ローソク足ははらみ線の組み合わせで売買タイミングがわかる!?

    

どうも、ひげづらです。

今日はローソク足の組み合わせから考える代表的な上げ下げのシグナルについてです。

必ずしもそうなるとは限りませんが、割と有名な例を3つほど紹介しますのでローソク足の組み合わせでこんなことがわかるんだなぁくらいに参考にしてみて下さい。

    

ローソク足の組み合わせ4例

そもそもローソク足の組み合わせからなぜ売りや買いのタイミングがわかるのでしょうか。

それは、ローソク足が投資家の心理を表すからです。ひとつだけローソク足を見せられてもただの陽線や陰線にしか見えませんが、チャートという流れの中で見るとどういう意味合いなのか見えてきます。

ローソク足の流れと同じくらい出来高も大事なので流れの解釈もしっかりとお願いします。

陰の陰はらみ(買シグナル)

これは上昇途中の最高値付近や下降時の最安値付近で出ると買いシグナルとなります。

上がりきったり、下がりきったりした場面で大陰線が出たあとにすっぽりとハマるような小陰線が出る状態を言い、売りが出尽くしたという意味合いになります。

また、「売りが出尽くした」というのですから出来高は2回目の陰線で減っていなければなりません。売りのエネルギー(出来高)が減ったから次に上がることができるんですよね。

実際のチャートだとこんな感じ。

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陰の陰はらみのあとにギャップアップで大きく上がっていますね。出来高も2回目の陰線で減少して翌日爆発的に増えています。

本当であれば下ヒゲの部分まですっぽりとハマる方が良いのですがこのように髭が出ても本体がすっぽりとハマっていれば上がってしまうこともあります。

陽の陽はらみ(売りシグナル)

先ほどとは反対に大陽線のあとにすっぽりとハマる小陽線が出ると売りシグナルとなります。解釈は先程と反対で買い圧力が弱まったからです。出来高も2回目の陽線で減っていなければなりません。

実際のチャートだとこんな感じ。

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高値圏で陽の陽はらみが出ると翌日は上げるもののすぐに大幅下落となっていますね。高値圏でこれが出ると買いの出尽くし感が出るのでこのような流れになることがあります。

陽の陰はらみ(売りシグナル)

上昇した先で大陽線のあとにすっぽりとハマる小陰線が出た場合も売りシグナルとなります。上昇した先で大陽線を引いたのでこれはまだ上がるぞ!と期待したのに全然上がらずに陰線を引いたことで買圧力が弱まったのかなと投資家達が思う状況です。

実際のチャートだとこんな感じ。

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700円から200円も上昇した後に陽の陰はらみが出現したことで一気に下落しています。近くに大きな出来高があるためはっきりとしませんが陰線の出来高の方が大きくなっています。

上げた出来高よりも下げた出来高が大きいので買いが弱まったのかなと思ってしまいますよね。

もっとローソク足の組み合わせを知りたい

今回は代表的なローソク足の組み合わせを少しだけ紹介しましたが、もっと多くの組み合わせをわかりやすく学びたい場合のおすすめ書籍をご紹介します。

この本は初心者向けにチャート分析をわかりやすく解説しています。今回ご紹介したようなローソク足のお話もかなりのページを使って色々な種類をわかりやすく紹介してくれています。

知っておいて損はないのでまだ読んでいないなら必ず読んで下さいね!

まとめ

いかがでしたか?今回はローソク足の組み合わせで売りや買いのタイミングがわかることをご紹介しました。

大事なのは組み合わせそのものではなく値動きの解釈ですので出来高も確認しつつ活用してくださいね。直近の最高値圏、最安値圏というのもポイントですよ!

ローソク足は基本中の基本かつ一生使えるテクニカル指標です。

必ずローソク足の見方がわかるようになっている必要がありますのでぜひ精力的に学んでください。

ローソク足の知識は頭の片隅に入れておいて、ご自身で値動き判断できるようになっておくと非常に安心ですね。

それではまた!