楽天でiDeCoと積立NISA併用ならこのポートフォリオ一択です!

    

今回は楽天証券でiDeCoと積立NISAを併用するならどの組み合わせがおすすめかを紹介します。

最近は有名YouTuberの影響でマネーリテラシーやお金への関心が高まっていますね。その流れから株式投資を始めようと考え、色々と調べてみたという方も多いはず。しかし、いざ調べてみると

  1. 自分にもできるか不安
  2. もっと他に楽な方法はないのか
  3. ほったらかしで大丈夫な方法はないのか

といった疑問を持つ方もいらっしゃいます。結論から言うと上記のような考えを持つのであればiDeCoや積立NISAを併用してほったらかすことが最善策です。

この記事ではその理由に加えて、もし楽天証券でiDeCoや積立NISAを併用するならどういったポートフォリオにすべきかをわかりやすく述べました。難しいことは抜きにしてさっさと資産運用を始めたいという方はぜひご参考ください。

<まだiDeCoや積立NISAを始めるための口座を持っていない方は先にこちら>

iDeCoと積立NISAを併用すべき理由

まず簡単にiDeCoと積立NISAのメリット、併用することでどういった効果があるのかを述べておきます。ある程度調べていて、もうiDeCoや積立NISAを始める予定だよという方は飛ばしていただいて構いませんので、次の「楽天証券でiDeCoと積立を併用する場合のおすすめポートフォリオ」に進んでください。

iDeCoのメリットとデメリット

iDeCoは「個人型確定拠出年金のことで2017年1月に改正・拡充された制度です。基本的な流れとしては

  1. まず証券会社や金融機関からiDeCoを申し込む(iDeCo口座の開設)
  2. 口座開設したらどの商品で掛け金を運用するか決める

の2つだけですね。非常にシンプルですが、

  1. 口座開設まで数か月かかることも多い
  2. どういった商品で運用するか決めなければならない

といった点に注意しましょう。もしiDeCoをやるのであればすぐにでも口座開設を申し込まないと結構な時間をロスしてしまいます。どの商品で運用すべきかは後述しますのでそちらをご参考頂ければ問題ありません。

こういった制度は海外では以前から行われていて、日本はこういった流れを見習って国が重い腰を上げた格好と言えます。ちなみにiDeCoの大きな特徴は「年金」という名称がついている通り「60歳まで継続的にお金を積み立てて老齢年金とは別に老後資金を形成する」といったこと。

言い換えれば

  1. 毎月数万円を積み立てても60歳になるまではそのお金を使えない
  2. 一度始めたら最低5000円は積立てることになる

というデメリットがあるわけですが・・・実はそんなことをかき消すくらいiDeCoには大きなメリットがあります。それは以下の3つの節税メリットですね

まずiDeCoは毎月5000円から2万3000円という枠内で積立を行います、この積立上限枠は

  1. 自営業・公務員・会社員といった違い
  2. 会社の福利厚生(企業年金の有無)

によって変わりますが、実はこの掛け金の年間総額は所得税対象額から全額控除されるんです。例えば

  1. 年齢:30歳
  2. 年収:300万の会社員
  3. 扶養家族:1人(0歳)
  4. 掛け金:毎月2万円
  5. 運用期間:30年間

という条件で積立てた場合は年間掛け金総額の24万円が所得計算対象額から差し引かれた上で税金が計算され、毎年およそ36000円が所得税や住民税から30年間節税できます。これを類型節税額に換算する約105万円。要するに

  1. 本来なら払うべき所得税が30年間で105万円ほど免除できる
  2. 毎月2万円ずつ将来のために積み立てて、「そのお金+利益」もそのままもらえる

というわけです。このようにiDeCoの1つ目の節税効果には「積立期間中は所得税の節税メリットを受けられる」という点があります。積立時の節税効果は年収や掛け金によって変わってくるので控除額を詳しく知りたい方はiDeCoナビで税控除額を確認してみて下さいね。

