高配当株を超絶簡単スクリーニング!実はスイングリストにもなる!

    

どうも、ひげづら(@higedura24)です。

今回は優良な高配当株をスクリーニングする方法を解説します。

高配当株は地合い悪化を利用して、長期的な目線で保有していけば後々の利益となることがとても多いです。

その理由は高配当株はそうでないものに比べて下げ止まりやすいからですね。

優良な高配当株ほどその傾向が強いので、スクリーニングで引っ掛けて目ぼしいものは保有するようにしましょう。

下げ止まりやすいということはそこを逆張りトレードしやすいということでもあります。

長期保有をしない方でも、角度を変えて考えてあげると良いものが見つかるはずですよ。

    

高配当株をスクリーニングする方法はとても簡単

高配当株をスクリーニングするために活用するのは楽天証券のスーパースクリーナーです。

スーパースクリーナーは本当に優秀ですのでまだお持ちでない方はぜひ楽天証券の口座開設をおすすめします。

今回、スーパースクリーナーに入れる条件はこちら。
  1. PER
  2. PBR
  3. ROE
  4. 自己資本比率
  5. 配当利回り

それぞれの理由を簡単に説明します。

PER・PBR

まず割安度を調べるためにPERとPBRを含めます。正直これは必須条件ではありません。あっても良いよねくらいです。

必要なければその他の条件を代わりに入れてもいいですね。時価総額とか業績に関する項目を入れてみましょう。

もしPERとPBRを活用する場合は

  1. PER:13倍以下
  2. PBR:1.3倍以下

くらいを目安に調整していってください。このくらいの値であればそこそこ割の良い取得単価になるかなと感じます。

ROE

ROEを入れる理由は収益力を調べるためです。いくら配当が高くても収益力がなければ配当を維持できなかったり業績が振るわなくなる可能性がありますので。

ROEの目安は8%以上ですね。このへんから調整してスクリーニングしていけば良いでしょう。

業種によってもまちまちな側面がありますが、ROEが高いに越したことはありません。

自己資本比率

こちらは財務的な体力を担保するために入れておきます。目安としては最低でも50%以上。

自己資本比率が良い場合はあとでチェックする利益剰余金と有利子負債のバランスも良好であることが多いので割と大事です。

自己資本比率が低くても、利息の何倍も売上高がついていたりすれば良いといえば良いのですが・・・倒産リスクという観点からは自己資本比率は多いほうがベター。

配当利回り

一番重要な配当利回り。目安としては3.5%以上から調整をかけていきます。

地合いが悪い時は、本来の利回りが3%にも満たないものまで引っかかってきますので注意。

株価が下がることで相対的な利回りが向上して高いのか、もともと3%以上を担保されているのかまで確認しましょう。

別に実質的な配当利回りが高ければ良いのですが、もともとの設定値は企業の配当性向が関わっています。

配当性向が高い企業は株主還元に力を入れている場合が多いので、増配が見込めたりと長期で持つ場合に安心感があります。

高配当株をスクリーニングしたら企業の中身を確認する

スクリーニングで引っかかったものを全てリストに入れるのではなく、そこから企業の中身を確認して良いものだけをリストに入れます。

条件の中に市場や時価総額の情報は入っていないので、

例えば、

  1. 業績の安定性
  2. 配当の安定性(配当性向、増配実績含む)
  3. 利益剰余金と有利子負債の割合
  4. 景気敏感株か内需株か
  5. 業種や銘柄の背景、テーマ性

こういったことを調べてあげると安心して長期保有できそうかイメージが湧きやすいですよね。特に、

  1. 黒字が定着しているか
  2. 売上高や純利益のブレは大きいか
  3. 銘柄背景にどんなテーマ性やニュースがあるか

といったことは忘れずに。

景気敏感株は世界情勢の影響を大きく受けて株価が下がることもあります。そのタイミングでスクリーニングをかけるとヒットしやすいので、なんでこんなに株価が落ちているの?という視点は非常に大切です。

景気敏感株は配当で稼ぐというよりかは、配当を後ろ盾にスイングするという考え方もできます。

チャートまでしっかりと確認して下げ止まりを狙いましょう。

高配当株だからすぐ買って良いわけではない

スクリーニングで拾い上げて、中身まで確認して、リスト化したからといってすぐ買うわけではありません。

必ず、チャートの状態を観察してどのへんで買いたいか考えましょう。

例えば、株価が下落続きで配当利回りがかなり向上している場合。これはチャートが

  1. 上昇トレンドからもみ合いに移行
  2. 下降トレンド

ですよね。上昇トレンドの高値圏でもみ合っているのであれば「どこの安値を目安に買いたいか」を考えたり、下降トレンドであれば「2番底まで形成したら買ってみようかな」などと考えます。

また、配当利回りで考えるならば「このラインまで下がれば相対的な配当利回りがこのくらいになるな」という考え方もできますよね。

配当利回りは5~7%くらいがせいぜいですので、これは下げすぎだろうという目安にもなります。

色々な角度から、株価がどの位置にいるのかチャートで確認してください。これは保有時の安心感やリバ取りの根拠になります。

その他にも、ローソク足や出来高分析といった通常のテクニカル分析で買いタイミングを探っていけばさらに良い結果となるでしょう。

まとめ

いかがでしたか?今回は高配当株を簡単にスクリーニングし、そこからリスト化するコツを解説しました。

長期保有目的やスイングに活用できるリストとなりますのでぜひご活用ください。

その他の銘柄スクリーニング記事として「これから上がる株をスクリーニングする方法!買い集められている株を探せ!」がありますので、こちらもご参考ください

それではまた!