デイトレ銘柄をランキングで超絶簡単スクリーニングする方法!

    

どうも、ひげづら(@higedura24)です。

皆さんはデイトレをしていますか?

デイトレは地合いが悪いときでもリスクを限定しながら値幅取りができるトレード手法です。

しかし、どんな銘柄でも良いかというとそんなことはありません。むしろ銘柄選択を間違えるととんでもない下落に巻き込まれることもあります。

そこで今回はデイトレ初心者でも簡単に値幅取りに最適な銘柄を探す方法をご紹介します。

ザラ場開始後すぐにスクリーニングができる方法ですのでぜひ参考にしてみてください。

    

初心者がデイトレをやる際の注意点

スクリーニング方法をご紹介する前に初心者がデイトレをする際に注意してもらいたいことをいくつかご紹介しておきます。

デイトレは地合いが良いときに限る

冒頭でデイトレは地合いが悪いときでもリスクを限定して・・・と言いましたが初心者さんは地合いが悪いときはやらなくていいです。

極端な話、地合いが良い日は非常に買い気が強いため多少銘柄選択を間違えたくらいでは問題ないのです。ほとんどの銘柄は押せば上がる状況なので初心者でもそれなりに利益が取れると思います。

初心者や兼業投資家の場合は無理に毎日トレードする必要はないのでまずその日の地合いをチェックするということを心がけましょう。

「地合いが良い」というのは主観になりますが、ご自身の中で「今日はやたらめったら日経が上昇しているな!」という経験を思い出してその日の感覚に近い日にトレードをしてください。

デイトレは現物ではなく信用取引で行う

株取引きでは差金決済という決まりがあります。差金決済とは「一日の中で同じ銘柄を買って売ってまた買う、ということができませんよー」という決まりです。

もし同じ銘柄を2度売買したければ資金を倍用意する必要があります。初心者さんはなにを言っているのかよくわからないと思いますので例をひとつ。

  1. まずA銘柄を100万円分現物で買ったとします。
  2. そして値上がりしたのでそれを売りました。
  3. また値が戻ったのでまたA銘柄を100万円分買いたいと思いました。

このときに先ほど使った100万円ではA銘柄を買うことはできないのです。

株取引のルールとして、もしもう一度買いたい場合はさっきの売買で戻った100万円ではなく新規の100万円で買う必要がありますよということです。

ここで出てくる話が「じゃぁ資金がたくさんある人でないとデイトレで資金をぶん回すことなんてできないじゃないか!」ということですね。

安心してください。資金を多めに用意する以外にもデイトレで資金をぶん回す方法があります。

それが信用取引です。

信用取引はあなたの資金を担保に資金以上の取引ができる制度。株取引ではレバレッジ(信用倍率)が3倍までとされているので資金100万であれば300万までの取引が可能です。

どのくらいのレバレッジでやるかはまた別の話なのでここでは割愛しますが、とにかくデイトレは信用取引でやるのが一般的なんですね。

多めに資金を用意してもいいのですが、デイトレに特化した信用制度が証券会社によって用意されているので手数料や金利の面から考えてもデイトレは信用取引が好ましいと言われています。

ちなみに私は楽天証券の「いちにち信用」という制度を活用しています。いちにち信用のメリットはこんな感じ。

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これは楽天証券のHPから引用したものです。メリットとしては手数料が無料であることと、100万円以上の取引であれば金利も0%になることです。

このコスト差は長期に渡ると何十万の差になりますのでご注意を。

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デイトレ銘柄のスクリーニング方法

では簡単なデイトレ銘柄のスクリーニング方法をご紹介します。大まかな流れとしては

  1. その日の日経平均やマザーズが上昇基調であるか確認する
  2. 全市場の値上がり率ランキングを開く
  3. ランキングをそのままリストにコピーする
  4. 日足が下降トレンドの銘柄、出来高があまりに少ない銘柄、株価が2桁のものを削除する
  5. 残った銘柄の5分足を定期的に確認
  6. 直近で下げ始めたものを拾う
  7. 定期的にリストを更新する