外部参照リンク:税控除を確認する|個人型確定拠出年金イデコ(iDeCo)の所得控除額は?|iDeCoナビ

続いて2つ目の節税メリットについてですが、先ほど運用したお金は積立額と利益額両方がもらえると述べました。通常であればそのうちの利益額に関しては20%が税金で持っていかれてしまうのをご存じでしょうか。しかし、iDeCoで運用した場合にはこの税金が一切かかりません

ピンとこない方のために具体的な例を考えてみましょう。先ほど出した例の年間平均利回りが5%だった場合

  1. 積立部分:720万円
  2. 利益部分:910万円

となるので、通常であれば910万円の20%である182万円が税金で持っていかれるわけですね。これがiDeCoであれば丸々自分の儲けに加えられるのでとても大きな節税効果となります。もちろん運用利回りが大きければ大きいほど節税効果も高まるので、後述する運用商品が大きく影響するでしょう。

本当にそんな大きなお金が手に入るのか疑ってしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、30年という年月をかけて720万円という大金を複利運用するのですからこれくらい大きな桁になるのは普通です。本当ならそれだけ税金の額もすごいことになりますが、iDeCoでは「利益確定時の節税効果」があるのでとても魅力的ということがお分かりいただけたでしょうか。

最後の節税効果は「年金として受け取るタイミングの節税効果」です。iDeCoで運用したお金を受け取る際には

  1. 一括で受け取る(一時金)
  2. 分割受け取り(年金)
  3. 一時金と年金のハイブリッド受け取り

という選択肢があります。例えば一括で受け取るケースを考えた場合、通常ならそういった所得にも税金がかかりますよね。しかしiDeCoではどの受け取り選択肢でも退職所得控除や公的年金等控除によって所得税を節税することができるんです。

このようにiDeCoは運用期間中も受け取りタイミングも運用利益そのものにも全て節税効果が備わっているので、無理のない範囲で始めれば将来的には大きなメリットを享受できます。

積立NISAのメリットとデメリット

続いて積立NISAのメリットについて述べていきます。積立NISAは「NISA(ニーサ)の積立バージョン」という意味合いで考えてもらって構いません。実は国内にはNISAという兄弟分的な制度がありまして、こちらは

  1. 少額投資非課税制度と呼ばれるもの
  2. 利益や配当金にかかる税金を非課税(免除)できる
  3. 非課税期間は最長5年間(ロールオーバーで10年)
  4. 1年間の上限額は122万まで

といった点が特徴です。これをより長期的に運用できる制度として2018年1月に制定されたのが積立NISAで、こちらは

  1.  非課税期間は最長20年間
  2.  1年間の上限額は40万まで(20年で800万)
  3. 毎月一定額を積み立てる(毎月最大3.3万円ほど)

という特徴があります。薄々勘づいているかと思いますが、iDeCoと同じく投資期間が20年と長いにも関わらず、

  1. 運用益に税金が一切かからない
  2. 年間40万を最大に好きな範囲で長期的な積立が可能

といったメリットがとても魅力的ですよね。前述のiDeCoと併用することで毎月の非課税運用額を大幅にアップできるので、運用余力があるという方はまず間違いなく行った方が良いです。ちなみに積立NISAは証券会社の口座さえ持っていれば、NISA口座を申し込むだけで割とすぐ始められます(数週間くらい?)。

ただし積立NISAには「スイッチングができないというデメリットがあります。スイッチングとは「自分が理想としている運用バランスに商品比率を調整する作業」のことです。ちょっとややこしいので具体例を考えてみましょう。

例えば自分が

  1. 外国株式:50%
  2. 国内株式:50%

という比率で運用したいと考えたとします。この場合はそれぞれに合致する商品を同じ金額ずつ買い付けていくわけですが、保有していると

  1. 外国株式は大きく値上がりした
  2. 国内株式はあまり値上がりしない

という状況が起こったりするんです。すると何年か経過した際に

  1. 外国株式の評価額:80万円
  2. 国内株式の評価額:60万円

といった具合にどちらか一方の評価額が高いというポートフォリオになるわけです。そこでこのバランスの崩れを解消するために

  1. 外国株式を10万円分売る
  2. 売って得たお金で国内株式を10万円買い足す

ということをします。これがスイッチングという作業ですが・・・積立NISAでは毎月の最大積立額っも年間の最大積立額も決められているのです。スイッチングのつもりで売却をしても

