株・FXのチャートの組み合わせや基本的な見方を大公開!悩める子羊必読!

    

どうも、ひげづら(@higedura24)です。

皆さんはどの時間足チャートを見てトレードしていますか?

株式投資やFX初心者さんの中にはトレードをバリバリやってみたいけどどのチャートを見れば良いのかわからない!という方もいらっしゃるかと思います。

そこで今回は私の

  1. チャートの見方
  2. トレードで見ている時間足やその組み合わせ

について解説します。なるべくわかりやすくポイントをお伝えするので参考にしてみてくださいね。

    

株とチャートと時間足

トレードをするなら必ず見なくてはならないもの。それはチャートです。

チャートと言ってもどのくらいの期間を視覚的に表示したいのか、もっと言えば一つ一つのローソク足にどのくらいの情報を内包したいのかによって種類が分かれます。

チャートの種類は「時間足」というもので表現され、株やFXで使われるチャートには

  1. 月足
  2. 週足
  3. 日足
  4. 8時間足
  5. 4時間足
  6. 1時間足(60分足)
  7. 30分足
  8. 15分足
  9. 10分足
  10. 5分足
  11. 1分足
  12. ティック

といった種類があります。他にもありますが代表的なものはこんなところでしょう。

最後のティックチャートとは注文が約定するたびに点がつけられるという少し変わったチャートです。ここでは説明を割愛しますが、機会があれば記事で解説します。

話を戻して・・見てわかる通りチャートはかなりの種類が挙げられ、どの時間足を使用するのかは各自のトレードスタイルに依存します。例えば

  1. 日中値動きを見られずスイングがメイン ⇒ 1分足を一生懸命見ても仕方ない
  2. デイトレがメイン ⇒ 週足を一生懸命見ても仕方ない

といった具合です。

また、一般にトレードは1つの時間足だけを見ていれば良いということはありません。なぜならば時間足には

より長い期間の時間足が短い期間の時間足を支配する

という特徴があるからです。この性質によって例えば

  1. 日足の直近高値に差し掛かったところで5分足の上昇が止まり反転下降し始めた
  2. 週足の中期移動平均線の価格で日足が反転上昇し始めた
  3. 日足が上昇トレンドのときに5分足の下降期間が短くなる

といった現象が起きます。したがってチャートの見方としては

長い時間足から確認して大局を掴み、トレード時間軸に最も合った時間足をメインに観察する

というのが良いでしょう。例えるなら

  1. スイングをやるのであれば週足で大局を確認して日足メインに観察
  2. デイトレなら日足で大局を確認して5分足メインに観察

といった感じですね。

とは言え「分足」には似通った時間のものが多いのも事実。デイトレ初心者さんやこれから始めたいと考えている方にとってはどのチャートがデイトレに最適なのか判断に迷うことでしょう。

そこで私の意見で申し訳ないですが株とFXそれぞれのデイトレにおすすめできる時間足の組み合わせをご紹介しておきます。

株のデイトレチャートと組み合わせ

まず株のデイトレにおけるおすすめのチャート組み合わせとそれぞれのチャート用途からです。株のデイトレでは

  1. 週足   :影響が強い直近安値高値および移動平均線の把握
  2. 日足   :直近トレンドと影響が強い直近安値高値および移動平均線の把握
  3. 5分足 :日中値動きの把握

とこんなチャートの組み合わせを上記の用途で活用しています。

銘柄考察でもお話したことがありますが、上位時間足の移動平均線や安値高値は下位時間足に大きく影響しますので確認必須ですね。

この場合では週足や日足の移動平均線や安値高値が5分足の値動きにレジスタンスやサポートとして影響するということです。

また、同様に上位時間足のトレンドも下位時間足の値動きに影響を与えます。理想を言えば週足も日足も上昇トレンドの銘柄でデイトレをするのが良いです。

しかし地合いによってはそういった銘柄が極端に少なく、なかなか良い銘柄が見つからないこともあります。

そういった場合は日足だけでも「上昇トレンドもしくは反転上昇チャート」になっているかを確認します。

デイトレはその日の値動きが強いと判断できれば良いので日足が下降トレンドでも図のように強い値動きで転換していると判断できれば値幅取りがうまくいく可能性もあります。

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ちなみによく聞かれる質問は「1分足は使わないんですか?」というもの。

結論から言うと株ではほとんど使いません(私は)。

なぜかというと

  1. 1分足まで短期になるとローソク足に内包された情報量が少なすぎて参考にならないケースがある
  2. よほど出来高が多くないと値動きがまばらになりがち
  3. うまく拾えても値幅が少ない
  4. 値幅を多く取ろうとするとデイトレというよりスキャルピングになってしまう
  5. 1分足が使える銘柄と使えない銘柄に分かれるので複数監視の際に統一性がなくなる

といった理由からです。決して1分足が悪いというわけではないので、1分足デイトレードで利益が出せている方はそれを継続して頂いて大丈夫ですよ。

FXのデイトレチャートと組み合わせ

次にFXのデイトレで使うチャートの組み合わせと用途についてです。FXでは

  1. 日足もしくは4時間足:大局トレンド
  2. 1時間足:中期トレンド、影響が強い直近安値高値および移動平均線の把握
  3. 15分足:短期トレンド影響が強い直近安値高値および移動平均線の把握
  4. 5分もしくは1分足:直近値動き

という組み合わせで行っています。FXではトレーダーによって活用する時間足がほんとにバラバラですので、人によっては30分足を重視していたりもするでしょう。

また、値動きが細かいのがFXの特徴のひとつです。ある時間を切り取って考えると

  1. 大きな時間足は無視して30分足に沿ったトレードをしたほうが良いケース
  2. 1時間足に沿ってゆったりトレードした方が良いケース
  3. 1分足や5分足で細かく取った方が良いケース

など色々なことが考えられます。FXは株と違い、どの時間足でも十分に機能しますからそのときの値動きを観察して柔軟に対応することが理想的ですね。

まとめ

いかがでしたか?今回は簡単ではありますがチャートの見方や組み合わせについてご紹介しました。

あくまで私の場合ですからこの記事を参考にご自身に合った時間足を活用してみてはいかがでしょうか。それではまた!