どうも、ひげづらです。
突然ですが、あなたは自分の生活費に無駄がないと断言できますか?
例えば毎月の支出額を1万円減らすことができれば、その1万円をコツコツと投資に回すことができるでしょう。
その1万円の積み重ねが数十年後に大きなお金となり、あなたの生活を助けることになります。
ただし、ここで重要なのは生活費を無理やり抑え込むのではなく「生活レベルを下げずに圧縮すること」ですね。
そうでなければやがて嫌になり、浮いた1万円はまたどこかに消えていくでしょう。
この記事では、投資によって資産形成をする第一歩として重要な「生活費の圧縮」について述べました。
- 株などで資産形成する前段階で大事なこと
- 生活費を上手に圧縮する方法
- 圧縮しやすい生活費
について書きましたので、ぜひご参考ください。
株の長期投資を始める上で重要なこと
例えば、あなたが株で長期投資したいとしましょう。
目標は20年後の老後資金を1000万貯めることで、そのために毎月5万ほど投資に回したいと考えています。
こういった状況で大事なことは「どのような方法で行うか」だけではありません。
あなたがその方法を20年もの期間、しっかりと継続できるかどうかも非常に大事です。
長期投資と生活費の見直し
おそらく大体の方は毎月貯金をしているでしょう。
この金額は毎月1万円という方もいれば、毎月10万円という方もいるわけです。
この違いは毎月の収入額が違うからで、言い換えれば余裕資金が違うからですよね。
余裕がこれくらいあるから、このくらいの貯金ができると考えているわけです。
また、このくらいの貯金であれば「何かがあっても継続できるだろう」と考えている方も多いと思います。
無理のない範囲でできる限り貯金しようという基本的な考えですが、これは長期投資でも同じことです。
毎月5万を株の長期投資に回すのであれば、それを20年続けるということにほかなりません。
5年後に支出が増えるかもしれないし、10年後にさらに増えるかもしれない。
そういった事態をある程度予測した上で、これくらいなら投資に回せるという金額を決めていきます。
その観点から考えると、継続投資のために生活費の無駄を減らすということは長期投資の継続確率を上げるために一役買ってくれるわけです。
理想は生活費を見直して、減った支出の分で長期投資が行えることでしょう。
満足のいく積立額にならないことが多いとは思いますが、生活レベルを落とさず、かつ投資が始められれば願ったりかなったりですね。
株式投資を生活費の圧縮で継続しやすくする
例えば株の長期投資をしたいのであれば、まずは本当に支出に無駄がないか考えることだと述べました。
この時のポイントは生活費を削るのではなく「圧縮」することです。
なぜならば、生活レベルを落としてしまうとどこかで嫌になってしまう可能性が高いからですね。
例えば「いつも飲んでいるお茶をワンランク下げたら不味くて嫌になった」なんてケースが考えられます。
まずは自分がどんな生活をしていて、どのようなことにお金を使っているかを把握してください。
- 固定費はどんなものにどれくらいかかっているか
- 定期的に購入しているものにどんなものがあるか
- 同じものをもっと安く手に入れられないか
- 安い代替品で同品質のものがないか
などを考えれば圧縮できそうなポイントは見つかるはずです。
また、逆にここだけは譲れない!という点があれば先に除外しておくと良いですね。
譲れない部分を無理に圧縮するとそれもストレスですから、なるべく無駄を削るんだけどストレスは少ない方向性に持っていくことが大きなポイントでしょう。
ただし、趣味嗜好の部分に甘えを出しすぎてもいけないので、そこだけは気をつけて下さいね。
生活費を圧縮しやすい代表例とは
株などの長期投資を継続しやすくするためには生活費の圧縮が有効です。
ここでは生活費の圧縮がとてもしやすい代表例をいくつかご紹介しておきますのでご参考ください。
あなたが生活費という予算を左右する財務省となって、該当するものがあったらどんどんメスを入れていきましょう!
