どうも、ひげづら(@higedura24)です。
みなさんはどんな株の買い方をしていますか?
一口に株の買い方と言っても色々なパターンがあり、100人集まればそれだけ多くの買い方があることでしょう。
極論を言ってしまえばAさんにとっては儲からない買い方でも、Bさんにとっては儲かる買い方のこともあります。
しかし、今回はおそらく儲からないんじゃないかなと感じる株の買い方を4パターンほど挙げてみました。
ただ、「こんな買い方は儲からない!」と述べるのではなく、一応の根拠もつけています。
もし自分の買い方に当てはまるものがあって、いやいやそれでも勝ててますよという場合はきっと上手な方なのでは?
儲からない株の買い方4パターン
では早速ですが、儲からないであろう株の買い方4パターンを述べていきます。
今回ご紹介するのは
- 人の言いなりで株を買う
- 上がったら買う
- 下がっている時に買う
- ボロ株を長期目線で買う
の4パターンです。
イナゴ買いは儲からない
まずは現代の個人投資家で最も多いであろうイナゴ買いです。
イナゴ買いとは「誰かが紹介している銘柄に乗っかって買う」という方法で、一般的には初心者さんに多いパターンでしょう。
というか初心者さんの場合、イナゴ買いという認識すらない状態なのかもしれません。
初心者さんがイナゴ買いするのは
- どの株を買えば良いかわからない
- なんかすごそうな人が紹介しているから信頼できそう
といったような理由が多いと思います。
儲からない買い方ではありますが、初心者さんがイナゴ買いから入るのはごく自然なことですよね。
新しく始めた趣味で考えた場合、私も本や動画でやり方を覚え、そして真似てみることから始めます。
株も同じ流れを辿ってもなんらおかしくはなく、多くの方がそうすることでしょう。
ただし、通常の趣味と決定的に違うことは「お金に関する事象」ということです。
株式売買を仕事としている人達が素人を騙して儲けている場ですから、イナゴ買いする初心者は例外なく養分と言えます。
相場的にもイナゴに周知するのは相場の中後半部分と言われていて、遅く買った人たちの注文は早く買った人たちの利食い受け皿となっている側面はあるでしょう。
安く買った人たちがイナゴ買いする人たちに高く売りつけているわけですから、これでは当然儲かりません。
儲かったとしても高値の値幅を取っているので、利益率ではどうなのかなと思います。
また、イナゴ買いは
- 自分で考えることをやめる(思考停止状態の買い)
- 売買ルールもストーリーもない
- いつまでもお祭り気分で保有し続ける
といった要素を持ちがちですね。
初心者さんが誰かの真似をして買ってしまう気持ちはわかりますが、それでは成長がありません。
ただし、イナゴ買いに対して独自の見解がしっかりとある上で活用するのであれば、最後のババを引かされる可能性は低くなるでしょう。
イナゴ買いは意外にも難易度が高いので気をつけた方が良いと思います。
高値掴みは儲からない
株であまり勝てていない人にありがちなのは「高値で買う」という傾向です。
これは順張りを否定しているのではなく、「高値掴み」を否定しています。
株は基本的に下がっている時に買って、上がったら売るんです。
株価が天まで高く上がっている時に買っても、宇宙まで駆け上がってくれない限りは儲からないでしょう。
わかりやすく言えば・・・
こんな感じで急激な角度で上がっている株を買ってはいけません。
これが移動平均線から大幅に乖離している状態であれば尚更で、伸び切ったゴム紐が縮む瞬間に入るようなものでしょう。
例えそこからもっと上に伸びていくとしても、一度急落を味わう際に手放す可能性がありませんか?
どうしても買いたければ青丸ではなく、せめて赤丸のような押し目を狙うことです。
青丸で買わなければそのまま宇宙まで上がっていってしまうと思いますか?
安心してください。そんなことはほぼありませんので。
ですから、大人しく待って、押し目で買ってみてはいかがでしょうか?
