投資信託のリスクやデメリットはメリットと紙一重な話

    

どうも、ひげづらです。

前回は月1万円で投資をするなら投資信託がいいよというお話をしました。

投資信託の良いところは時間を味方につけて毎月の余裕資金からコツコツと複利でお金を増やせる所でしたね。

まだ読んでいない方はこちらの記事を先に読んで下さい。

 今回は投資信託のリスクとその対処方法について書きました。

投資にはリスクがつきものです。リスクを追わなければ利益を得ることはできませんのでしっかりと対処方法を理解して自分自身のメンタルもコントロールして下さい。

    

投資信託の価格変動リスク

投資信託は自分がある銘柄を買ったときの値段よりも上がったり下がったりする価格変動リスクがあります。

この投資信託の銘柄ごとの値段を基準価額と呼び、値段が毎日1回だけ変化します。

株やFX同様、単純に自分が買った平均価格よりも上がれば利益、下がれば損失となります。

基準価格を左右するのは銘柄ごとに因子が異なりますので一概には言えませんが為替や金利、各国の主要株価指標(日本でいう日経平均株価)などがあります。

要するに投資信託は元本保証ではないですよということ。

当たり前のことですが初心者の方々はこれを軽視している傾向にあるため基準価額ががっつり下がった際に慌てて投資信託を解約してしまうという人が多いです。

株でもFXでも債権でもなんでも価格変動リスクがあるからこそ儲かるのです。

投資信託を買う前にもう一度金融商品は価格変動によって損益が発生するということを深く脳裏に刻み込んで下さい。

<価格変動リスクの対処方法>

投資信託の場合、価格変動リスクはコントロールしやすいです。その有名な方法として「ドルコスト平均法」というものがあります。

ドル・コスト平均法 – Wikipedia

これは簡単にいうと常に同じ資金で買っていけば値上がりしたときは少なく、値下がりしたときは多く買うことができるというものです。便宜的な説明をすると

例)現在1個1000円の投資信託を毎月1万円分買うと決める。

・値段が1000円から2000円になった

⇒10000÷2000=5個 買う。

・値段が1個1000円から500円になった

⇒10000÷500=20個 買う。

というように値段が下がるほど多く買うので万が一値段が下がっても値段が元に戻るときには最初の段階よりも利益がでるという仕組みです。

かの有名なリーマンショックのときは世界中の景気が悪化したために株価も投資信託の基準価額もどんどん下がりました。

そのためもう駄目だ・・・と投資をやめてしまう人が続出しました。

しかし、気にせずコツコツと積立を行っていた人達は基準価額がべらぼうに低い時期に買い集めていますので、今ではものすごい利益になっているはずです。

一般に世界経済はなんちゃらショックというものを幾度となくこなしながら長期的には成長していくということがわかってます。

インデックスファンドと呼ばれる世界の経済指標に対して投資を行うような投資信託を買っていけば値段が下がったときに保有額を増やし長期的に基準価額が戻る過程で経済成長の恩恵を受けていくということが可能となります。

投資信託は株式の個別銘柄のように一度下がったらいつ価格が元に戻るかわからないと焦る心配はなく、むしろ価格が下がったときに気にせずにコツコツと買い付けを続けていくことで大きなリターンを得ることが可能です。

記事名のリスクとメリットが紙一重というのはこの点を指しています。

投資信託の手数料

投資信託はファンドと呼ばれる投資のプロ達にお金を預けて運用してもらいますので手数料が発生します。手数料の種類は以下の3つです。

1)販売買い付け手数料

投資信託を買う際の手数料のことです。買い付け手数料が1%なら1万円買うと100円かかります。

たいしたことないように聞こえるかもしれませんが投資信託位は長期にわたって買い付けていくものなので利益に大きな影響を及ぼします。

私がおすすめする銘柄は全てノーロードと呼ばれる買付手数料が無料のものなのでこのリスクはありません。

2)信託財産留保額

投資信託を売却する際にかかる手数料です。私がおすすめする銘柄はこれが無料のものなのでこのリスクはありません。

3)信託報酬

自分のお金を運用してもらっているファンドに対して払う手数料です。

これは利益が出ていてもいなくても必ずかかるものです。

私がおすすめする予定のインデックス型と呼ばれる世界経済指標に投資をしていく銘柄はこの手数料が安い傾向にあります。

同じ利益を出した銘柄を比較する場合は当然この信託報酬が低いほど総合リターンは高くなるので非常に重要な要素の1つです。

一昔前では日本の投資信託はこの信託報酬が高いと言われ続けていましたが最近ではやっとコンマ数%台のものが出始めファンド間での競争が激化していると感じます。

買い手側からすると非常に助かりますがファンド側は大丈夫なのでしょうか。

<手数料対策>

ノーロードかつ信託財産留保額がかからない銘柄の中から信託報酬がコンマ数%台のものを選んで投資する。

投資信託と税金

投資信託によって利益が出た場合はその内の20%ほどを税金で持っていかれます。

100万利益が出たら20万取られます(失笑)これは株式売買でも同じことです。

<税金対策>

利益がせっかく出ても2割も持っていかれたのでは納得がいきませんよね。

でもご安心下さい。投資信託では積立NISAという制度が用意されていてこの制度を活用することで利益確定で税金がいっさいかからなくなります。

まとめ

いかがでしたか?今回は投資信託のリスクやデメリット、その対策についてご紹介しました。

価格変動リスクや手数料、税金などを知って思わぬリスクやデメリットにあたふたしないように注意しましょう。それではまた!