株の押し目買い手法の例!読めばわかる具体例をチャート解説!

    

どうも、ひげづら(@higedura24)です。

今回は私がトレードする中で考えた手法・・・というか押し目買いのパターンをご紹介します。

理屈や考え方もちゃんと述べながら解説しますが、もちろん絶対ではありません。

絶対ではありませんが、私が普段のトレードの中でどんなことを考えながら押し目判断をしているのかがお伝えできたらいいなと思っています。

考え方としては応用がきくものですからぜひ参考にしてみてくださいね。

    

株の押し目買い手法シェーマ

ではまずシェーマからお見せします。あくまで一例ですがパターンで覚えておいて損はないです。

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シェーマを説明します。

これは急騰後に売り圧力を消化した価格帯が、その後の押し目でもサポートとなり反発するというものです。

このシェーマのポイントは

  1. 最初の青枠点線部で売り消化をしたところがその後の押し目の際にサポート帯として作用している
  2. 売り消化部分と移動平均線のサポートが重複することで反発しやすい状況になっている

ということでしょう。

後述する実際のチャートで見ていただくとよりわかりやすいかと思いますが、上昇前にもみ合った部分というのはブレイクするとサポート役に転じます。

上昇トレンドの際にはサポートがあるからこそ

ブレイク⇒下落⇒サポートを受けて反発⇒より高値でもみ合い→ブレイク

といった流れで上昇していくんですね。

このシェーマでは売り消化部分がサポートとなっていますが、トレードの際には

  1. 押し目で折り返す価格帯はどこか?
  2. すなわちサポートが入る部分はどこか?

と考えながら値動きを追うと良いでしょう。また、移動平均線が重複することでその価格帯の反発力が強化されるのでより拾いやすい状況になります。

テクニカル分析では様々な考え方がありますが、異なる考え方が同じ部分で買い判断を下すタイミングというのは信頼性が高まることは覚えておくとよいでしょう。

この手法を名付けてグレートギャラクティックマグナムイナズマ・・・やめておきます。

株の押し目買い手法を実例解説

シェーマがわかったところで実際のチャートで確認してみましょう。こちらをご覧ください。

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このチャートはある銘柄の5分足チャートです。赤枠から青丸までの流れを述べると

  1. 寄り付きから急騰したがすぐに下落してもみ合い
  2. 赤枠内のもみ合いで売りが消化され出来高激減
  3. 売りをこなして大陽線を引き高値更新
  4. 高値更新するもすぐに下げて青丸部分まで下げる
  5. 青丸部分で中期線を待ってから反発。再度高値へ

といった感じでしょうか。注目してほしいのは急騰直後のもみ合いと高値突破後のもみ合いの価格帯が近いことです。

また、そこに移動平均線が加わったあとに高値まで反発していることも重要でしょう。

さらに言えば同じような現象が続くことで押し目の部分、すなわち安値が切りあがっています。

最終的にはこのチャートは・・・

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このような三角保ちあいの状態になっています。日中高値を抑えつけながら繰り返し反発させることで上昇する準備をしているのかもしれませんね。

シェーマに合致する形で同じ現象が続くということは再現性があると言えるのでエントリーポイントとして活用できます。

・・・がこのチャート例では後半に向けて値幅が減っています。

リスクリターンの割合が変化していくことを考えると、最初の移動平均線までの押しでエントリーするのが最適なポイントかなと感じます。

では違うチャートでも見てましょう。こちらをご覧ください。

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このチャートも5分足チャートです。こちらのチャートの赤枠から青丸までの流れを述べると

  1. 寄り付きから急騰し赤枠部分で売り消化
  2. 赤枠部分で出来高激減したあとに上昇再開
  3. 高値突破するも青丸部分まで下げる
  4. 赤枠部分とほぼ同じ価格帯で中期線にぶつかり反発
  5. 青丸後は安定して陽線が連続発生し、そのまま高値更新

という感じでしょうか。こちらのチャートでも先ほど同様に急騰後の売り消化部分がサポート役になり、移動平均線のサポートと力を合わせて価格を反発させている印象です。

移動平均線で反発したあとはローソク足が小幅かつ陽線のものに変化していて雰囲気が違っているのにお気づきでしょうか?

また、青丸手前で同様に反発しているこの部分・・・

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この茶色丸部分では急騰後の売り消化部分と2500円という強い節目が重複することで支えられています。ここも異なるテクニカルが同じ部分で買い判断を下しているので信頼性が高いポイントですね。

押し目買い手法の注意点

押し目買いの注意点としては

  1. シェーマはあくまでシェーマであるので合致しないこともある
  2. 売り消化後の上昇具合によっては移動平均線までの調整が同じ価格帯にならない可能性あり
  3. 移動平均線を少し下抜けてサポートが入ることもある
  4. 売り消化の価格帯からサポートが入ると信用しすぎてロスカットを怠らないこと
  5. 一番重要なのはチャート全体の流れである

ということでしょうか。シェーマは絶対ではないし最優先するのはトレードの基本的な行動ですよ、ということです。

考え方だけインストールしてもらえれば応用をきかせて色んなことに結び付けられると思います。パターンではなくぜひ本質を理解してくださいね。

まとめ

いかがでしたか?今回は株の押し目買い手法の例をご紹介しました。

実際のチャートで見てみるとなるほど!と感じていただけるかと思います。ぜひご自身でも色々なチャートを見てみてくださいね。

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があります。ぜひご参考ください。

それではまた!