投資の始め方と一緒に心構えも学ぼう!失敗する前に知ってほしいこと

    

どうも、ひげづらです。

前回までの記事で投資をするための計画や証券口座など準備が整ったかと思いますので、この記事では実際に投資をする際の心構えや私が心がけていることについてご紹介したいと思います。

長期投資はやることがホントに地味ですので投資スタンスを明確に、行動がブレないようにしていきましょう!

    

長期投資の心構え

まず、長期投資とはどういったことだと思いますか?

私は「長期」というくらいなので「たっぷりと時間をかけて投資を行う」ものだと思います。

当たり前のことですが、これが重要なんですよ。

例えば投資信託を3年間積み立ててきて損が出ていたとします。あなたはどの程度の損であれば気にならないですか?

3%?5%10%?

私は何%の損が出ていようと気になりません。だって積み立てで長期投資を行うときに3年じゃ結果なんてわかりませんからね!

もっと言えば積み立て投資では下がり続けてからゆるやかにU字回復して最初の価格と同じかそれ以上になってくれることが理想なんです。

下がっている所で保有量が増えてくれるから利益が格段に上昇するんですよ!

積み立て投資のパターンについては

外部参照リンク:積立投資(投信積立)で損!?ドルコスト平均法のリスクと弱点とは? | トウシル 楽天証券の投資情報メディア

をご参考下さい。

何が言いたいかというと長期投資は10年~30年の間で行うものですので損が出ている期間があっても気にしないで大丈夫ということです。

想定期間が10年ならとりあえず8年か9年くらいまでは待って、損が出ていたらもうちょっと持つことになりそうだなぁーくらいでいいんです。

投資やっぱ怖いーーーーと損を確定しないこと。焦らず利益が乗ってくるのを待つことが大切だと思います。

ただし!そうやって投資期間を延長できるのはそのお金を使う予定がないからです。

資産運用計画年表の記事では投資期間や目的を定めて・・・というお話をしましたが無理に使う必要はないのです。

余剰資金で投資を行って、かつ現金という無リスク資産に余裕があれば損が出ているリスク資産を切り崩す必要はないんですから。

想定投資結果を盲信することはやめましょう。投資にはリスクがあり、絶対はありませんから!

長期投資とリスク

投資に絶対はありませんが、リスクをコントロールすることは必要不可欠です。

長期投資では時間をかけてじっくりとお金を積み立てていくことでリスクを減らしています。

また投資対象を分散することや、同じ投資信託でもさらに商品を分散させ、投資対象地域や株式などの種別も分散させ・・・というように限りなくリスクを分散することで損する確率を減らすことが普通です。

時間をかけてセオリー通り投資をすればほぼほぼ負けることはないと思いますが投資期間を終える時にリーマンショック級の嵐が世界を巻き込むことも考えられます。

色々なパターンを想定して、そうなったらどうするかをあらかじめ考えておくと焦って変な投資行動を行わずに済みます。

例えば私ならこんな場合分けを簡単にしています。

1)投資期間がほぼ終わりで想定利益に届いている場合

これはすぐ利益確定します。

予定期間が終わりに近いので想定元本に近く、利益確定で得る総資金も目標額に達しているのでそれ以上投資を行う必要はありません。

一度利益確定をしてキャッシュ化することで無リスク資産が増えます。新たに積み立てを始めるも良し、毎月積み立てに回してたお金は今後自分の生活に使うも良しです。

一度利益確定していれば新たに積み立てを始めた瞬間にリーマンショック級が来てもへっちゃらです。

2)投資期間がほぼ終わりでまだ想定利益に届いていない場合

想定利益に届いていないので利益確定はしません。

ただしほんとにあとわずかに届いていないのであれば利益確定する場合もあるでしょう。

全然利益が足りなかったりむしろ損が出ている場合はもう何年かは待つと決めておきます。パニクって損を確定することはしません。

3)投資期間がほぼ終わりで突然大暴落した場合

なんの前触れもなく嫌~~なタイミングで大暴落するときもあるでしょう。そんな時は放置です!笑

リーマンショックではアメリカがヤバい!!と不況の波が世界中に広がってしまい世界的な株安となってしまいましたが、記憶に新しいブレグジットやトランプ大統領当選などのショックは一時的なもので終わりました。

トランプ大統領誕生!に至っては1日で日経平均が1000円以上下がって上がってでしたからね・・・値幅2000円オーバーですよ。

なのでなんちゃらショックで大暴落してもとりあえず放置というか様子見です。

自信のある方は積み立てとは別で大暴落時に資金をまとめて投入するのもいいと思いますがあまりおすすめはしません。

3つほどパターンを出しましたが基本的にはこれでいいという利益が出たら利益確定、目標に届いていなければ放置して期間を延ばすことを覚悟するとこれだけです。

ただし、複利効果を最大限に享受するには積立金の利益確定数は最小に押さえるべきなのでくれぐれも積み立てながら利益確定を繰り返すことはしないで下さいね。

長期投資で必要な行動とは

基本的には放置で構いませんが、完全に存在を忘れてしまうわけではありません。私の場合、以下の行動は長期投資期間中でもやってます。

1)情報収集

ここでいう情報収集とはネット(証券会社ホームページや投資情報まとめサイトなど)と本を指します。

また情報の種類は昨日のニュース・・ではなく投資の根本に関わる情報に注目します。なんちゃらショックだーとか世間は騒ぎますしネットにも色々出ます。

何年に1度の事件とか書かれますが無視していいです。それよりも自分が買っているものと同じような商品なのにはるかに良い条件のものが出た!とか投資成績に必然的に関わるものに目を通します。

特に証券会社のホームページは定期的に見た方が絶対に良いと思います!例えば自分が買っている投資信託の情報や新しい商品、手数料の改定など知っておくべき情報が必ず出ますので必要があれば投資状況に反映させます。

本に関しては余裕があれば読んだ方がいいかなというくらいですね。ふと気になることがあればネットで調べて、大事だなと思えば本を買って理解を深めるといいですね。私は紆余曲折あって何十冊も読みました(笑)

2)リバランス

毎年1回はリバランスといって自分の資産配分を見直します。

分散して投資信託を買った場合に上がった株式を売って下がった債券を売るというように常に投資信託の枠組みの中で同じ比率を維持するんです。

例えば国内株の保有が当初の想定よりも大きすぎると国内株のリスクに想定以上に引っ張られてしまいますからね。

私の場合、投資信託だけに限らず資産全体のリバランスについても考えます。各資産クラス全部ではありませんが無リスク資産とリスク資産の比率くらいは調整します。

といっても投資信託全体の額が増えても一時的な可能性もありますし、一番考えるのは現金がどの程度あって現状や未来において可能性が高いイベントに対して安心できる比率かを重要視します。

子供が育ってどの学校に進学しそうか段々と現実味が増してきますよね?

これじゃ足りないかなとか考えるわけですよ。あまり考えたくないけど突発的に現金比率がめっちゃ減ったりしたら仕方なく一時的に投資先を限定することも考えます。

まとめ

いかがでしたか?今回は長期投資をする上での心構えやいざというときのパターンを想定することについてご紹介しました。

長期投資は何があっても動じず、目標利益を楽しみにコツコツと続けることが醍醐味ですので目先の損益にとらわれないようにしたいですね!

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