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出来高分析でよくある例を超具体的にチャートで解説してみた!

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どうも、ひげづら(@higedura24)です。

 

みなさんはトレードをする際に出来高を確認していますか?

実は出来高というのは単にどのくらい約定したかを表すだけではありません。

 

どのくらい約定したのかという情報から流れを読み解き、現在の状況を知るための大切な指標となるのです。

 

出来高分析は非常に奥が深くて未だに正解がわかりませんが、今回は出来高分析でよくある例を初心者さん向けにご紹介します。

 

毎回必ず紹介した通りになるとは限りませんが一例を知ることで出来高分析の理解を深めていただければと思います。

 

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 それではひとつずつ見ていきましょう。

 

出来高分析の例

出来高分析とは

 

あるローソク足における出来高からその価格における需要を分析すること

 

です。出来高についての説明や基本についてはこれらの記事を参考にしてください。というか絶対に読んでからこの記事を読み進めてください。

 

  1. 出来高の基本的な考え方
  2. 出来高とローソク足でテクニカル分析する流れ
  3. テクニカル分析する際に必ず覚えておくこと
  4. チャート分析の大原則

 

では実際のチャートを使って出来高分析の例をご紹介します。

 

上昇後押し目のケース

まずはこちらを御覧ください。

 

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このチャートはある銘柄の5分足チャートです。5分足なのでデイトレの際に出来高分析をしたチャート例ですね。

 

まずはこのチャートから何か感じることがあるか考えてみてください。

 

・・・考えましたか?

 

私ならこのチャートをこんな感じで流れを区切ります。

 

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簡潔に各フェーズを説明するならば

 

  1. A:上昇初動にて出来高爆発的増加
  2. B:急騰後売り圧力との攻防期
  3. C:売り消化後の再急騰から再度売り圧力発生
  4. D:売り消化後の出来高激減
  5. E:再急騰だが出来高減で需要低下疑惑

 

という感じでしょうか。あくまで私見ですが。

 

ひとつずつ説明していきます。

 

まずAフェーズです。これは見て分かる通り爆発的な出来高増加による上昇初期ですよね。

 

出来高がガッと増えて一回減るんだけど下ヒゲ陰線などでこなしながら出来高を増やして大陽線を連発してます。

 

Aフェーズで一番注目するのは最後の出来高を伴った陰線です。今まで出来高を伴って陽線を引いていたのに急に出来高の大きな陰線が出ていますよね。

 

ここで「あ、売りが出る価格になってきたんだな」とわかります。

 

なぜか?まず出来高が多いのですからここで注文を出している人が多いということですね?そして出来高が増えるには買いと売りの注文がぶつかって約定しなければなりません。

 

約定がたくさん起きた結果「陰線」。つまり現在値よりも安い価格で約定することが多かったということです。

 

勢いよく上がっているときはいくらでもいいからくれー!と成り行きで買う人が多かったけど、ある程度価格が上がってきたらなるべく安い価格で買いたいなぁと現在値よりも安く指値する人が増える。

 

売りが出てくる価格帯では多少安くてもそろそろ売ろうかなと買い手の指値に合わせて売りを合わせたりするので陰線になりやすいわけです。

 

強い銘柄ではある程度下がるだけでまた心理状態が逆転して下ヒゲつけたりしますので一概には言えませんが、例えばそんなことがこの陰線の中で起きていると解釈してください。

 

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BフェーズではAの最後で売りが出たためにそれを消化しようと高値を保っています。

よくわかってない人のために「売りを消化する」を簡単に言うならば

 

出た売り注文に買い注文をぶつける

 

ということです。価格が上がってくると一定数の人が「高くなったから売りたいよ-」と売り注文を出します。

 

それが続いてしまうと陰線をどんどん引いてしまうので適度に買いをぶつけてあげて高値を保っていられるようにするわけです。

 

それを続けていると一定数の売りたい人は減っていき、さらに高値で維持される状況を見てやっぱ売らないでおこうとか思う人も出てきますよね。

 

段々と売り注文が減っていくのでぶつける買い注文も減り、Bフェーズの出来高のように出来高が減っていくんです。

 

その価格帯で売ろうとする人が少ない、つまり買い手有利の状況となりCフェーズで出来高が盛り上がった陽線が発生できるという流れになります。

 

しかし、上がると再度売りたい人が出てきますのでC天井で上ヒゲ陰線が発生。また売りを消化しなければなりません。しかもBよりもさらに上の価格帯なのでもっと売りがきつくなる

 

そのためCフェーズではある程度売らせたあとに、中期線をサポートに活用して買い支えています。移動平均線の記事で説明したように上昇トレンドでは買いが入りやすいですからね。

 

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Dフェーズになると出来高がかなり減っているのがわかります。CとDフェーズのローソク足を比較してみてください。

 

より小幅なローソク足に変化しているのがわかりますか?