こんな感じです。大事なところを補足します。

全市場の値上がり率ランキング

証券会社のサービスの中に「ランキング」という機能があります。これは様々な条件でランキング表示ができる優れもので、銘柄スクリーニングでは非常に重宝しますよ。

よく言われるのがスイング銘柄を探すときに出来高上昇率上位のものを毎日確認して、初動銘柄を拾うといったやり方です。

今回はその日に上昇基調が強い銘柄を探したいので「値上がり率」でスクリーニングをかけます。

また、ランキングでは東証一部、二部、マザーズ、ジャスダックの中でどの市場におけるランキングを表示するかも設定できますが、今回は全市場でスクリーニングをかけましょう。

ランキングはワンクリックで表示できますので、とりあえずそっくりそのままリストにコピーしてください。

デイトレに適さない銘柄を削除する

ランキングに載っていた銘柄全ての値動きを監視するのは効率的ではありません。

  1. 日足が下降トレンドの銘柄
  2. 出来高があまりに少ない銘柄
  3. 株価が2桁の銘柄

は削除して構いません。理由としては

  1. 日足が下降トレンドでは日中値動きで下げたら買おうとスタンバイしている人が少ない
  2. 出来高が少ないと必要数の注文ができなかったりセオリー通りの値動きをしなかったりする
  3. 株価が2桁はデイトレに適した5分足チャートになりづらい

といったことが挙げられます。

地合いによってはETFがランキングを独占することもありますのでそういったときは個別銘柄で良さそうなものをピックアップするか、市場設定を新興市場のみにするなどの工夫が必要です。

上位にはストップ高銘柄もきますが自信がなければ触らなくても大丈夫です。ストップ高剥がれから前日比マイナスにいくケースもありますので。

また、長いこと地合いが低迷したあとの反発では日足で上昇トレンドを保っている銘柄が極端に少なくなります。そういった場合はランキング表示ではなくチャート形状で上昇トレンド銘柄をスクリーニングしても良いでしょう。

チャート形状でのスクリーニングは楽天証券のスーパースクリーニングやSBI証券のホームページ、株マップなどでできますのでそちらをご活用ください。

残った銘柄の5分足を確認する

ここまでの手順でとりあえずその日のデイトレリストは完成です。慣れてくると大体数分でできます。

リストが完成したらあとは日中値動きを監視して、以下の記事を参考に下げ始めたものを拾っていくだけです。

リスト内の総銘柄数は大体10~20くらいだと思いますが、スマホの場合はいちいち開いて確認するのは面倒ですよね。

私は楽天証券を活用しているのでお気に入りをチャートペア表示にしてそれぞれの5分足をチェックしています。

楽天証券以外の方はいちいち個々に確認する必要がありそうですが、各自で工夫してみるといいかもしれません。

定期的にリストを更新する

長めにデイトレしていると朝一で作成したリストにはない上昇銘柄が出てくることがあります。

リスト内で動きが少なかったり、うまくタイミングが合わないときは手順を最初からやり直して銘柄更新をするのも効果的です。

ランキングはめまぐるしく変化しますので気が付いたら確認して見てない銘柄はちゃんと確認しましょう。

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まとめ

いかがでしたか?今回はデイトレ銘柄を簡単にスクリーニングする方法をご紹介しました。

デイトレは難しく考えず、その日に強い銘柄を選んでトレードするように心がけてください。

値上がり率ランキングの銘柄はTwitterでつぶやかれることも多いですので、慣れてきたら併せて確認するのも良いですね。

トレード自体はスマホでも結構ですが、できれば多機能なPCツールがおすすめです。

特に、楽天証券が提供しているマーケットスピード2はスマホとは雲泥の機能差があるので非常におすすめできますよ。

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