どうも、ひげづらです。
前回の記事で生活費の見直しを行い、無事に生活費を圧縮できたかと思いますので次はそのお金の運用方法についてご紹介しますね。
生活費の圧縮がまだな方はこちらから読んでみてください。
毎月1万円からできるおすすめ資産運用とは
前回記事では生活費を1万円圧縮できましたのでこの1万円を運用して資産形成したいですよね。毎月1万円でできる方法ってなにがあるでしょうか。
そもそも1万円っていうのは投資をする資金としてはかなり少ないんです。
株をやってもいいですが買える銘柄なんてたかが知れていますしうまく株価があがったとしてもお小遣い程度に過ぎません。
ですから大きく当てることを考えることはやめてコツコツ積み立てましょう。
そしてそれは預金という形ではなく「投資信託」という形が現代においては最も適しているでしょう。実際に私も投資信託を活用しています。
投資信託とはなにか
投資信託とは最もポピュラーな投資方法の1つでざっくり説明すると
ファンドと呼ばれる投資のプロ集団にお金を預けて運用してもらい、その運用益を得る
というものです。要するに毎月1万円でいいから預金する代わりにずーーーーーっと長期にわたって投資信託をコツコツと買っていきましょうというわけです。
なぜ投資信託なのか
複利という言葉をご存知ですか?投資信託の良さをわかってもらうには複利を知ってもらう必要があります。
例えば、Aくんは100万円持っていて友人に年間10%の利率で貸してあげました。
友人がちゃんと利息10万を払ったのでそのお金で旅行に行き、翌年もAくんは同じ利率で100万円を貸してあげました。
またまた友人が利息を支払ったので得た10万円で旅行に行き、さらに3年目も同じことを繰り返し10万円をもらいました。
一方、Bくんも100万円を友人に年間10%の利息で貸してあげました。
友人がちゃんと利息を払おうとしましたがBくんは現状必要ないからと利息分もさらに同じ利率で友人に貸してあげました。
1年目は100万円の利息10万円を、2年目は(100万+10万)の10%の11万円が利息でつきました。
3年後も特に使う予定がないからとさらに利息分も貸してあげました。
3年後二人の利益を比べてみるとAくんは総額30万の利息を得ていましたが、Bくんは利息分もどんどん貸していったので利息総額は33万ほどでした。
もうおわかりですね?
ここでいうBくんの利益のとり方を「複利」といいます。
投資信託では利益が出てもそれを再投資してコツコツと積み立て続けることができます。
そのため、毎月1万円(年間12万円)でも長期にわたり複利を得続けることで最終的にはとても大きな利益を得ることができるのです。
単利と複利の差
口で言ってもいまいちわからないと思いますので数字で説明します。
例として毎月1万円を10年間積み立て7%の利益が出た場合を考えてみましょう。
<単利の場合>
毎月1万円(年間12万円)を10年間ですので
12万✕0.07=8400円
8400✕10=8万4千円 が利益です(元本込で128万4千円)。
<複利の場合>
(12万✕0.07)+(12万8400円✕0.07)+(13万7388✕0.07)・・・
=53万848円 が利益です(元本込で173万848円)。
そうです、複利の方が圧倒的に利益が大きく、積立年数が長ければ長いほど複利効果が高まっていきます。
ちなみに上記で積立期間が20年だと元本込で約520万になります。毎月2万や3万だと1500万オーバーになります。
長期で投資信託を積み立てる場合の注意
複利の効果をしっかりと得るためには絶対にお金を途中でおろしてはいけません。
Bくんのように利益が出てもお金を使わず運用し続けるから投資信託の意味があるのです。
理想は投資信託で積み立てているのを忘れて知らないうちにものすごい金額になっていたというパターンですね。
厳密にいうと買い方によっては年に1回ほどは思い出す必要があるのですがここでは割愛します。
そしてそれを実践するには無理して投資信託を買うのではなく生活費から使わないお金、初めから無かったお金として扱える金額で積み立てていくことが重要です。
生活費を見直して圧縮した方は自分の支出の把握や余裕資金を生み出せているはずなので心配はいらないと思いますが。
まとめ
- 毎月1万円で始められるおすすめ資産運用は投資信託
- 投資信託は複利
- 長期間やらなければ意味がない
- 余裕資金でやれば無理なく長く続けられる
いかがでしたか?これは本当に初歩中の初歩です。
次回は投資信託についてもう少しふみこんでご説明します。具体的な始め方やデメリットについてもご紹介しますので楽しみにしていてください!