マーケットスピード2で過去データ取得本数をいじって10年分の日足を出す方法

    

株のスクリーニングをしていて、「もっと過去のデータまで見れたらいいのに!」なんて思うことありませんか?

週足や月足チャートではここまで遡れるのに、日足チャートではローソク足のデータ取得本数が足りておらず当時の細かい値動きがわからない経験は多くの投資家にあることでしょう。

そこで今回は、楽天証券が提供しているマーケットスピード2において過去データ取得本数を増やす方法をご紹介します。

マーケットスピード2では過去データのデフォルト値が500本に設定されていることから日足である程度までしか遡れない状況です。

今回お伝えする設定をいじれば最大で3000本(過去10年分)まで日足を遡ることが可能となりますよ。

    

マーケットスピード2のデータ取得本数は500本がデフォルト値

マーケットスピード2ではデフォルト設定で日足を見ると・・・

このように2年ほどしか過去データを見ることができません。

週足などで「この期間の日足が見たい!」と思っても見ることができず、規則性を見つける際に不便です。

マーケットスピード2の基本設定で過去データ取得本数を増やす

そこでマーケットスピード2のチャート設定を開きましょう。チャート設定は画面右上のメニューバーから開けます。

チャート設定をクリックすると別ウィンドウで設定画面が出るので、その中にある基本設定をクリックしてください。

すると右側に過去データ取得本数という項目があります。

この過去データ取得本数を例えば3000本にしてあげると・・・

このように過去10年分の日足を表示できるようになりました。

もちろん、上場して10年経過していないチャートに関してはデータがないので表示できません。

また、楽天証券のサーバー上の問題で一時的に取得本数を制限される可能性もあります。

マーケットスピード2は歩み値の取得本数も設定可能

マーケットスピード2ではローソク足の取得本数以外にも、歩み値の取得本数を設定することもできます。

歩み値はチャートではなく環境設定ですので、画面右上の歯車マークから設定画面に入りましょう。

そこから投資情報をクリックすると、右側に歩み値の取得本数を設定する項目が出ます。

歩み値はデフォルトで1000本となっていますが、無制限にすることも可能です。

歩み値を表示するパーツによっては本数制限がありますが、何時に大きな約定があったか確認する際に便利ですね。

マーケットスピード2を活用しよう!

マーケットスピード2は楽天証券に口座開設しておけば誰でも無料で活用できる高性能ツールです。

まだご使用になられたことがない方もぜひこの機会にご活用ください。

マーケットスピード2はかなり使いやすく、無料なのが信じられないくらいすごいツールですよ。

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まとめ

いかがでしたか?今回は銘柄スクリーニング時に役立つマーケットスピード2の設定変更についてご紹介しました。

マーケットスピード2の使い方については

  1. マーケットスピード2の使い方はこれで完璧!トレーダーが変更点を教えるよ!
  2. マーケットスピード2で信用買い残・売り残とVWAPを表示させる方法!
  3. マーケットスピード2で業種別指数や構成銘柄の気配値を確認する方法!

で詳しく機能を解説していますので、ぜひこちらもご参考ください。

スマホでだけチャートを眺めていてもはっきり言って効率悪いです。

しっかりと広い範囲でチャートを観察されることをおすすめ致します。それではまた!