AIカメラでコロナ対策!アジャイルメディアの株価どうなる?

    

アジャイルメディアネットワークはアンバサダーと呼ばれる企業やブランドのファンに情報発信を促す企画を行っている企業です。

しかし、そんな会社から2020年6月16日に思いもよらない材料が発表されました。

  • AIカメラにて発熱などを検知するサービスを提供開始

この材料は世界中を混乱に陥れた新型コロナ対策に役立つとして市場から注目を浴び、アジャイルメディアネットワークの株価も大きく急騰しています。

そこでこの記事では

  1. アジャイルメディアネットワークの概要
  2. 今回の材料の詳細
  3. 今回の材料が出た流れ

についてまとめましたので、ぜひご参考下さい。

参照リンク:アジャイルメディアネットワーク公式HP

アジャイルメディアネットワークの概要

アジャイルメディアネットワークは2018年3月に上場した時価総額10億円程度の超小型株です。

所属セクターはサービス業で、事業内容は前述のアンバサダー業のみとなっています。

アンバサダー業のイメージが湧きにくいかと思いますが、具体的な事業内容は

  1. インターネットを利用した広告配信代理業
  2. インターネットを利用した情報提供サービス業
  3. 関連システム開発
  4. インターネットに関連したセミナーおよびイベント

などによって「ブランドのファンを育成および盛り上げ、リテール販促支援を行う」ということです。

そのためのサービスとして

  1. アンバサダープログラム:リピート購入だけでなく周囲への推奨と他ユーザーの支援を行う人を活性化
  2. アンバサダー型企業SNSアカウント運用:企業の情報発信だけでなく、代わって情報発信をしてくれるファンを育てるコンテンツを開発・運用
  3. ソーシャルリスニング:SNS上の声を通じて商品の評価やマーケティング活動などを行う
  4. スタンプワークス:実際に編集部とコミュニティメンバーがレビューをして納得した商品のみを販売するセレクトショップ
  5. PRISM:ユーザー情報をもとにサーバー上で動画を組み合わせて合成する

といったものを提供しています。

また、子会社は

  1. アジャイルメディアネットワーク台湾
  2. 株式クリエジャパン

の2つが公式HPに記載されていて、クリエジャパンはインド最大級のITエンジニアコミュニティ「Skillenza」と業務提携を発表したので今後の展開も注目です。

気になる業績ですが、

アジャイルメディアの業績グラフ

アジャイルメディアの業績推移

このようにあまりパッとしない内容なので小型株ではあるものの人気は低めでした。上場後の株価推移も・・・

アジャイルメディアの月足株価推移

このように年単位で下げ続けていて、アジャイルメディアネットワークの人気の無さが伺えますね。

ただし、今回ご紹介する材料によって日足は・・・

アジャイルメディアの日足チャート

このように大幅に反発する流れとなっていて、超小型株ならではの急騰ぶりを見せつけています。

2020年は年始からずっと新型コロナウィルスの話題で持ちきりですし、そこに大きく関与しそうな材料なのでここからの値動きが楽しみです。

ちなみにアジャイルメディアネットワークの各種株価指標は

  1. PER:赤字予想のため算定不可
  2. PBR:4.2倍
  3. ROE:-31.6%
  4. 自己資本比率:71.0%

となっています。利益剰余金は

アジャイルメディアの利益剰余金推移

このようにマイナスが続いていて、キャッシュフローも

アジャイルメディアのキャッシュフロー推移

安定した資金供給は出来ていなさそうですね。

ただし、今回ご紹介する材料が出た少し後に

  • OAKキャピタルがアジャイルメディアネットワークの増資を引き受けた

という材料も出ていて、アジャイルメディアネットワークもOAKキャピタルもストップ高となりました。

AIカメラで密集・発熱・マスク着用を検知するサービスを提供開始

アジャイルメディアネットワークが今回話題となっているのは「SkyREC(スカイレック)」というAIカメラを利用した新型コロナウィルス対策を行うと発表したためです。

このサービスは

  1. 密集検知:一定エリアの混雑状況を把握して児童でアラート報告
  2. 発熱検知:サーマルカメラにて発熱者を検知して自動で共有・アラート・報告
  3. マスク検知:マスクの装着有無を把握して自動で共有・アラート・報告
  4. 分析情報の共有:現場責任者や本社にデータを動画化して自動報告

という機能を持ち、

  1. 今後増えるであろう人混みにおける新型コロナウィルス対策になる
  2. 人員不足を解消し、通常業務の手助けにもなる
  3. 一度に大勢の感染情報を可視化できる

といった利点があります。

アジャイルメディアネットワーク側は今後、

  1. イベントや展示会場
  2. ホテルビュッフェや社員食堂
  3. 商業施設やスーパーなどの店舗
  4. オフィスビル入り口
  5. 工場など大人数が働く場所
  6. 学校や役場など公共施設

への利用を想定しているようです。

料金は

  1. 密集検知:1ヶ月で20万円~
  2. ドーム型固定カメラ(最大20人検知):3日で12万円~
  3. ハンディ型固定装置:3日で5万円~

となっていて個人的には結構な値段だなと思いますが、企業間のやりとりならこんなものでしょうか?

SkyREC社との提携は2019年10月に出ていた

ところで、今回AIカメラに活用されているSkyRECは台湾の「SkyREC社」が提供しているサービスです。

SkyREC社との業務提携ネタは2019年10月31日に出ていて、アジャイルメディアネットワーク台湾(子会社)とのつながりで業務提携に至ったのかなと推測されます。

ちなみに当時の株価推移は・・・

このように大幅ギャップアップとなったものの長い上髭陽線となりました。また、この時の高値と今回の材料による3連続スト高後の株価は同じような水準です。

ここからスト高がさらに続けば簡単に10月の高値を抜いてくるとは思いますが、一応類似材料の高値なので頭に入れておきたいですね。

アジャイルメディアネットワークの株価は今後どうなるか

株価が今後どうなるかは誰にもわかりませんが、アジャイルメディアネットワークの時価総額がとても小さいことや材料が市場注目テーマに合致していることから大きく伸びてもおかしくないのかなとは思います。

また、直近の地合いは悪くなく、新型コロナに関連した材料であればなんでもかんでも上がってしまう状態です。

こういったことを加味するとアジャイルメディアネットワークが今後も物色される可能性は十分に考えられ、寄付き始めて出来高が落ち着いたところで拾うのもありでしょう。

もちろん株価が落ちてくるかもわからず、落ちたまま上がらない可能性もありますが狙いたいとは思っています。

ただ、アジャイルメディアネットワークは業績や財務に不安がある銘柄なので完全に思惑相場です。

投機的な側面が強いのでほどほどに楽しむ意識も必要ですね。

まとめ

今回はアジャイルメディアネットワークについてご紹介しました。

新型コロナウィルス対策としてAIカメラサービスを発表し、3連続ストップ高と市場から注目されている状況です。

時価総額の小ささから値幅が出ることが予想され、押し目があれば投機的に楽しみたい銘柄ではあります。

サービスの活用場所も広そうなので、今後の展開にも注目しつつ値動きを監視していきましょう。

    

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