  1. どこかのタイミングで一括購入はできない(毎月最大積立額の縛り)
  2. 売却しても年間積立額が回復するわけではない

といった弊害が出てしまいます。こういった背景から積立NISAは「リバランスが非常にしづらい」という唯一のデメリットがありますが、対策としては

  1. 毎月の積立額を調整して徐々にリバランスする
  2. リバランスの必要がない運用方法を取る

といったことで解決可能です。これらについては楽天証券でiDeCoと積立NISAを併用する場合のおすすめポートフォリオで一緒に解説します。

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楽天証券でiDeCoと積立NISAを併用するならこの組み合わせ!

ではここからは楽天証券でiDeCoと積立NISAを併用する場合にどういった組み合わせのポートフォリオにすれば良いかを述べます。おすすめする前提としては

  1. 少なくとも10年以上の運用期間を想定している
  2. 生活に余裕があってiDeCoや積立NISAでリスクを取っても構わない
  3. なるべく高いリターンを望んでいる

といった条件があるのでご了承ください。それを踏まえた上の結論ですが

  1. iDeCo:全額を「楽天全米株式インデックスファンド(通称:楽天バンガードファンド、楽天VTI)」
  2. 積立NISA:全額を「楽天全米株式インデックスファンド」もしくは「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」

この組み合わせにすれば間違いありません。以下、その理由やポイントを述べていきます。

iDeCoは楽天全米株式インデックスファンド

まず知っておいていただきたいのは投資信託を運用するなら米国株を入れておかないと話にならないということです。百聞は一見に如かずということでこちらをご覧ください。

S&P500の全期間推移

参照:Googleファイナンス|S&P500

上記は米国の株式市場を代表する指数であるS&P500の推移を示したグラフです。S&P500は米国を代表する企業を寄せ集めて作られたようなものなので、わかりやすく言えば米国株式市場が大昔からどういった推移をしているか教えてくれているもの。そして、この最大の特徴は「紆余曲折ありながら30年以上かけて上昇継続している」ということでしょう。

この期間にはそれこそ新型コロナウィルスのパンデミックやブレグジットにチャイナショックなど様々な歴史的事件がありましたが、全てを乗り越えて上昇しているという点がキモですよね。これほどわかりやすい投資対象は他になく、これから長期投資を始めようと考えているのであれば必ず組み込んでおかなければならない市場だと言えます。

前述の楽天全米株式インデックスファンドはS&P500に加えてその他の米国中小型株も全てまとめて投資している意味合いがあって、今後の歴史にテスラのような次世代スターが米国株式市場に現れようと運用先として組み込まれる点がポイント。ただし、米国で販売されている

  1. VOO:S&P500に連動する米国株上場投資信託(ETF)
  2. VTI:米国株全体に連動する米国株上場投資信託(ETF)

という商品で10年以上という長い期間で実績リターンを比較するとほぼ同じではあります(直近だとVTIの方が4%くらいリターンが高い)。一般に

  1. VOOと同じ意味:eMAXIS Slim S&P500
  2. VTIと同じ意味:楽天全米株式インデックスファンド

という解釈なのでどちらを選ぶかは好みの問題ですね。私はより「米国株式市場に投資する」という意味合いが強く分散銘柄数も多いVTI、すなわちiDeCoであれば楽天全米株式インデックスファンドが好きなのでこちらをおすすめします。少しややこしくなったのでまとめますと

  1. 高いリターンを狙うならiDeCoでも積立NISAでも米国株に投資する商品が必須
  2. 一般に「S&P500のみ」か「全米株全体」に投資するの二択
  3. どちらも長期的なリターンではほぼ同じなのでどっちでも良い
  4. iDeCoの場合はS&P500が良ければ「eMAXIS Slim S&P500」に、全米株全体が良ければ「楽天全米株式インデックスファンド」に投資

