iSPEEDで空売り!やり方を図説しました【楽天証券】

    

今回はiSPEEDで空売りしたいけどやり方がわからないという方のために手順をまとめました。

空売りは株価が下げることで利益が出る売買方法で、これを覚えると上げ相場でも下げ相場でも利益を出しやすくなります。ただし空売りの仕組みや注意すべきコストを知らないと困ることもありますので気を付けましょう。

この記事では簡易的ではありますが、空売りの仕組みや信用取引の種別にも触れながら実際の画面を出して解説しています。iSPEED初心者さんでも迷わず空売りができるようまとめたので、これから空売りデビューを楽天証券でするという方はぜひご参考ください。

<関連記事>

iSPEEDで空売りするやり方

iSPEEDで空売りするやり方はとても簡単です。まず空売りしたい銘柄の個別ページを開きましょう。

iSPEEDで銘柄検索

銘柄を探す時は検索ページにて直接銘柄名を入れても良いですし、銘柄コードで探しても大丈夫です。

特にどの株を空売りしたいか決まっていないという場合は、色々な情報媒体から探すと良いです。例えば株探やヤフーファイナンスなど総合的な情報サイトはたくさんあるのでお気に入りサイトを見つけておきましょう。

個別銘柄ページに入ったら画面右上の注文ボタンをタップしてください。すると下のような画面が出ますので、次に信用新規を押します。

信用取引には

  1. 買い建て:証券会社からお金を借りて株を買う
  2. 売り建て:証券会社から株を借りて売る

のふたつがあり、空売りは売り建てというものと同じ意味です。したがって注文画面でも売り建てを選択する必要があります。

iSPEEDで空売りを入れる画面

次に信用区分についてですが、信用取引には

  1. 制度信用:返済期限が6か月だが株を借りるためのコストが少し安い
  2. 一般信用無期限:返済期限はないがコストが高い
  3. 一般信用14日:株主優待のクロス取引をするための特別枠で返済期限が14日
  4. 一般信用1日:デイトレをするための特別枠で当日中に返済しなければならない

の4種類が上記のような意図で用意されています。

ちなみに一般信用の場合は1人当たり何株まで売り建てできるかが決まっていて、iSPEEDでは一般信用を選択すると表示される仕組みになっています。

一般的に空売りは制度信用を選択することが多く、この理由は貸株料という金利コストが安い点などが挙げられるでしょう。ただし、後述する逆日歩というデメリットもあります。

話を戻して、次に空売りしたい株数やいくらで約定させたいのかを設定してください。株数は資金や余力に対して選択するべきで、例えば資金が100万円であればその3割程度までに抑えて空売りしましょう。そうでないと思わぬ損失を食らってしまうので十分に注意して下さい。

売りたい価格は明確に何円という目安があれば指値を選び、今すぐ約定させたい場合は成行を選択します。

次に執行条件についてですが、ここでは上記の注文設定をいつまで有効にさせるのかを決めることが可能です。右の欄では

  1. 寄り付き:市場の寄り付きタイミングで発注
  2. 引け:市場の引けタイミングで発注
  3. 不成:指値が約定しない場合は引けで成行変更
  4. 大引け不成:指値が約定しない場合は後場引けで成行変更

が選択可能で、それぞれ上記のような意味合いです。

最後にセット注文といってiSPEEDではどこで利食いさせるかあらかじめ設定することができますので、必要であれば返済買いの価格を設定してください。あとは取引暗証番号を入れて「注文する」を押せばOKですね。

制度信用では逆日歩に注意

空売りする際に注意すべきは逆日歩コストです。逆日歩とはその銘柄に対して「制度信用を使って空売りする人が多すぎる場合に生じる特別なコスト」のことですね。

空売りはiSPEEDに限らず、証券会社が投資家に株を貸し付けて行われます。ただあまりに空売りが殺到すると貸し付ける株式が減り、これ以上は特別なコストを払ってもらわないと貸せないという状況になるわけです。

大型株などではあまり生じることはなく、一般的には

  1. 急騰しすぎて売り圧力が強まっている小型株
  2. 優待目的で大量にクロス売りがされている銘柄

などで生じやすいコストでしょう。

逆日歩は基本的には予測できないものなのですが、人気優待銘柄では過去の傾向から逆日歩がつく可能性を考慮することもあります。

逆日歩の怖さは発生が予測できないだけでなくその大きさがまちまちだという点もあるでしょう。例えば以前あった例では、たこ焼き優待券に個人投資家が群がったせいで逆日歩が1万円以上ついたこともありました。

たかが千円ちょっとの優待券をもらうためにそれよりはるかに大きなコストを支払うのは馬鹿げていますので、優待につられて無理はしないようにしたいですね。

ちなみに一般信用を使えば逆日歩になることはありませんが、前述の通り一人当たり何株まで空売りできるかは時期によって決められてしまいます。優待時期では一般信用の取り合いになるので定期的に巡回して早押しに勝つ必要があり、これもまた厳しい競争です。

iSPEEDで空売りするやり方まとめ

今回はiSPEEDで空売りするやり方をまとめました。手順はそこまで難しくなく誰でも簡単にできると思います。

ただしどの銘柄で空売りをするのか、逆日歩リスクやコスト面はリターンより小さくなりそうかは事前に考えなければなりません。

個人的には買いよりも売りの方が難しいと感じていて、その理由は割高な銘柄を狙い撃ちしなければならない点と現物買いのように時間を味方につけづらい点です。

最初のうちは地合いが悪い時期に限定して少額から空売りを始め、慣れきたら少しずつロットを増やしてみてはいかがでしょうか。

<関連記事>