あまり知られていませんが、松井証券は独自サービスを多く持っているユニークな証券会社です。例えば
- 独自にカテゴリ分けした業種でスクリーニング
- ほぼリアルタイムのデイトレ適性銘柄を発信
- ストックボイス動画で専門家の意見をタイムリーに発信
などどれも便利なサービスなのに、多くの人は楽天証券かSBI証券の口座だけで戦っていてとてももったいないですね。便利なものはどんどん使ってうまく株式市場で立ち回る方が勝ちやすいに決まっています。
というわけで、今回はそんな松井証券の独自サービスを使って年に数回大きく勝てる方法をお伝えしますね。一応言っておきますが実績を見てわかるようにガチの常勝手法ですよ。
ただし松井証券の口座を持っていなければできない方法なのでまずは口座開設から始めましょう。当たり前ですが開設はもちろんその後も一切お金はかかりません。
参照リンク:当日更新!松井証券の信用評価損益率
松井証券のみ信用評価損益率を日次発表
今回お伝えする手法の結論から申し上げると「信用評価損益率が一定割合を下回ったらまとまった買いを出す」という方法です。
信用評価損益率とは個人投資家の信用買い状況がどうなっているか知ることが出来る市況情報で、要は信用買いをしている人が追証で苦しんでいる状況かどうかがわかってしまいます。当然、日経平均株価やマザーズ指数が急落すれば信用評価損益率は大きく落ち込むわけで・・・
こんな感じに地合いと連動するのが普通です。
この信用評価損益率を発表している証券会社は複数ありますが、どれも週単位とかなので速報性はありません。そんな中、松井証券のみが日次で発表してくれているのでタイムリーに売買に役立てられます。
ではこの信用評価損益率をどう活用するのか?
やり方は簡単で「買い信用評価損益率が-10%を下回り始めたら買うだけ」です。ちなみにマザーズでも同様のことが出来て、その場合は-25~30%くらいが目安になります。
マザーズは東証に比べて切り返す水準に幅があるのでちょっとだけ難しいのですが、頻度は多いのでそこはメリットですね。
ではどうして信用評価損益率が大きく下げたら買うのか?地合いが下げている時期に買っては危険じゃないのか?
その理由は「追証売りが出た後は急速な切り返しが起こりやすいから」です。
追証とは「信用取引で大きな含み損が出た人が強制的に決済される」というもので、全体の信用評価損益率がきつい水準まで下げると売りが大発生します。しかし、逆に言えば「損している人が強制的に売らされたあとは買い意欲旺盛な人しか残らない」ので、大きく落ち込んだあとはそれなりに戻す流れがとても多いです。つまり
- 地合いが悪くなったら信用評価損益率を観察
- 一定水準を下回った所で買う
とやるだけで儲かりやすいわけですよ。経験的にはこういった局面は年に数回訪れていて、実際に2021年では上記のように3回ほどありました。同様に2020年にも・・・
何度も-10%を割り込んでから反発することがありました(コロナショックは特例として除外)。その時の直近傾向によって目安とするラインを多少は上下させなければなりませんが、過去実績をざっくり見てもわかるように「年に数回くる暴落時に信用評価損益率を見るだけで切り返しタイミングが把握できてしまう」のは驚きではないですか?
この信用評価損益率を日次発表してくれるのは松井証券だけで、上記の実績も松井証券さんのデータから拝借しました。まさに松井証券でしか出来ない独自の常勝手法と言えますね!
ちなみにこの信用評価損益率は「松井証券 信用評価損益率」とネットで検索すれば該当ページがヒットします。ページ内に・・・
口座開設者限定の「当日更新分」というタブがあるのでそこをクリック。最後にページ内中間にある信用取引指標にて買い残の評価損益率を確認すればOKです。
参照リンク:当日更新!松井証券の信用評価損益率
買う株はどんなものか
では追証売りが大量発生したタイミングで買うのはどのような株が良いのでしょうか?
理想的には将来有望な銘柄や高配当銘柄など明確な需要が発生しそうなものが好ましいですが、なかなか判断がつかないという人もいますよね。そんな人は日経レバレッジなど指数に連動するETFを買えば良いです。
指数が大きく切り返してくれれば必然的に指数連動ETFにも利益が発生するので、悩んだらまずは指数連動ETFを買いましょう。
ただしどこまで信用評価損益率の落ち込みが続くかわからないので少なくとも2回か3回に分けて資金を投入するように心がけてください。こういったことにさえ注意すれば
- やることは地合い急落時に信用評価損益率を見るだけ
- 買うものは指数連動ETFでOK
- 実績を見てわかるように勝率も高い
というシンプルで取り組みやすい手法なのでぜひ試してはいかがでしょうか。ただし何度も言うように松井証券の口座を持っていなければできない手法なので、まずは口座開設から始めましょう!
参照リンク:松井証券公式HP|サービス詳細