任天堂の株を購入して大儲け!1株でいいから大相場には乗っておくべし!

    

どうも、ひげづら(@higedura24)です。

国内を代表する企業の1つに任天堂という会社があります。

任天堂はゲーム会社として有名で、大人から子供まで幅広い世代に知られていますよね。

私も子供時代は任天堂のゲームに大変お世話になろましたし、これからは自分の子供がお世話になることでしょう。

そんな任天堂の株価は時価総額に似合わない値動きをすることがあり、イベント前後では仕手株のような挙動を見せてくれます。

任天堂株はうまく波乗りすることで短期的に大儲けできますし、継続的に監視しておくべき銘柄の1つと言えるでしょうね。

この記事では任天堂の株価が過去にどのようなイベントで大きな値動きを見せたのかをご紹介し、そこからわかる「儲かる為の教訓」を述べました。

子供達が熱狂するゲームの裏側で、株式市場にも色々なドラマが生まれていることを知っておきましょう。

    

任天堂の株を購入すれば大儲けできた時期

まず直近5年における任天堂の月足チャートを見てみましょう。

任天堂の株を購入して大儲けできた時期

株価が大きく跳ね上がっている部分は

  1. 2015年3月
  2. 2016年7月
  3. 2017年5月

の三箇所ですね。

今回はこの3つの時期について考えていきます。

2015年3月にDeNAとスマホアプリ開発で資本業務提携

まず2015年3月ですが、ここは東証一部上場企業であるDeNAと資本業務提携をしてスマホアプリ開発を進めていくと発表した時期ですね。

ここから任天堂とDeNAの二人三脚が始まり、

  1. ファイアーエムブレム
  2. 逆転オセロニア
  3. マリオラン

などのタイトルが発表されていく流れになります。

逆転オセロニアは当時の材料で900万ダウンロード突破が発表されるなど盛り上がりを見せていました。

また、ファイアーエムブレムも海外で人気のタイトルとなり、未来の業績へ貢献したと考えられますね。

任天堂が本格的にスマホゲームへ取り組みだしたのはこの時期がきっかけというイメージがあり、これは後述するポケモンGoへ続くたたき台になったのではないでしょうか。

ここで任天堂株を購入できた人は、ここからの数年で大きく儲けることができたはずです。

ちなみに、2015年3月期の決算は4年ぶりに営業利益が黒字化しました。

この結果が発表されたのは5月ですが、株価にも先見的な影響があったのかもしれません。

2016年7月にポケモンGoが世界配信され大ヒット

次に2016年7月の急騰ですが、これは世界的に大ヒットとなったスマホアプリゲーム「ポケモンGo」のリリース時期ですね。

具体的には

  1. 2016年7月6日に米国で配信
  2. 2016年7月22日に日本でも配信

という流れで、この間にも多くの国でリリースされました。

ポケモンは元々海外で知名度があるゲームタイトルに成長していましたし、ポケモンGoのゲームシステムも独自性がありましたよね。

  1. スマホの位置情報を使って現実世界とゲームをリンクさせる
  2. 実際に歩き回ってモンスターを見つけることができる

といった新しいスマホゲームの形に思惑も集まったと思います。

また、現代人の運動不足や生活習慣病の解消などにも貢献できるという話もありましたね。

この時期の日足チャートは・・・

任天堂株をポケモンGoで購入

このように米国配信(赤丸)から急騰し、1万5000円前後だった株価は一気に3万円を超えるほどの値動きを見せました。

100株購入するだけでも150万儲かったので、多くの投資家が大儲けできる相場だったと言えます。

ちなみにこの影響は任天堂だけでなく、関連銘柄にも波及していきました。

  1. 京都銀行:任天堂の大株主
  2. DeNA:スマホゲームで資本業務提携
  3. タカラトミー:ポケモンのおもちゃを生産する権利を持つ
  4. イマジカロボットHD:子会社がポケモンアニメの製作を手がける

など幅広い関連銘柄に買いが入り、プチバブルのような状況でした。

もはや任天堂だけの話ではなく、「任天堂関連銘柄」や「ポケモンGo関連銘柄」というテーマが発生していたことが印象的ですね。

しかし、ここで大事なことは本来の企業状態を無視して購入される需給相場になっているので、本家が崩れれば資金が回収されていくということでしょう。

よく見ると日本配信(青丸)と同時に任天堂の株価も暴落していますよね。

この値動きには任天堂が発表したIRが関与していて、

  1. 開発は株式会社ポケモンであって任天堂ではない
  2. 所有権は任天堂ではなく、株式会社ポケモンの保有率も32%程度である
  3. 業績への影響も大きくなく、すでに織り込み済み

といった内容を公式に言及したことが原因です。

企業が自社の株価に対して発言する状況はかなり異例で、2016年7月22日に「業績にはすでに織り込み済みなので上方修正は行わない」と発表したことが失望売りを呼んだと考えられます。

