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騰落レシオとは?チャートからわかる特徴や超具体的な活用法を解説!

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どうも、ひげづら(@higedura24)です。

 

みなさんは「騰落レシオ」をご存知ですか?

 

騰落レシオとは市場の値上がり銘柄数と値下がり銘柄数から相場の過熱感を教えてくれる重要な指標です。

 

信用評価損益率や外国人投資家の売買動向と同じく、市場の状況を測るための武器となります。

 

今回はそんな騰落レシオの特徴や活用方法を解説しましたのでぜひ参考にしてみてくださいね。 

 

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 それではひとつずつ見ていきましょう。

 

騰落レシオとは

騰落レシオとは対象とする市場における任意期間内の値上がり銘柄数合計と値下がり銘柄数合計の比率を%で表したものです。これを計算式で表すと・・・

 

騰落レシオ = 値上がり銘柄数合計 ÷ 値下がり銘柄数合計 × 100 〔%〕

 

となります。騰落レシオの目的は

 

相場の過熱感を測る

 

というもの。

 

したがって、過熱感が売り買いどちらにも出ていない状況を基準とするので

 

値上がり銘柄数と値下がり銘柄数が同じ

 

という状況をデフォルトと考えます。この基準状態を先ほどの数式に当てはめると100%が騰落レシオの基準値(中間値)であるというわけです。

 

では買われすぎ、売られすぎは100%からどのくらい離れたら判断して良いのか?という目安についてですが、一般的に

 

  1. 買われすぎ:120%以上
  2. 売られすぎ:80%以下

 

とされています。

 

また、騰落レシオの計算に用いられる期間は

 

  1. 短期:5日もしくは10日
  2. 中期:25日

 

が多く、短期よりは中期的な騰落レシオが重視されるため25日騰落レシオで過熱感を測るのがおすすめ

 

対象とする市場は日経平均、東証一部、マザーズなどいくつか種類がありますが

 

東証一部の25日騰落レシオ

 

を用いるのが一般的でしょう。少なくとも私が追っているのは東証一部の25日騰落レシオです。

 

 

ここまでをまとめると、

 

  1. 騰落レシオは過熱感を測る指標
  2. 一般的に東証一部の25日騰落レシオが重視される
  3. 100%を基準と考える
  4. 120%以上で買われすぎ(買いの過熱感)
  5. 80%以下で売られすぎ(売りの過熱感)

 

というのがポイント。

 

誰かに「これだけ日経平均が上がると相場に過熱感が出てくるねー」と言われたら、東証一部25日騰落レシオの値が120%以上になってきるかな?と連想してください。

 

 

騰落レシオの注意点

こういう話をすると大体「じゃぁ逆張り指標として使えるじゃん!」と考えてしまう初心者さんが多いので、騰落レシオにおける注意点をお話しておきます。

 

騰落レシオにおける値上がりインパクト

実は値上がり銘柄ひとつと値下がり銘柄ひとつを比べたときに、騰落レシオに与えるインパクトというのは値上がり銘柄ひとつの方が大きいんです。

 

これは計算式で考えないとわからないので、先ほどご紹介した騰落レシオの計算式をもう一度ご覧ください。

 

騰落レシオ = 値上がり銘柄数合計 ÷ 値下がり銘柄数合計 × 100 〔%〕

 

例えば、東証一部合計銘柄数が2000だとしましょう。このときに

 

  1. 値上がり数が1200、値下がり数が800
  2. 値上がり数が800、値下がり数が1200

 

という場合のそれぞれの騰落レシオはこうなります。

 

  1. 騰落レシオ:150%
  2. 騰落レシオ:約67%

 

基準を100%として、値上がり数が多いときには50%の上昇なのに値下がり数が多いときは33%の減少です。

 

数字の組み合わせはどちらも同様なのに、です。

 

これは公式の分母と分子が固定されているため起こる現象であり、すなわち値上がり数のほうが騰落レシオに与えるインパクトが大きいと言えます。

 

実際には銘柄数の多い少ないに大した違いはありませんので、私は騰落レシオが100%以上になっている状況では過大評価が、100%以下になっている状況では過小評価がなされていると考えています。

 

逆張りに使うのであれば過小評価されている方を用いる方がリスクが小さいですよね。

 

実際はもっと過熱感がある状態だと言えるのでその分のマージンがリスクを下げているという考え方ね。

 

こういった背景から騰落レシオを逆張り指標に使うのであれば

 

売りの過熱感が出ているときのみ

 

に活用するのが好ましいと解釈できます。これは後述するチャート比較でもわかるかと思います。

 

日経平均が上昇=騰落レシオ上昇ではない

騰落レシオの計算式に日経平均の上昇幅は含まれていません。そのため日経平均が上昇したかどうかが因子なのではなく、

 

日経平均が上昇して値上がり銘柄数が増えたか

 

というのが騰落レシオを考えるにあたって重要な点です。この点から、騰落レシオを安易に逆張り指標に用いることがリスキーであるとわかります。

 

2019年1月末にサンバイオというマザーズ銘柄が高騰し、そして急落しました。サンバイオは時価総額がとてつもなく肥大していたため、マザーズ指数もこれに連動して上昇および下降しました。

 

しかし、実際にはほかのマザーズ銘柄の値上がり数が増え続けていたのかというと必ずしもそういうわけではなかったようです。

 

これと同じようなことが日経平均でも起こる可能性はあり、日経平均が上昇しても騰落レシオが連動しないというみかけの日経平均上昇となります。

 

騰落レシオは確かに逆張り指標として機能することもあります。

 

しかし後述の比較チャートでわかるように、必ずしも日経平均と同様の推移をするわけではないので注意してください。

 

また、逆張りをするのであれば先ほどの話をふまえて売りの過熱感がこれ以上ないくらいに出た場合のみにしましょう。

 

具体的には騰落レシオが70%以下になったときのみ

 

市場は大衆の期待を裏切るものです。一般的に80%以下が売られすぎだと言うならば70%を下回るまで待ちましょう。

 

この状況になったら一旦の底打ちだと判断して、日経平均レバレッジを少量買っても良いです。まだそこから下がる可能性も考慮するので余力は残しながらですよ?