光熱費
生活費の見直しをする時、最初に挙がるのは光熱費ではないでしょうか。
ここは単純にニュースでさんざん取り上げられた電気やガスの自由化によって圧縮すればそれでよいです。
例えば、私の場合はオール電化なので電気会社だけ見直しをして月1000円以上圧縮できました。
電気会社の見直しが済んでいない人も少ないとは思いますが、もしまだ検討していない方がいればぜひ行ってください。
電気会社が変わって電気代が下がったからといって家電の性能が落ちたりはしませんから、これは生活費の圧縮になります。
まずはほとんどの方がやっているであろう点をしっかりと行ってください。
通信費
次に携帯代やネット回線代などいわゆる通信費です。
こちらもニュースでさんざん取り上げられてきた格安スマホ(MVNO)や格安のNURO光を活用します。
例えば私の場合、
- 携帯代金:夫婦で毎月9000円だったものが毎月4000円に圧縮
- 光回線:毎月7500円が毎月4700円に圧縮
となりましたので、併せて8000円弱の削減ですね。
格安スマホ会社に乗り換えたからと言って回線速度は変わらないですし、インターネット回線もめちゃくちゃ速いです。
ちなみに形態はUQモバイルで、光回線はNURO光にしています。
サービスの質が落ちずに生活費が下がっているので圧縮成功ですね。
外部参照リンク:UQ mobile|価格詳細
外部参照リンク:NURO 光|サービス詳細
クレジットカード
生活費の圧縮で最も手強いのがクレジットカードでしょう。
この記事を読んでいるあなたは、投資の前にちゃんとご自分のクレジットカードの明細を確認していますか?
もし自分の支出詳細も把握せずにカードを使っているのであれば今すぐその習慣を直してください。
か・な・ら・ず必要なかったものがあるはずですよ。
- 買ったはいいけど着なかった洋服
- 本当はかけなくてもいい掛け捨て保険
- 気が大きくなって支払ってしまった飲み会代
など色んなものがクレジットカード代としてまとまって引き落とされています。
まずは毎月のカード代のなかで必ず落とされる必要な代金を明細を見ながら書き出してください。
そしてそれを固定費として記録し、それ以外でカードをきったら家計簿としてつけてください。
これだけでもクレジットカード代が圧縮されることでしょう。
コンタクトレンズ代
これは生活費に含まれていない方もいると思いますが、もしコンタクトを日々愛用している場合は大きく生活費を圧迫する原因の1つとなりますね。
コンタクトって高いんですよね、イオンとかによく入っている実店舗でコンタクトレンズを買うと平気で1万円とかそれ以上かかるんですよ!
現代にはコンタクトレンズの通販サイトというものがありますから、もし活用していない方は今すぐ活用したほうが良いです。
冗談抜きで3割は安くなりますよ。
現代のコンタクトレンズは安くて品質も良いですから安心してください。
私は2weekから1dayに変えたのに数千円も圧縮できましたから、本当におすすめです。
コンタクトレンズについては別記事で解説しているので、ご参考ください。
保険料
大人になるにつれて必要となる保険も増えていきます。つまりそれだけ無駄な出費をする確率が増えていきます。
- 本当に必要な保険はどれか
- 今の保険に代わるもっと割安な保険はあるか
- 無駄な掛け捨て保険はないか
など考えたことはありますか?
知り合いの保険屋さんの言いなりになってはいませんか?
保険は入ってから見直す人も少ないのが現状です。
終身保険では年齢の関係で逆に高くなるかもしれませんが、一度保険に入るのではなく「やめる」という目線で相談してみるのも良いですよ。
保険料は年間にするとかなり高いものです。
必要以上にリスクに備えても良いことはありませんから、自分に必要なものだけ必要な時期に加入するようにしましょう。
まとめ
いかがでしたか?この記事で述べた生活費を圧縮していくだけでも毎月1万円は支出が減るはずです。
株や投資信託で長期投資をしっかり継続していくためにも、現状の生活費に無駄がないかしっかりと見ておきましょう。
圧縮した分も投資に回せますし、悪い話ではないと思います。
それではまた!