場における需給を表す指標で、追い証による売り雪崩などを察知するのにも役立ちます。
しかし、信用評価損益率は確認できる間隔が1週間単位であったりと、かなりのラグつきで公表されるのが一般的。
唯一松井証券のみが1日ごとの信用評価損益率推移を発表しており、日経平均との比較グラフなども提供してくれているんです。
1日ごとの信用評価損益率データは無料口座開設者のみの特権なので、地合いの重要データを追うためにも松井証券の口座は持っておいた方が良いですね。
松井証券への取材時には「信用評価損益率が-20%を超えるような状況で、Twitterに追証関連のつぶやきが溢れたら大底かなと感じる」と話されていました。
松井証券ではデイトレ適性銘柄がほぼリアルタイムで確認可能
松井証券のインストール型の取引ツールである「ネットストックハイスピード」では、様々な株式ランキングを見ることができます。その中のひとつに「デイトレ適性ランキング」なるものがあるんです。
デイトレ銘柄には
- 値幅が大きい
- 流動性が高い
といった2点を求められますが、デイトレ適性ランキングでは
- 株価変動率
- 概算売買代金
を掛け合わせることでその適性を算出しています。このデイトレ適性ランキングは
- QUICK情報:1分間隔
- ネットストックハイスピード:10秒間隔
で更新されるようです。ネットストックハイスピードではほぼリアルタイムでの確認なので、たった今値動きが始まった銘柄を探し出すのに活用されているとのことでした。
松井証券では取引銘柄が近い投資家から人気の銘柄がわかる
松井証券にログインすると、「あなたと同じような銘柄を取引していた人は、こんな銘柄を取引していました」というランキングが表示されます。
取材時に松井証券に詳しく聞いてみたところ、時間帯によって表示される「現物買い付け人数を基準としたランキング」という扱いのようでした。
表示される情報と時間帯の目安としては
- 寄り前の注文に基づく情報:当日8時45分頃から10時45分まで表示
- 前場分のデータに基づく情報:当日12時過ぎから当日15時まで表示
- 1日分のデータに基づく情報:当日18時頃から翌日8時30分まで表示
という感じです。ただし、
- 取引量が多いなどの事情によって表示開始が遅れることはある
- 土日や祝祭日は表示されない
- 取引をしたら必ず表示されるわけではなく、好みが近いと分析できる場合のみ表示
- 判断できない場合は、店内全体のランキングを表示
という条件があります。
株主優待の前月買い越し銘柄ランキング
松井証券では翌月の優待銘柄の買い越しランキングというものが見れます。
これは松井証券店内における「現物買い越し人数が多い優待銘柄」をランキング形式で公開しているもので、
- 更新は権利付き最終日の夕方17時頃
- 基本的には「買越人数」のみでランキングを掲載
- 月によっては食事券がもらえる銘柄に絞って掲載
という特徴があります。
例えば、2019年9月の優待であれば「8/28の17時頃に9月優待銘柄ランキングに更新」という感じですね。
松井証券としては人気の優待銘柄を知ってほしいという意図で公開しているようですが、個人的には逆日歩を避けるツールになるのかな?と感じました。
一般売りを確保できれば問題ないですが、制度売りをする場合は参考になるかもしれませんね。
専門知識を持ったアドバイザーに無料電話相談
松井証券は相談できるネット証券という新たな試みのもと、無料で専門アドバイザーに電話相談できるサービスを提供しています。
初心者さんはもちろん、中級者さんでも買い時や銘柄選びなど具体的な相談が可能です。また、個別銘柄の相談にも応じてくれるのでピンポイントな疑問も解決する手助けをしてくれますよ!実際に電話相談してみたレビューは別記事でまとめていますので興味がある方はご参考ください。
ただし、こちらのサービスは口座開設者限定なので注意してくださいね。
まとめ
実際に松井証券に取材してみた結果、年々口座開設数を増やしている理由がわかりました。大手証券会社に匹敵する無料の独自サービスは個人投資家から人気があり、色々なメリットを享受できる優良証券会社と言えそうです。まだ口座をお持ちでない方はこの機会にチェックしてみてはいかがでしょうか?