どうも、ひげづら(@higedura24)です。
個人投資家に人気な株主優待券。
お食事券や金券に始まり割り引券など様々な種類がありますよね。
特に人気なのは家族みんなが喜ぶような「お食事券」や「金券」ではないでしょうか。
人によってはクロス取引で有り余るほど取得される方もいらっしゃるようです。
そこで今回は「余った株主優待券はどこで売れるのか」をご紹介しました。
せっかく手に入れた株主優待券が紙くずにならないように、必要なモノは残して、不要なモノは売れる内に売ってしまいましょう。
株主優待を売れる場所はどこがある?
株主優待を売れる場所は結構あります。
メインどころとしては
- ネットオークション
- 金券ショップ
がほとんどで、場合によっては株主優待をやっている知り合いと物々交換をすることもありますね。
選択肢としては2つないし3つですが、ネットオークションと金券ショップそれぞれの種類は細分化されるので場所は腐るほどある・・・という感じです。
ではそれぞれの選択肢についてのメリットデメリットについて見ていきましょう!
株主優待はネットオークションで売れる
ネットオークションというのは
- メルカリ
- ヤフオク
- ラクマ
など「自分が出品者となり、他のユーザーに希望価格を提示してもらう」ことで売買を行うサービスのことですね。
株主優待の場合は、自分が株主優待を取得したコストに対して儲けが出るように初期価格や即決価格設定を行います。
そのため、ほぼフリーマーケットのような感覚に近いかもしれませんね。
メリットとしては
- 実店舗に行く手間がない
- 写真を取って、アプリ上にアップロードするだけなので簡単
- 価格設定を自分で行える
- 株主優待の期限に関わらず出品可能
- 売りたい株主優待が出品されているか見ることで、相場や売れ具合が想像しやすい
- セット販売でまとめ売りも可能
- ユーザー数が多い母体ほど売りやすい
などが挙げられます。
逆にデメリットとしては
- オークションを運営している母体に手数料が発生する
- 場合によっては送料も発生
- 発送作業を行う必要あり
という点が挙げられますね。
金券ショップの場合、買い取っても売れそうにない株主優待券は取り合ってもらえません。
しかし、ネットオークションならどんな株主優待でもほぼほぼ出品可能です。
また、需要が薄そうな株主優待券は需要がありそうなものと合わせて売りさばくこともできちゃいます。
人によってはのどから手が出るくらい欲しい株主優待券があって、優待価格と同じかそれに近い価格で売れることもありました。
出品主の工夫次第では、単品で売るよりも利益を大きくできるケースもあるので面白いですよ。
ただし、発送処理や手数料などのコストを含めた利益計算は必要となります。
株主優待は金券ショップで売れる
株主優待は金券ショップでも売ることが可能です。
メリットとしては
- 手数料などは発生せず、利益計算がしやすい
- 買取り実績や需要がある株主優待なら問題なく買い取ってもらえる
- 発送処理などの手間はない
- いらない株主優待がその場で現金化される
という点が挙げられ、逆にデメリットとしては
- 実店舗に足を運ぶ必要あり
- 金券ショップの規模や、地域、、季節、査定者などの条件で査定額が変わる
- 需要のない株主優待は売れないか、買取り価格が安いことが多い
という点が挙げられます。
金券ショップは相手方も商売でやっているので、しっかりと査定されます。
査定にはある程度の買取り相場があるはずなので、需要の薄い商品はうまく買い取ってもらえないです。
ただし、逆に言えば売れそうなものは問題なく買い取ってもらえるのでオークションより安定して売りさばけるケースもあるでしょう。
また、その場で現金化してもらえて送料などもかかりません。
お住まいの近くに人気の金券ショップや、ひいきにしている店舗があればあらかじめ相談してリサーチしておくと良いですね。
日によって買い取り価格が違う可能性もあるので、急ぎでなければ何日かに渡ってリサーチしてみるのも良いでしょう。
ちなみに現代にはWeb上の金券ショップもあります。
買取り価格はネット上の店舗の方が高い傾向にありますが、送料などがつかないようにまとめ売りする必要などが出てくるでしょう。
株主優待を高く売るコツや方法とは?
株主優待を高く売る方法は「売りたい株主優待の需要を確保すること」です。
要は株式投資と同じく、その株主優待を欲しい!と思ってくれる人が多くなければなりません。
例えば、
- 株主優待の種類の中でも人気なもの
- 有効期限が無い、もしくは十分に残っているもの
- まとめ売りでお得感を出せるもの
- 優待単価が高く、割引きの余地があるもの
- 手に入れるには逆日歩がつきやすく、手が出しづらいもの
を選べば需要がある分、値段も高くつきやすいでしょう。
また、旅行シーズン前には宿泊割引券を欲しがる人が増えるといった季節性も考えやすいですよね。
写真撮影の割引きは七五三や記念日などで使えるので、お子さんがいる方に人気です。
カタログギフトは自分でモノを選べて、ある程度の価値も決まっているので売りやすいでしょう。
株主優待の中には万単位のモノもあるので、割引きを入れても利益が出やすいですよね。
このように、どうやったら需要が高まるか考えると良い値段で売れやすくなります。
株主優待を売る際の注意点
株主優待を売る際には、いくつか注意点があります。
それは、
- 本人限定のものはそもそも商品として成り立たない
- 期間限定、平日限定、店舗限定などの条件は需要が減る
- 優待取得コストや、売りさばく際のコストを考える
といったことですね。
本人限定の株主優待はNG
例えば、「株主優待Noを振られていて本人限定の優待となっている」というケースではそもそも商品として成り立っていませんよね。
あなたしか使えないモノを買ってくれる人はいないですし、いたとしてもトラブルになるだけです。
また、中にはあなたの個人情報が記されているようなものもあるかもしれません。
そういった株主優待を売り出すことは危険ですし、受け取った方も使いづらいでしょう。
限定条件がある株主優待は人気が薄いことも
例えば、有効期限が数ヶ月しかないようなものは優待として使いづらいです。
また、平日休みがない方には平日限定の株主優待は意味がありません。
沖縄に住んでいる人が、東京限定の株主優待を受け取っても使うのに大きな旅行費が必要になってしまいます。
このように、株主優待の使用条件によっては需要が減るので注意が必要ですね。
- 売ることを念頭に考えている場合は、あらかじめ需要や相場を見ておく必要がある
- 突発的に売る必要が出た場合は、欲張った価格設定をしない
ということも覚えておきましょう。
株主優待を取得するためのコストを考える
例えば、株主優待をクロス取引で手に入れるには
- 現物手数料
- 信用売りの貸株料・手数料
- 現渡し手数料
などがかかります。
これらは証券会社によって様々で、場合によっては逆日歩も発生するわけです。
そもそも株主優待価格と取得コストが折り合っていないといけませんし、優待券の売却によって実質利益が大幅に減るケースも考えられます。
株主優待を売るためだけに取得するのも良いですが、
- まずは株主優待の取得で得しているかを考える
- その上で売却が良い手段かを考える
という順序が大事ですね。
まとめ
いかがでしたか?今回は株主優待がどこで売れるのか、そしてその方法や注意点をご紹介しました。
株主優待券はネットオークションや金券ショップで売れますが、それぞれにメリットデメリットがあります。
また優待そのものの需要も関係しますので、可能であればあらかじめリサーチしておいた方が良いでしょう。
株主優待券の売却によって最終的に利益が得られているかも考えたいところですね!
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