 

騰落レシオが70%を下回ることが年に数回ありますのでそういった暴落時に試してみてください。

 

 

騰落レシオと日経平均

では騰落レシオと日経平均の推移をチャートで確認してみましょう。こちらをご覧ください。

 

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        出典:https://nikkei225jp.com/data/touraku.php

 

 これは直近2年間の日経平均(ローソク足)と東証一部25日騰落レシオ(緑線)の推移をチャート内に表示したものです。

 

右側の縦軸を見てください。真ん中が100%で、上に行くと赤グラデーション、下に行くと青グラデーションになっていますね。

 

赤グラデーションでは買われすぎの範囲、青グラデーションは売られすぎの範囲を示しています。

 

ここで見ていただきたいポイントは

 

  1. 日経平均が上がっている最中でも騰落レシオが下げる場面がある(逆も然り)
  2. 騰落レシオの上がり幅の方が明らかに大きく、しかもそのあとに暴落がきているわけでもない
  3. 80%を下回ることは多々あって、すぐ反発するわけではない(70%台で推移する期間がある)
  4. どちらかというと売りの過熱感が出たときに値動きが反転することが多そう
  5. 70%を下回ることはかなり少なく、下回っている期間も短い(日経が大きく反発する)

 

ということです。先ほど説明した

 

  1. 買い過熱感の過大評価
  2. 騰落レシオと日経平均が必ずしも連動しない

 

ということがわかりますよね?図で言うと・・・

 

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ここなんて騰落レシオが150%を余裕でぶっちぎっているのに暴落が起きるわけでもなければ、日経平均は騰落レシオに逆行する値動きを見せています。

 

また、売りの過熱感のあとに日経平均が反転しやすいという特徴の例は・・・

 

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こんな感じです。騰落レシオの底の値は68%。わずかに70%を下回るとすぐさま日経平均が暴騰し始めています。

 

騰落レシオが70%を下回るのは珍しいことですが、実際よりも過小評価されていることもありほとんどの場合は内部的に底打ちしていることが多いと感じます。

 

その他の同程度まで騰落レシオが落ち込んでいる部分でもちゃんと日経平均は反発していますよ。

 

 

騰落レシオの本質

ここまでのお話で「騰落レシオは逆張り買いに使えそうだなー」という印象ばかりが残ってしまいがちですが、騰落レシオの本質はそうではありません。

 

騰落レシオは本来、市場の状況を掴むための物差しであるべきなんです。

 

つまり騰落レシオを毎日追っていくことで市場の変化を感じ取るというのが本質的な意義

 

毎日追っていくと「おや?」と感じることが出てきます。例えば・・・

 

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最初の赤枠の左側から日経平均が上昇してきているときの騰落レシオは120%を大きく超えて140%くらいまで上昇してきています。これはかなりの過熱感があると考えられますよね。

 

しかし、やがて日経平均が赤枠内に入り保ちあいを形成し始めると段々と騰落レシオが下がり過熱感が後退してきました。日経平均が高値を固めることで騰落レシオ的にも調整が進んでいるなと感じられます。

 

保ちあい期間の中でも日経平均の安値が切りあがり調整が終わりに近づくと、騰落レシオも上がっていますが当初ほどの過熱感はないですよね。

 

そのため日経平均の安値切り上げに加えて、騰落レシオからも保ちあい前よりは高値を突破していく可能性が高まっていると解釈できます。

 

やがて日経平均は本当に高値を突破しましたが、今度は一向に騰落レシオが上がっていきません。

 

これは日経平均がみかけの上昇をしているのでは?と解釈でき、上昇は長くは持たないかもしれないと判断できるわけです。

 

日経平均が高値を突破していくためには市場に値上がり銘柄があふれて、日経平均を構成する銘柄群の中にも上場来高値や年初来高値を突破していく銘柄がたくさんいてくれなければならないからですね。

 

案の定、その後は日経平均が暴落して騰落レシオが70%を下回る事態まで進みましたのでここを転換点と考えて逆張り買いをしてみましょうかね・・・・・

 

といった感じで相場の流れをマクロ的に掴んでいくのが本来の騰落レシオの考え方です。

 

 

単なる逆張り指標とだけ考えてしまうと必ず観察を続けなくなりますから、もっと大きな意義があるんだと認識してください。

 

そうすれば毎日しっかりと騰落レシオの推移を追い、上記のような相場観が出てくるはずです。

 

 

まとめ

いかがでしたか?今回は騰落レシオの特徴や活用方法、本質についてお話しました。相場の状況を知るのに役立つ指標なのでぜひ観察を続けてください。それではまた!

 

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