「ブログ全体でひとつの教科書」というコンセプトのもと、初歩から応用まで株式投資に必要な知識を記事にしていきます。

株式投資とFXどちらが儲かる?多角的かつ具体的に解説しました!

    

どうも、ひげづら(@higedura24)です。

投資で最もポピュラーなものの代表格として「株式投資」と「FX」がよく挙げられます。

どちらかといえば株式投資の方が人気ですが、両者の違いを把握して株式投資を始めている初心者さんも少ないでしょう。

そこでこの記事では株式投資とFXの違いを色々な角度から解説します。

両者の違いを把握してみると、株式投資のメリットデメリットの認識にも役立ちますよ。

株式投資とFXの違い

まずこちらの一覧表をご覧下さい。そのあと詳細を解説していきます。

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投資対象

まず株式投資とFXでは投資対象に大きな違いがあります。具体的には

  1. 株式投資:将来有望な企業に投資
  2. FX:日本円で資産価値の高い外貨に投資

という背景が根本にあります。

例えば、株式投資では将来有望な企業、すなわち

  1. 業績が安定しているような成熟企業
  2. 業績が伸びている時期で、これからも伸びるであろう企業(成長企業)
  3. 本当は将来有望なのに株価にその価値が反映されていない企業(割安企業)

に投資しています。

FXでは

  1. 先進国通貨であり資産価値が安定しているもの
  2. 新興国通貨だがこれから急速に発展していくであろう通貨

などが主な投資先です。

両者とも対象とするものは違えど

  1. 資産価値が安定している
  2. これから価値が上がっていく

という点に重きを置いていることに変わりはありません。

変動要因

株式投資とFXでは株価や為替の変動要因に違いがあります。

まずFXは外貨ということもありマクロ経済、すなわち世界経済の影響を大きく受けてその価値が変動します。

世界経済の中心は米国ですので、主には米国の経済政策や時事に左右されがちです。

米国になんらかのイベントがあると米ドルの価値に影響するため、世界中の通貨にも大小の影響が出ると考えられます。

為替が変動すれば各国の経済も影響を受けますので、マクロ経済はミクロ経済を内包しているとも考えられますね。

次に株式投資の変動要因です。

株式投資は「ミクロ経済」の中で株価が変動します。

ミクロ経済とは各国の経済状況や個別企業の状態のことです。

つまりその株式の価値を構成している

  1. 国の内情
  2. 業種の内情
  3. 企業の個別業績
  4. 配当・優待
  5. 今後の業績を左右する材料

などの因子を指します。これらの因子それぞれが株価に影響を与えるだけでなく、マクロ経済からも影響を受けることがポイント。

マクロ経済があってのミクロ経済と理解すれば、個別銘柄は企業の業績など以外にも日経平均や世界情勢からも影響を受けるんだと認識できますね。

株価の変動要因についてはまた詳しい記事を書く予定です。

ボラティリティ

FXと株式投資ではそれぞれの商品が日々どの程度の値動きがあるのかも大きな違いだと言えます。

日々の値動き幅のことを「ボラティリティ」と呼び、株式投資でもFXでもトータルパフォーマンスに大きく影響することから重要視されています。

当然、ボラティリティが大きいほどそれなりのリスク・リターンがありますのでどちらが優れているかは決めかねます。

・・・が!参考のために株式投資とFXの日中値動きの違いを考えてみましょう。

例えば株の場合、前日比で最高どれくらい動くのか?

これはストップ高、ストップ安という仕組みにより最大変動幅が設定されています。

このことから銘柄の価格にもよりますが、大体20%前後が最大値動きです。

株式投資の場合、通常時でも平気で3%とか5%とか10%とか動きます。

私の感覚ではこれはものすごく激しい値動き。

最小購入株数が100株と決められていて、大体の銘柄で数万とか数十万かけなきゃいけないのに平気で3%以上動いたり、時には20%近く変動するんですから。

ではFXの場合はどうでしょうか?ドル円を例に考えてみましょう。

FXの前日比で大きく動いたね!というと大体1円とか2円です。

現在のドル円は110円前後なので0.9%程度の値動きですね。

ほぼありえませんが5円動いたとしても4.5%なので株の値動きとは比べものにならないくらい小さいと考えられます。

参考にある期間のドル円と日経平均の日足チャートを見比べてみましょう。

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かなりざっくりと計算しましたがやはりドル円のほうが値幅が狭いです。

