どうも、ひげづら(@higedura24)です。
3月といえば株主優待の季節ですよね。
3月に権利確定する優待銘柄は数え切れないほどあり、どれにしようか悩んでしまいます。
そこでこの記事では「5万円以下でもらえるおすすめ株主優待4選」をご紹介しました。
最低取得金額が低いことのメリットやデメリットについても述べたので、ぜひご参考下さい。
ちなみに記事中で述べている最低取得金額は2020年3月時点の株価で計算しています。
また、利回り計算に細かなコストは入れていませんので、より詳細な利回りを知りたい場合はお使いの証券会社の手数料などで再計算して下さいね。
株主優待は最低取得金額だけでなく利回りと優待内容のバランスにも注目
株主優待では最低取得金額というものがあります。
大体の場合は100株保有することで優待がもらえるので、最低取得金額とは「100株保有するために必要なお金」という意味合いですね。
最低取得金額が小さい優待銘柄のメリットとしては
- 少資金でも優待がもらいやすい
- 高い利回りを実現しやすい
- 複数銘柄にアプローチしやすい
といったことが挙げられます。
ちなみに優待利回りの計算式は
- 優待利回り(%)=優待金額 ÷ 優待取得金額 × 100
となるので、ここからも取得金額が利回りに影響することがわかりますよね。
逆にデメリットとしては取得金額に見合った優待内容になりやすいということが挙げられるでしょう。
取得金額も優待内容も小さいとあまり意味がなくて、例えば1万円の取得金額でクオカード500円をもらった場合の利回りは
- 500円 ÷ 10000円 × 100 = 5%
となりますが、実際にはここから
- 売買手数料
- つなぎ売りのコスト
などがかかってくるので実需は数百円にも満たなくなってしまいます。
利回りで考えれば高いのですが、中身がスカスカというわけですね。
最近では現物取引でも何万円まで手数料無料という流れがありますが、なるべく1000円単位の優待実需を狙いたいのが現状ではないでしょうか。
なるべく小さな取得金額でよりお得な優待をもらうように心がけましょう。
5万円以下の3月おすすめ株主優待5選!
では3月権利確定の中から、5万円以下で取得できるおすすめ株主優待4選をご紹介します。
コナカ
最初のおすすめ銘柄は紳士服でお馴染みのコナカです。
コナカは紳士服業界3位の企業で、関東や東北の郊外を中心に店舗展開しています。
株主優待の内容は
- 20%引き優待割引券3枚
- 海外ブランド5%引き・国内ブランド10%引き券1枚
というもの。
2020年3月時点では27000円前後という安さで、紳士服コナカなど系列店で使える割引券が複数枚もらえます。
仮に1万円のスーツで2000円引きしてもらえた場合、
- 2000円 ÷ 27000円 × 100 = 7.4%の利回り
となります。
国内や海外のブランド物スーツで優待を使えば、割引金額が大きくなるので利回りも高くなりますね。
春先の新生活準備やご自身のスーツを新調するのに最適な株主優待でしょう。
日神グループホールディングス
2つ目の日神グループホールディングスは東京や神奈川を中心にマンションを展開している会社です。
2020年3月時点では取得金額37000円前後で、ゴルフ場の割引券やクオカードがもらえます。
株主優待の内容は
- 新築マンション分譲価格1%割引券1枚
- 平川カントリークラブ平日2000円引き券2枚
- 1000円相当のクオカード
というもの。
仮にクオカード1000円だけ使ったとしても
- 1000円 ÷ 37000円 × 100 = 2.7%の利回り
になり、ゴルフ場の優待券まで使った場合は
- 3000円 ÷ 37000円 × 100 = 8.1%の利回り
という計算になります。
クオカード1000円だけもらって、あとはオークションで売りさばく人もいそうですね。
進学会ホールディングス
3つ目は学習塾でお馴染みの進学会ホールディングスです。
進学会は北海道が地盤ですが、学研HDと資本業務提携をしている会社ですね。
2020年3月時点では45000円前後で優待が取得でき、系列学習塾に通っている家庭に嬉しい割引券とクオカードがもらえます。
株主優待の内容は
- 学習塾とスポーツクラブで使える3000円相当の優待券
- 1000円相当のクオカード
というもの。
両方ともしっかり使えば
- 4000円 ÷ 45000円 × 100 = 8.8%の利回り
と中々お得なインカムゲインとなります。
1000円相当のクオカードがもらえるので、学習塾の利用者だけでなく幅広い人に喜ばれそうですね。
ベルーナ
4つ目は「BEL LUNA」や「RyuRyu」など女性向け雑誌を手がけるベルーナという会社です。
2020年3月時点では43000円という取得金額で、自社通販割引券や食品・ワインといった自社製品がもらえます。
その優待内容は
- 割引券またはネット専用クーポンまたは自社製品1000円相当
- 裏磐梯レイクリゾート宿泊優待券1枚(一部除外日あり)
- ルグラン旧軽井沢宿泊優待券1枚(9月のみ)
という組み合わせです。
仮に1000円の割引券のみ使ったとしても
- 1000円 ÷ 43000円 × 100 = 2.3%の利回り
という計算で、宿泊券まで使えばもっと高利回りになります。
主な顧客層は50代前後ですが、若い世代向けの雑誌も展開しているので幅広い女性にお得な優待でしょう。
まとめ
いかがでしたか?今回は3月に権利確定する株主優待の中から、5万円以下でもらえて利回りが高いおすすめ4銘柄をご紹介しました。
ぜひ皆さんも優待の実需を考慮しながらお得なものを探してみてはいかがでしょうか。
ちなみに優待に必要な売買コストが低い会社には松井証券があります。
現物取引も信用取引も50万円まで手数料無料なので、より高い優待利回りを実現しやすい証券会社です。
低コストを重視する方はぜひチェックしてみて下さいね。
外部参照リンク:松井証券|手数料
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