デイトレの銘柄選びからエントリーまで解説!

    

どうも、ひげづらです。

今回のテーマはデイトレの銘柄選定とエントリーポイントについてです。デイトレの銘柄は話題性があって値動きが激しいものをなんでもかんでも選べばいいというものではないです。

ご自身で考えてもらいながらわかりやすく図説したあと、デイトレ銘柄のエントリーポイントの1例を載せておきましたのでぜひ参考にどうぞ。

    

デイトレの銘柄選びにおける重要項目

みなさんはどのようにデイトレ銘柄を選定していますか?

出来高増加率?

値上がり率?

SNS?

方法は色々あって別にどんな方法でも良いと思いますが、デイトレで値幅を取るためには話題性があって多くの投資家に売買されている必要があります。でないと出来高が少なくて頻繁に売買ができませんからね。

しかし、ただ多くの投資家の目に触れていればいいかというとそうではありません。なぜなら、話題になっている理由によって売買方針が変わってくるからです。

例えば、デイトレで「買い」を行う場合に

  1. A銘柄:前日に好決算発表があって翌日の買い圧力が強い
  2. B銘柄:前日に増資発表があり翌日の売り圧力が強い

という2銘柄があった場合、あなたはどちらを買いますか??

もちろんA銘柄ですよね。

では「売り」で勝負しようと思った場合はどちらを空売りしますか??

もちろんB銘柄ですよね。

こうやって2銘柄で状況を説明されながら選択すると「もちろんこっち!」となりますが、あまりに多くの銘柄が色々な情報源から押し寄せてくると判断に迷うと思います。

では次の質問。次の図をご覧下さい。

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デイトレで「買い」を行う場合に

  1. A銘柄(左):日中チャートが美しい上昇トレンド
  2. B銘柄(右):日中チャートが美しい下降トレンド

の2銘柄があった場合、あなたはどちらを買いますか??

これももちろんA銘柄(左)ですよね。

先ほどと違うのは

チャートという明確な視覚情報から選択している

という点です。そしてもっと言えば1つ目と2つ目の質問には相関があって、

上昇(下降)トレンドの背景には好(悪)材料があることが多い

ということを忘れてはなりません。

色んな情報源から銘柄をリスト化してしまい、当日の銘柄選びに困る場合はチャートという視覚的な情報が上昇トレンドを描いていることを最優先にリストを編集してみてください。

株価が上がる理由があるから上昇トレンドを描くし、場中の値下がりで買いが追加されて押し目を形成するので投資行動と銘柄のトレンドが一致していることは非常に重要な要素です。

デイトレ銘柄の中でエントリーしやすいもの

ここまでスクリーニング方法はなんでも良いが、銘柄のトレンドと投資行動のベクトルが揃っている必要があるとお話してきました。

しかし、トレンドは何も日中足だけに存在するものではありません。むしろチャートの特性的には期間が長いチャートのトレンドほど値動きへの影響が大きい傾向があるため

デイトレの背景として週足・日足のトレンドも投資行動と揃っていることが好ましい

と言えます。具体的な銘柄条件としては買いの場合、

  1. 週足、日足ともに上昇トレンドかつ高値で出来高を伴う大陰線や長い上髭がない
  2. 5分足など場中も上昇トレンド

の条件を満たす銘柄です。

週足や日足で上昇トレンドということはその銘柄を買いたい投資家が多い状況であり、場中に値下がりが生じたら買い増しが生じます。

場中に多くの投資家が買いで参入すれば日中でも上昇トレンドとなりやすいですから自分も安心して買えますよね。

ただし、日足で大きな売りが出た直後の場合は、場中に少しでも株価を戻したときに売りたい投資家が出てきます。

そのため戻り高値で売りが降ってくることがあります。大きな売りが日中に出た銘柄はなるべく避けて他の上昇トレンド銘柄で勝負するのもひとつの手です。

デイトレのエントリータイミング

週足、日足で上昇トレンドを描き、大きな売りも直近でみられない。場中の需要と供給も問題ない。良い銘柄ってことはわかるんだけどエントリーのタイミングに悩む・・・という方もいらっしゃるかと思います。

これが全てではないですが、簡単なエントリー図を作ってみましたので同じパターンが出てきたらトライしてみて下さい。

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ポイントは

<週足、日足>

  1. 陽線時に出来高増加
  2. 中期線や長期線まで調整があってもいいがデイトレ時には勢いよく株価を戻しているタイミングである(新高値などが好ましい)
  3. 高値圏で出来高を伴う大陰線や長い上ヒゲがない
  4. ギャップアップして大陽線を形成している日は積極的に買って良いが、大引けにかけて長い上ヒゲを引かないか警戒
  5. 高値圏で特大陽線の翌日では大きく下げることを警戒

<5分足>

  1. 平均線から乖離せずに上昇しているのか大きく乖離しているのか
  2. 乖離が小さい場合は平均線や直近安値(押し目)を目安にする(上図)
  3. 大きく乖離している場合は高値での保ち合いを目安にする(下図)
  4. 利確を引っ張る場合はすぐ逃げられるように大きな下げに警戒
  5. 損切りは引っ張ってはいけない。冷徹に実行。
  6. 中期線や長期線で反発を狙う場合、何回目の反発なのか数える(回数が重なるほど反発が弱い)
  7. 同じような銘柄がある場合はより強そうな銘柄で勝負すること

トレードスタイルのイメージは

大きな上方向への流れに身を任せ、絶対に流れに逆らわない

といった感じでしょうか。間違っても押し目を空売りで獲ろうとしてはいけませんよ。

まとめ

いかがでしたか?今回はデイトレの銘柄選定とエントリーポイントの例をご紹介しました。

デイトレはうまくやれば一日で大きく利益が獲れ、持ち越しリスクがない売買方法ですのでぜひ研究してみて下さい。

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