このように株式投資とFXの値動きは意外にも株式投資のほうが大きいとわかります。

しかし、重要なことは

  1. ボラティリティを把握することでリスクの大きさを考える
  2. リスクの大きさから投資に使う資金量を考える
  3. リスク・リターンのバランスが良い売買を行う

といったことですね。

ご自身がどの程度の利益を求めていて、それを実現するためにはどういった投資商品をどんな計画で売買するのか考えましょう。

ボラティリティが大きかろうと小さかろうと、やり方次第でメリットにもデメリットにもできます。

金利および配当頻度

株式投資では配当がもらえ、FXではスワップポイントという金利がもらえます。

株式投資では年に2回程度、FXは毎日金利がもらえます。

こう聞くともらえる回数が違うだけ・・・と感じてしまいますが両者には大きな違いがあるんです。

それは

単利か複利か

という違いです。具体的には

  1. 単利:元金のみに利回りが生じる
  2. 複利:元金及び利益に利回りが生じる

という違いがあり、FXの場合は外貨購入分だけでなく生じた利益にも金利がついてくれることが最大の特徴。

例えば、株式投資では配当利回りという言葉で、どの程度の利益が見込めるかが銘柄情報として表示されます。

配当利回り3%の銘柄を100万円分保有すると年額で3万円がもらえるというわけですね。

しかし、FXの場合だと1万通貨あたり1日いくらといった形で金利がつきます。

例えば、

  1. ある通貨ペアの価格が20円だとする
  2. その通貨ペアの金利が1万通貨当たり1日100円の設定だった
  3. 20円×1万通貨=20万円分の購入

とすると、

  1. 1日目は元本(20万円)で金利計算
  2. 2日目は元本(20万)に1日目の金利(100円)を足した額で金利計算
  3. 3日目は元本に1日目と2日目の金利を足した額で金利計算
  4. 4日目は元本に1日目と2日目と3日目の金利を足した額で・・・

と元本にどんどんもらった金利を上乗せした額で金利計算がされていきます。

そのため同じ20万円で運用しても単利と比較したときに大きな差が生じることとなるんですね。

こういった理由から株式投資とFXの金利面を比較した場合、FXのほうが優れていると考えられます。

ただし、両者ともトータルパフォーマンスは

取得単価から現在価格がどの程度変動したか

を考慮する必要があります。金利で100万儲けても、平均取得価格から大幅に値下がりしていて資産価値が100万以上減っていたら意味がないということです。

そのため金利目的でFXを活用する場合はドルコスト均等法を活用するなどの工夫が必要です。

レバレッジ範囲

ボラティリティのお話で株式投資の値動きの大きさを認識していただけたかと思います。

しかし、FXは値動きが小さいからといってどんな場合も株より安全ということではありません。

その理由は

株式投資のレバレッジが3.3倍に対して、FXは25倍まで可能

だからです。

レバレッジとは

  1. 「Lever(レバー)」が語源と言われていて「てこの原理」で少ない資金を担保により大きな資金を動かすという意味
  2. レバレッジ = 取引合計額 ÷ 証拠金(口座にある資金額)
  3. 資金100万にレバレッジ25倍を適用した場合、2500万円規模の取引ができる

というもの。

株の場合、最大レバレッジは3倍なのでFXの方がはるかに大きなレバレッジをかけることが可能と言えます。

FXでは少資金でもやろうと思えば資金よりはるかに大きなお金を動かすことが可能なので、やり方次第では大きすぎるリスクを背負ってしまいます。

逆に言えば、少資金でもレバレッジ管理で効率よく資金運用ができるとも言い換えられます。

株は大きなボラを適度に小さいお金で、FXは小さなボラを適度に大きいお金で運用することが好ましいですね。

取引時間

株式投資とFXでは売買できる時間帯が異なります。

  1. 株式投資:平日の午前9時~午後3時(11:30~12:30まで昼休憩)
  2. FX夏時間:月曜午前7時~土曜午前6時
  3. FX冬時間:月曜午前7時~土曜午前7時