ちなみに、ブレイク手法はまた別の話ですよ。
あまりにブレイクラインから乖離している状況はリスクがありますが、新しい価格帯に上がった銘柄を触ることは悪いことではないと思います。
ただし、それはただ高値を更新したのではなく「一定期間超えられなかった高値」など市場が意識していたであろう高値に目をつけた方が良いかもしれません。
下がっている株を買ってはいけない
株の儲からない買い方には「下がっている株を掴む」というパターンもあります。
「上がってもだめ!下がってもだめ!一体どうすればいいの!」と思いますか?
下げ止まったら買ってください。
下がっている真っ最中の銘柄に触ることを株の世界では「落ちているナイフを掴む」と言います。
ナイフが床に落ちて、落ちた反動で揺れていた振動が止まり、しっかりと柄を握れる状態になったら買えば良いのです。
例えば・・・
ずーっと平行線を辿って安値を切り下げていた状態から抜け出した時はイメージしやすい代表的なものだと思います。
安値の切り上げはトレンド転換の可能性がありますし、そこは1つの目安となるでしょう。
当然、そこから再び切り下げることもあるでしょうが、そうなったら損切れば良いじゃないですか。
もしそうならずにトレンド発生してくれたのならしっかりとホールドして、利益を伸ばせば済む話です。
実際には
- 中々当たり銘柄に出会えない時期もある
- 利益をしっかりと伸ばせずに売ってしまう
のですが、地合いや個人の待つ能力次第という面もあります。
ボロ株に酔狂すると勝てない
株の世界にはボロ株といって箸にも棒にも掛からぬ銘柄が存在します。
場合によっては突然に急騰し始めて短期で株価10倍なんてケースもあり、個人投資家から人気があるんですよね。
株本もボロ株をフューチャーしているものがあり、儲かるイメージがあるかもしれません。
しかし、個人的にはボロ株に年中触っていても儲からないだろうなと思ってます。
ボロ株がボロ株であるには
- 今にも紙屑になりそうな脆さ
- 数千円で買えそうな安さ
が必要で、だからこそいつでも急騰させられる時価総額なのかなと。
中身があるんだかないんだかわからない株で勝とうとすることは一種のギャンブルではないでしょうか。
うまく乗れれば資産は10倍ですが、失敗すれば逆も然り。
マネーゲームなので、株式投資の買い方とか儲からないとか以前の領域に感じます。
儲からない株の買い方でもすごい人はいる
ここまで私が思う儲からない株の買い方をご紹介してきましたが、どの道にもプロがいるものです。
イナゴがめちゃくちゃ上手な方もいるでしょうし、新高値更新となる銘柄しか高値掴みしない方もいらっしゃることでしょう。
みんなが避ける暴落株を買い集めて長期的に利益を得る人もいれば、ボロ株で億万長者になった方もいます。
儲からない買い方と紹介したのにこんなに儲かっている方がいるじゃないか!と言われればそれまでです。
あらゆるケースを含めるのであれば、究極的には儲からない買い方なんてないのかもしれません。
ただし、儲かっている人は必ず努力していると私は思うのです。
というか、コツコツやってきた私のような凡人はそう思っていないとやってられません。
また、同じ物事でも少し違った見方ができる人とそうでない人がいます。
例えば、同じ成長株でも
- 最後の急落前に買い向かってしまう人
- 値動きの転換点として空売りできる人
がいますよね。
株は大多数が負ける世界と言われているので、少しひねくれた、天邪鬼な考え方をする必要があるでしょう。
- 暴落地合いの裏で買う
- イナゴ買いされている株を空売りする
- 成長株がもてはやされている裏で割安株を買う
などテンポをずらす意識です。
過去の傾向を振り返って自分なりに考え抜いて、そしてシグナルを見つけることは非常におすすめできます。
むしろ大負けする手法ほど、その他大勢と逆に動けば儲からない手法からガラリと変わるのではないでしょうか。
まとめ
いかがでしたか?今回は儲からないであろう株の買い方を述べてみました。
イナゴ買いや高値掴みなどは代表的な買い方ですし、暴落中の株やボロ株に触ることもリスクが高いでしょう。
ただし、どんな手法にもそれで大きく稼いでいる方がいて、それは努力して分析した結果だと思います。
勝てる人は大勢と同じことはしていないと感じるので、少し視点を変えて、テンポをずらすような工夫が必要ではないでしょうか。
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