という感じです。ちなみに投資信託を運用する場合は年間コストとして「信託報酬」というものを支払わないといけませんが、両者の差は2021年5月14日時点で

  1. eMAXIS Slim S&P500:0.0968%
  2. 楽天全米株式インデックスファンド:0.162%

というこれまた微々たる差になっています。100万円の運用につき652円のコスト差なので、直近推移のようにVTIがリターンで上回ればかき消せるくらいのレベルでしょう。

積立NISAはeMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)

次に積立NISAについてですが、こちらはeMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)にしておけば間違いないでしょう。ここで疑問に感じるのは「え、全米株式にすれば間違いないんじゃなかったの?」ということです。確かにそう述べたのですが、実は個人投資家の中には以下のような考えを持つ方もいらっしゃいます。

  1. 米国株は長年上昇し続けているがこれは未来永劫続くものなのか
  2. アメリカが世界のトップから陥落したら暴落するのではないか
  3. だったら全ての国に投資しておけば間違いないのでは?

私個人としては米国株もしくは先進国株だけに投資しておいて問題ないだろうと考えていますが、上記の考え方は割と多くの方が持っているんですよね。これはリスク管理のひとつでもありますし、この記事で投資先に言及する以上は触れないわけにはいきません。

もしあなたが上記のような考えに共感できるという場合はスイッチングができない積立NISAの方で全世界の株式に投資できる「eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)」を運用してください。こちらの商品は言葉通り、日本も米国も中国もヨーロッパ諸国もその他新興国も全て含めて「信託報酬0.1144%」という低コストで投資できる優れものです。

eMAXISSlim全世界株式(オールカントリー)の内訳

今後の世界情勢によって米国株が暴落して他国の株式市場が急騰してもしっかりカバーできるのがメリットで、積立NISAのネックであったスイッチングも必要ありません(株式を売却して債券に移したいというケースは対応できませんが株式クラス内のスイッチングはいらない)。

一方、もし私と同じように今後の数十年も変わらず米国がトップを走っているという考えであればiDeCoと同様にeMAXIS Slim S&P500や楽天全米株式インデックスファンドに集中投資しても問題でしょう。ただしこの点は個人の判断なので、心配であればオールカントリーにした方が良いとだけ言っておきます。

ちなみにiDeCoと積立NISAどちらも米国株のみに投資した場合は運用期待リターンを米国株式市場の平均リターン7%程度にて計算できますので、

  1. 運用開始元本:0円
  2. 毎月積立額:55000円
  3. 年利:7%
  4. 信託報酬:0.162%
  5. 投資期間:20年

という条件で計算してみると・・・

年利7%で米国株に20年間投資

このように最終的な保有資産は2700万円に到達する結果でした。具体的な内訳は

  1. 合計投資額:1320万円
  2. 最終利益:1437万2315円
  3. 最終リターン:108.881%
  4. 最終資産:2757万2315円

です。必ず年率7%ずつ増えるという意味ではないのですが、長期間に渡って米国株に集中投資した場合は平均するとこのような大きなリターンが得られる可能性があるというのは魅力ですよね。

まとめ

今回は楽天証券でiDeCoや積立NISAを併用するならどういったポートフォリオにすべきかを述べました。リスクを取れる状況であれば米国株にフォーカスした組み合わせが最善で、楽天全米株式インデックスファンドやeMAXIS Slim S&P500とeMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)を選択しましょう。

米国株だけに集中投資しても良ければiDeCoと積立NISAで銘柄を分ける必要はなく同じ銘柄に全力投資するのもありです。ただし、上記はしっかりとした投資期間を設けることが前提なので、少なくとも10年、できれば20年は想定したいところではあります。複利効果を考えてもより長く運用期間を設けるべきなので少しの急落で全て売却するようなことは避けましょう。

<まだiDeCoや積立NISAを始めるための口座を持っていない方は先にこちら>

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