株式投資では国内株式市場が開いているときしか売買ができません。したがって日本における休日は市場が閉まって売買不可になります。

しかし、FXは世界中の市場が窓口になっているため日本が祝日であっても上記の取引時間であれば売買が可能です。

例えば金曜祝日であっても、金曜~土曜の午前6時や7時まではFXの取引が可能ということ。

ただし、FXには夏時間と冬時間という制度があります。

これは北米・欧州・オセアニアなどが日照時間の関係で、春から秋にかけて時計を1時間早める風習を言います。

別名「米国サマータイム」なんて呼び方もありますね。

夏時間は3月第2日曜午前2時~11月第1日曜午前2時までで、この期間は夏時間が適用されます。

夏時間などの風習はありますが、株式投資よりFXのほうが取引時間の自由度は高いです。

株式投資は平日の朝から夕方前に市場が閉じるので本業を持ちながら投資を行う方(兼業投資家)だと日中に売買を行いたくてもできないこともあるでしょう。

そういった場合は、市場が開く前にあらかじめ注文を出しておくなどの工夫が必要です。

兼業投資家の場合は日中値動きを監視できないため、大きな値動きがあっても柔軟に対応できません。

兼業投資家でうまく利益を出している方もたくさんいますが、こういった背景をクリアするルール作りをしている場合がほとんどです。

 

株式投資とFXどちらが儲かるの?

ここまで色々な面から両者の解説をしてきました。

初心者さんが一番気になるのは一体どちらが儲かるのか?ということですよね。

結論から言うと

どちらも儲かります。

何故かと言うと、ボラティリティやレバレッジ、取引時間帯などの違いはありますが

どちらもマイルールを作ってリスク・リターンをコントロールする

という点では共通しているからです。

両者の特徴を把握することは重要ですが、結局のところ自分がどれだけ少ないリスクで大きなリターンを得るかってだけなんですよね。

いくらFXを少資金でやったからってレバレッジ25倍でやみくもに売買してはいけないわけです。

株式投資だろうがFXだろうがリスク・リターンのとり方でどちらも大きく儲かりますし、大きく損もします。

しかし、あえてどちらか選ぶとしたら株式投資の方がFXよりも儲けやすいのかなと感じますね。

その理由としてはボラなどの違いはあれど、株式投資では成長する企業に投資できれば全員が儲かる仕組みになっているからです。

FXのの場合はゼロサムゲームといって必ず勝者と敗者に別れますが、株の場合は投資した人全員が儲けている場面があるんですね。

しっかりと基礎知識を持って成長企業に投資していけばFXよりも儲けやすいと感じます。

 

株式投資のメリット

FXにない株式投資のメリットは

  1. 投資先の選択肢が多い
  2. 銘柄情報が手に入りやすい
  3. 出来高、板、歩み値などFXにはない情報が見られる
  4. 需給が読みやすい
  5. 投資ツールが豊富でしっかりしている

といったことが挙げられます。

まず投資先の豊富さ。FXでは主要投資先が10~20通貨ペアに限られますが、株式投資では4000銘柄以上の投資先があります。

そのため、ほぼほぼどんな時期でも利益が出しやすい銘柄というものがあります。

FXはいつも投資先は同じになりがちなので時期によってはパフォーマンスにムラが出やすい。

また、豊富な銘柄情報もサイトやSNSで調べればすぐに見つかります。情報源も非常に豊富で事欠きません。

売買中はFXでは主流でない

  1. 出来高
  2. 歩み値

といった情報源もあります。これらの詳細は別記事に書いていますが、うまく活用することで

FXよりもはるかに値動きが読みやすい

という特徴があります。値動きが読みやすい根拠は市場がその銘柄に対してどのように感じているのかがわかるからですね。

さらに、売買ツールもFXと比較して作り込まれているものが多く、特にPCツールは各証券会社で競い合って良いものを作ろうとしていますよ。

売買、トレードを行う上でツールは非常に重要な要素です。

 

まとめ

いかがでしたか?今回は株式投資とFXの違いを多角的に解説しました。

両者の特徴をしっかり理解した上で、リスク・リターンのとり方を学んでいきましょう。それではまた!

 

    
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