株価が最も上がる王道パターンはやっぱり未知数が大事か

    

株式投資を投機的な目線で行っている方は多いと思います。

その場合、買った株が一過性にでも大きく伸びてくれればあとはどうでも良く、いかに大きく伸びそうな株に自分のお金を投入できるかどうかに尽きますよね。

今回はそういった投機的な目線で求められる「株価の伸び」について考えを述べてみました。

株価が最も上がるパターンはどんなものかを考えた時に思いつくのはやはりこれかなと感じますので、ぜひ参考にしてみてください。

    

株価が最も上がるパターンは未知数があること

結論から述べると、株価が最も上がるパターンには「未知数」が関係していると思います。

「未知数」とは数学的に言えば計算式や方程式の中で自分が求めようとしている値のことです。

未知数を株の世界で考えた時、これは

  1. 具体的な売上高や利益
  2. 新規開拓する市場規模

などが該当してくるでしょう。

具体的な数字が出ると目安ができてしまう

例えば、銘柄Aと銘柄Bがあったとしましょう。両社とも新サービスを発表しましたが、

  1. 銘柄A:目標とする売上高を具体的な数字で発表
  2. 銘柄B:話題性は大きいが業績への具体的な影響はわからない

という違いがあります。

おそらくこういったケースで相場化した場合、銘柄Bの方が大きく伸びるのではないでしょうか。

銘柄Aも具体的に業績へ良い影響が見込めるという点で好感されるとは思いますが、どれくらいの売上高が見込めるかわかってしまったら目安ができてしまうという点もあるでしょう。

機関投資家なり個人投資家が概算した結果をまとめたときに「大体2割増収くらいかな」となれば、株価もその辺のラインを想定してとりあえずは動き出すわけです。

また、そのラインを超えて大きく上がったとしても、後々の上方修正で概算と似たような数字が出てしまうと株価織り込み済みということで下げる流れも十分あり得るでしょう。

その点、銘柄Bは話題性たっぷりな上に業績への影響度合いを誰もよくわかっていない状況です。

短期的な株価というものは投資家の思惑によって大きく左右され、なおかつその思惑は都合良く膨らんでいきがちですよね。

思惑が際限なく膨らめば株価もまた際限なく上がる(実態を無視して際限なく買われる)という可能性があり、投機目線では望ましい状況になりやすいわけです。

上記は非常に抽象的な例え話ではありますが、おそらく多くの方がたったひとつの材料だけで株価が何倍にも膨れあがるケースを見たことがあると思います。

当該銘柄がどこまで上がっていくのか検討もつかないその裏には投資家の勝手な思惑が必ず関係しているはずです。

小型株だからこそ暴騰する理由

株価が短期的に何倍にも膨れあがるケースには時価総額が小さいという場合が多いです。

これは発行済み株式数や浮動株の少なさが大きく影響していますが、もうひとつ忘れてはいけない点があります。

それは「多くの人がその新興株の価値を測りかねている」ということです。

現時点でどれだけ業績が良くてもそれが5年後や10年後にどうなっているかはわからない

そもそも事業規模が小さいのでどれくらいのポテンシャルを秘めているのかわからない

といった点があり、どこまで成長するか未知数だからこそ暴騰する背景があると私は考えています。

思惑がたっぷりの「よくわからないけどなんだかすごそうな材料」と同じく、よくわからないけどこの小型株はすごそうだという時期が一番大きく株価を伸ばしてくれるのでしょう。

ふたつ合わさればなお良い?

投機目線で考えれば、「小時価総額」と「思惑が強く未知数な材料」の2点が共存してくれるとなお良いと思います。

材料が出始めた直後に乗っておけば短期的に値幅が出る可能性は高いので非常に投機向きの考え方です。

しかし、これが投資目線だった場合には話が違ってくるかなとも思います。

投資目線ということは向こう10年くらい保有した時にどうなっているのかが大事になってくるので、個人的には企業の実力が完全に未知数ではちょっと怖いですね。

具体的には時価総額が数十億円程度の銘柄ではなく、500億円とか1000億円くらいにまで成長してきた中型株が魅力的です。

こういった銘柄が大きく下げてきたタイミング、例えば「時価総額1000億円から700億円に下がった」というようなタイミングで勇気を出して買っていくということが必要だと考えます。

時価総額1000億円になるほど事業規模が拡大してきたという点である程度の実力を感じますし、そのままの状態で時価総額が下げてきたという時は買った方が良いでしょう。

そんなことあるのかという声も聞こえてきそうですが、株の世界ではその時期の雰囲気によって全体的な株価が左右されるという側面があります。

また、思惑で株価が大きく上がるように根も葉もない噂や憶測で企業への悪い思惑がつくということもありますね。

企業に問題がなくても市場環境や印象が悪くて買う人が増えていかなければ株価は下がっていくので、そういった時期は狙い目です。

といっても、

  1. 我慢して割安な時期を待って買えるかは自分次第
  2. 企業の質が担保された状態で株価が割安になった状況でも株価が戻ってくれるかは未知数

という点も考えたいところ。

投資目線の場合は企業への信頼感を頼りに戻りを狙いますので、下げ止まりをしっかりと待ちつつ状況判断していくことが重要なのかなと思いますね。

まとめ

今回は株価が上がるパターンを投機目線で考えてみました。やはり株価が際限なく上がっていく状況は「思惑ばかりが膨らんで実態を無視している」という状況でしょう。

そういった意味では投資家が好きな言葉ばかりを並べたような思惑たっぷりで影響が未知数な材料が出ている小型株ほど株価が上がりやすいと思います。

ただし、これが投資目線になってくると5年後や10年後を想像するので、株価上昇を狙うためには企業への信頼感や買う時期がより重要になってくるでしょう。

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