とは言え、国内でも

  1. あらゆる土地にスマホを持った老若男女が出没する
  2. 様々な観光地にモンスター目当てのユーザーが訪れる
  3. 歩きスマホが問題視される

など経済を活性化させるだけでなく社会問題まで巻き起こすほどポケモンGoが大ヒットしました。

国内リリース時の押し目で逆に購入していた人は株価の戻しでさらに儲けつつ、次の相場へと移行できたことでしょう。

2017年5月にニンテンドースイッチが大ヒット

最後に2017年5月についてです。

この時期は3月にニンテンドースイッチが発売された後、これまた大ヒットし始めたタイミングです。

当初、任天堂が公式発表した情報では購入価格が税別29980円と少し割高な設定でした。

この時期はスマホアプリでゲームをすることが流行っていた背景がありましたし、そもそも任天堂にはポケモンGoというスマホゲームのイメージが強かったです。

投資家もポストポケモンGoを待ちわびていて、家庭用ゲームよりアプリ開発への期待が強かったかもしれません。

また、スマホアプリでゲームをするメリットとして

  1. 気軽にどこでも出来る
  2. 課金もしやすい
  3. 色々なタイトルを同時進行しやすい
  4. ハード機がなくてもできる
  5. 世代関係なくスマホが普及している

といったことが謳われていたので、任天堂が高いハード機を出しても売れないという見方が強かったですね。

しかし、任天堂としては

  1. もっと本格的なゲーム内容を外出時もできるようにしたい
  2. Wifi+家庭用ゲーム機の組み合わせがあれば、外でも本格的な対戦ゲームができるはず
  3. 家でも外でもできる新しいゲームの形を提案すればヒットする

という考えがあったようです。

実際にニンテンドースイッチは

  1. 差し込めば家庭用ハード機になる
  2. 持ち出せば携帯型ゲーム機になる

という衝撃的な仕組みを提案していたので、個人的には小学生を中心に流行るだろうなと感じました。

蓋を開けてみれば任天堂の大勝利で、ニンテンドースイッチは予定数量を遙かに超える売上高を記録したのです。

アプリと違いハード機は任天堂への寄与が大きいこともポイントですね。

人気タイトルのリリースが発表され度に株価も反応し、スイッチ相場で株価が5万円直前まで暴騰しました。

任天堂株をスイッチ相場で購入して大儲け

どこの家電量販店やゲーム専門店に行っても品薄状態で、ネット市場でも売り切れが続出する状態が続いたことを覚えている方もいらっしゃるでしょう。

また、新品を買い占めて定価の何倍もの値段で転売される事態も起きましたし、詐欺被害が出るなど再び社会問題にも発展しましたよね。

ニンテンドースイッチは株式市場だけでなく、お茶の間にも衝撃を与えたハード機だと思います。

任天堂株を購入する際の教訓

直近5年の間に任天堂の株を購入しておけば大儲けできた機会は3度ありました。

まずDeNAとの資本業務提携は「ここからスマホゲームという新しい市場に本格的に参入していく」という思惑を考えられたかどうかがポイントだったと思います。

DeNAと業務提携して動きがないわけないので、その後のスマホアプリの展開に注目している人がどれくらいいそうかを値動きから考えるべきでしたね。

ただ、思いついたとしても資金を長く置いておけるか非常に難しい面があり、営業利益が赤字続きだったことも購入しにくくさせますよね(黒字化+大型業務提携は非常に魅力的ですが)。

一方で、ポケモンGoとニンテンドースイッチは違っていて

  1. アプリ配信や発売時期などの事前情報は誰もが手に入れることができた
  2. リリース後の状況も把握しやすかった

という点が挙げられますし、実際の相場も比較的長かったです。

ポケモンGoに乗らないにせよ、ニンテンドースイッチの大相場に乗らない選択肢はなかったように感じますね。

スイッチがヒットした時期の日足を見ても明らかに強い値動きで、どこかの押し目を利用して購入するだけで大きく儲けることができる状況でした。

スイッチ相場から教訓を得るとすれば、

  1. 事前情報で発売日や売上目標などを掴む
  2. 実際に発売したあとの売れ行きを調べる
  3. 値動きを監視しながら押し目を拾う

というシンプルな戦略でも、強い需給を伴えば儲けられるということです。

というか「任天堂のブームがきたら積極的に購入していく!」と考えておけば良いと思います。

任天堂は値がさ株なので中々購入しづらい面もあると思いますが、単元未満株を活用すれば「10株だけ買う」など誰でも好きな金額で売買可能です。

例えば、SBIネオモバイル証券は

  1. 1株単位で売買可能
  2. 月額税込み220円払えば毎月50万円まで手数料無料の売買
  3. Tポイントを活用して1株から売買できる
  4. ネット銀行からリアルタイム入金できる

といった特徴があり、初心者さんでも普段の生活でもらえるポイントを使いながら単元未満株の売買を楽しめるサービスとなっています。

外部参照リンク:SBIネオモバイル証券|手数料

誰でも気軽に値がさ株を売買できる時代なので、少額でも良いので社会的なブームには積極的に乗りたいところですね。

今後も任天堂から新型ハード機は発売されるはずなので、ニンテンドースイッチ相場の教訓は忘れないようにしましょう。

まとめ

いかがでしたか?今回は任天堂株で儲かった方が多い時期をご紹介し、そこから得られる教訓を述べました。

全ての上昇相場には乗れなくても、スイッチ相場のような息の長い大相場では積極的に購入していきたいところです。

単元未満株であれば値がさ株だろうと関係なく好きな規模で買えるので、値がさ株に特化した口座を1つ持っておくことはおすすめですよ。

任天堂の株価推移から得られる教訓を忘れず、しっかりと今後の発売情報を注視していきましょう。

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