楽天証券はローソク足の色を変更できます。これはiSPEED(スマホ)でもマーケットスピード2(PC)でも可能です。
ローソク足の色を変えると見やすさが変わるのはもちろん、直感的な気づきにも変化が表われるでしょう。この記事では
- ローソク足の色が示す意味
- 楽天証券のiSPEEDでローソク足の色を変更する手順
- 同じくマーケットスピード2で変更する手順
- ローソク足の色でおすすめできるもの
- 現在価格の色が示す意味
などをご紹介しました。ツールの使いやすさが関わってくる部分ですのでご自身に合った設定を実現していきましょう。
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ローソク足の色が示す意味とは
まずローソク足の色が示す一般的な意味をお伝えします。ローソク足の色はチャートの視認性を高めるためにも結構大事で、一般的には
- 陽線は赤やオレンジ
- 陰線は青や緑もしくは白
が扱われます。陽線は前日終値よりも上昇したローソク足で、陰線は下落したローソク足なので色合いによって強弱感を演出しているわけですね。
しかし、これは日本の基準であり日米では逆の色味を使うことも多いです。つまり米国株の場合は
- 陽線が青系統や白
- 陰線が赤系統
というイメージですね。昨今では日本株と米国株で使用するアプリを切り替えたり、トレーディングビューといった独自ツールと連携させる機会も多いと思います。そういった場合、ツールによってローソク足の色が変わることがあるので注意が必要ですね。
ちなみに陽線が何色で陰線が何色なのかわかりづらい時の見分け方は、
- 直近の値動きトレンドが上なのか下なのかを確認する
- 上に進むときに多い色合いが陽線、下に進むときに多い色合いが陰線
という解釈で大体わかります。もしくは大体のケースで当日始値と前日終値は近い位置になるという特性を考えて矛盾が少ない組み合わせになるように解釈するのもありでしょう。
楽天証券はローソク足の色が変更できる
ローソク足の色で陽線と陰線を区別することをお伝えしましたが、人によって色への感じ方は様々です。色そのものへのイメージはもちろん、色盲など何らかの原因で見づらい可能性もあるでしょう。
ローソク足への色合いに不満がある場合、楽天証券のスマホアプリであるiSPEEDでは設定で変更ができます。方法はカラーテーマを変更するというもので、ローソク足の色だけでなくチャートや文字色も一緒に変わります。
用意されているテーマは
- スモーキーブラック
- スノーホワイト
- オリジナル
の3種類で変更手順は以下の通りです。
まずiSPEEDを起動して右下のメニューをタップしてください。すると上記の画面に切り替わるので(変わらない場合はもう一度タップ)、そこからカラー設定を選択。あとは好きなテーマを選んでから「設定を反映する」で保存しましょう。それぞれのテーマの色合いは以下に掲載しておきます。
スモーキーブラック
楽天証券が提供するスモーキーブラックというテーマカラーでは
- 背景色:黒基調
- 文字色:白
- ローソク足の色:陽線が赤色で陰線が水色
となります。昨今ではブルーライトカットや夜間用の色合いとしてダークカラーが搭載されていることが増えていますが、このスモーキーブラックはかなりそれに近い色味ですね。
画面がまぶしいのが嫌だという方におすすめのテーマカラーで、男性受けも良さそうです。
スノーホワイト
スノーホワイトは先ほどと真逆の色合いで
- 背景色:白基調
- 文字色:黒
- ローソク足の色:陽線が赤色で陰線が水色
となります。暗い色から切り替えると個人的にはかなりまぶしく感じるのですが、色合いとしては優しくなるので女性受けは良さそうですね。
オリジナル
最後のオリジナルというテーマカラーですが、こちらは楽天証券が従来から提供していた色合いとなります。スモーキーブラックに青系統を入れたようなイメージで
- 背景色:青基調
- 文字色:白
- ローソク足の色:陽線がオレンジ色で陰線が白色
です。背景色が青色になったことでスモーキーブラックよりは明るく、スノーホワイトよりはかっちりとしたちょうどよい印象ですね。
ローソク足の色でおすすめはオリジナル
楽天証券のローソク足の色でおすすめなのは、やはりなんだかんだ言ってオリジナルカラーですね。黒と青基調の背景色をうまく使いつつローソク足の色をまぶしすぎないオレンジと白とコントラストで表現しているので視認性も良く、個人的には目への負担も少ないと感じます。
ちなみに楽天証券は現在値の色設定も変更可能なのはご存じでしょうか。
iSPEEDを起動して右下メニューボタンを押してから「アプリ設定」を選択。そこから下にスクロールすると上記の画面が出てくるので「現在値カラー」を押しましょう。
用意されているパターン分けは
- ティック反映なし(白):現在値が常に白色で横にティックのプラスマイナスを表す矢印を出す
- ティック反映あり(赤緑):現在値がプラスだと赤、マイナスだと緑に切り替えて表示
の2種類です。
マーケットスピード2でローソク足の色を変更するやり方
余談ですが楽天証券はiSPEEDだけでなくPCツールのマーケットスピード2の開発も非常に頑張っていますよね。マーケットスピード2でローソク足の色変更をする場合は
- チャート上で右クリック
- チャート設定
- ローソク足
の順番にクリックして下記の画面を出します。
iSPEEDと違いローソク足の色を内部と枠線で分けることも透過率を変更することもできます。ローソク足だけでなくチャート全体の色はかなり細かく変更できますので、PCをお持ちの方はぜひお試し下さい。
まとめ:楽天証券はローソク足の色変更ができる!
今回はローソク足の色が示す意味から楽天証券で変更する手順まで解説しました。iSPEEDではカラーテーマを変更することでローソク足の色を変えることができ、パターンは3種類です。おすすめはオリジナルカラーで、個人的にはこれが最も視認性が良いと感じます。
楽天証券のPCツールであるマーケットスピード2ではさらに詳細な変更が可能で、ローソク足の色だけでなく背景など色々な部分を変えられますよ。スマホと同じにするもよし、全く違った色合いでチャートを眺めるもよし。ぜひご自身で体感してみてくださいね。
参考リンク:楽天証券公式|マーケットスピード2詳細