 

そして最後の最後にわずかに出来高も増えています。これは売りが出きったかの確認をしている可能性があります。

 

出来高が増えても大きな陰線が出てこないのでEフェーズでまた出来高が盛り上がり陽線を引く・・・といった流れがこのチャートからわかります。

 

注意点としては売りを消化しようとしても失敗して大きく下げることもあるということです。つまりBやC、Dのあとに下落が始まることもあるということ。

 

間違っても上昇後に出来高が減ったタイミングでどんどん買えばいいのか!といった短絡的な思考はしないようにしてください。

 

あくまで出来高分析の流れを一例紹介しているのであってエントリーポイントの説明ではありません。エントリーはエントリーポイント記事に書いているようなことを意識して行うべきです。

 

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ちなみにEフェーズではそれまでの上昇時よりも出来高水準が低いですよね。これは需要が減ってきて買い手が少なくなっている可能性があります。

 

もしこのあとに出来高が全然膨らまなかったり、出来高が増えて陰線が出てくるようなら天井が近い可能性を考えます。

 

最後の暴騰から落下の流れ

先ほどのチャートから少し進めた次のチャートを御覧ください。

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このチャートで見てもらいたいのは

 

  1. C:明らかにローソク足と出来高の雰囲気が変わっての暴騰
  2. D:天井から出来高増加の陰線連続

 

です。最初から追って解説します。

 

まずAフェーズですが上昇からの出来高減での下落です。よく見ると三角保ち合いの形状なのですがここでは割愛します。

 

Aのような上昇後に下落するが出来高はどんどん減っていく値動き、というのは一般的に押し目を表す組み合わせです。

 

どこまで出来高が減って上昇するか、本当に上昇するかはわからないので移動平均線を目安にエントリーするなどが好ましいことに変わりありません・・・がエントリーの際の安心感には影響します。

 

Bフェーズも最初のチャート例同様に移動平均線をサポートに使いながらの売り消化です。ただし、BとCフェーズの間のローソク足は少し雰囲気が違いますね。

 

具体的にはBよりも出来高が若干増えているのにうまく上がらず、陽線と陰線が交互に出ています。これはうまく売り消化できなかった可能性を示唆しています。

 

そのためかはわかりませんが、Cフェーズでは明らかにそれまでとは雰囲気が違うローソク足や出来高で暴騰しています。

 

私には売りがまだ残っているけど力技で無理やり上げている感じに見えます。そしてそこからDフェーズの出来高が連続で増えての下落へとつながっている・・・という感じでしょう。

 

上昇トレンドの最後で暴騰がくることはよくあることです。最後の打ち上げ花火のあとに大きな売りがくるので一気に下落するんですよね。

 

今回のDではエントリーポイント記事で紹介した「中期線エントリー」のタイミングがありますが、出来高増加での中期線到達ですので見送ったほうが良いでしょう。

 

出来高増加での値動きは真の値動きである可能性が高く、その方向に向かって値動きが続くことが多いですから。

 

もしエントリーを考えるのであれば中期線ではなく長期線まで遅らせるなどの工夫が必要です。

 

ちなみにこのあとの値動きですが・・・

 

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こんな感じです。長期線でも下落が止まらなかったことがわかりますね。最終的には高値まで戻っていますが、戻った大陽線では上ヒゲがつく結果となり余計に高値で巻き込みが増える値動きとなりました。

 

ボリンジャーバンドで見てみると・・・

 

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出来高増加で陰線連続になる前よりかなり値幅が広がっていることがわかります。やはり力技で上昇させたあとは一気に売られるのでこのようにハイボラティリティな値動きとなるようです。

 

ボリンジャーバンドについてはこちらの記事を参考に。

 

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出来高価格分析の完全ガイド 

今回出来高分析について解説しましたが、出来高分析についての知識としては全然足りません。手っ取り早く基礎を知るには本を読むことが一番です。

 

出来高分析で良書という意見が最も多いのはこの本。

 

国内の投資本だと出来高に関する著書はかなり少なく勉強したくてもできませんが、この本はパンローリング社がウィザードブックシリーズとしてアメリカの有名著書を日本語訳したものです。

 

 翻訳といっても意味がわからないところはひとつもなく、むしろかなり読みやすいです。肝心の中身も出来高についての基本がしっかりと図説で書かれており、出来高について知りたければまずはこれを読んでおけば間違いないと言えます。

 

チャートを読めるようになりたいならとにかくまずはこれを読め!話はそれからだ!

と言えるくらい基本なので読んでない人は絶対に読んで下さい。

 

まとめ

いかがでしたか?今回は出来高分析の例をご紹介しました。

 

出来高分析はなんとなく雰囲気を掴んだらとにかく経験あるのみです。ご自身で何度も何度も考察を繰り返していると段々とわかってくるものですのでぜひ積極的に色々なチャートを見てください。

 

それではまた!

 

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