MACDを楽天証券で使えるように設定したいという方に向けて図説します。
MACDはとても有名かつ使いやすいテクニカル指標として人気です。色々な株情報を見ていても初心者向けのものとして紹介されることも多く、それだけ情報を仕入れやすいので使いたいと感じる人も多いでしょう。
しかし株を始めたての方は何をどう設定すればよいのかわからないですよね。この記事はそういったMACDを使いたいのにどう設定すれば良いのかわからないという方に向けた記事です。解説は楽天証券で行っていますが、その理由は楽天証券のツールが最も使いやすいと評判だから。
個人的にも全員が持つべきツールだと感じますので、まだ持っていない方はぜひ使ってみてください。おそらくどのアプリよりも使いやすいと思いますよ。
MACDの設定を楽天証券で行うやり方
では早速ですがMACDの設定を楽天証券で行う方法をお伝えします。楽天証券にはiSPEED(スマホアプリ)とマーケットスピード2(PCツール)というものがありますので、両方とも図説していきますね。どちらもあっという間に設定できますので落ち着いてひとつずつやっていきましょう。
iSPEEDでMACDを設定する
まずはiSPEEDの方からMACDの設定をしていきましょう。最初になんでもよいので個別銘柄ページを開いてください。
するとこのようなTOPページに入るのでチャートをタップしましょう。するとチャートタブに切り替わるはずです(切り替わらない場合は左右にスワイプすれば大丈夫です)。
チャートタブに切り替わると上図左側の画面になりますので、どれかひとつタップしてください。すると上図右側のようなチャートページに入ることができますので、次は青背景のチャート部分のすぐ上にある歯車マークの「設定」を押しましょう。
すると上図左側のようなチャート設定ページに入るので、
- 画面上のタブでオシレーターに切り替える
- 画面中央の「MACD」にチェックを入れる
- 画面上の歯車マークで設定に入る
- パラメーターの設定画面(上図右側)で好きな数字を入れる
とやりましょう。私がMACDに設定している数字は
- 短期:12
- 長期:26
- シグナル:9
というもので、これは多くの方が使う一般的な設定パラメーターだと思います。迷ったらこの設定を使えば間違いないと言えるものですが、使っていてあまりしっくりこないという場合は以下の記事を参考に設定を変えてみてください。設定値に問題がなければ画面右上の完了を押して保存すればiSPEEDのMACD設定はこれでおしまいです!
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マーケットスピード2でMACDを設定する
楽天証券のスマホアプリにてMACDを設定し終えたので、続いてPCツールの方も設定していきましょう。楽天証券ではマーケットスピード2というPCツールを提供していてこれがまた本当に無料で良いのかというくらい色々な機能が直感的に使える優れものなんですよね。
マーケットスピード2でMACDを設定する場合、まずどの銘柄でも良いのでチャートページにて図のようなチャートを開くところから始めます。
ここで勘違いしやすいのは右上の歯車マークから設定に入ってしまう流れですね。この歯車はツール全体の設定を行うものなので今回は使いません。
個別チャートの設定を行う場合は、まず
- チャート上で右クリック
- テクニカル(オシレーター系)をクリック
- MACDをクリック
という手順でチャート上にMACDを表示させます。そのあと
- 再びチャート上で右クリック
- 今度はチャート設定をクリック
- MACDをクリック
とやると下のような設定画面が出てきます。
あとは先ほど紹介したような設定パラメーターを打ち込んでOKを押せば設定が保存されますよ。楽天証券のスマホアプリでは表示されなかったヒストグラムもマーケットスピード2では表示可能ですし、
- 色
- 透明率
- 太さ
- 実践や破線
も任意に変更可能です。特に色は好みが大きいのでしっかり選んであげると視認性が上がり変化に気づきやすくなります。
まとめ:楽天証券でMACDを設定するのは簡単!
今回は楽天証券でMACDの設定を行う方法をiSPEEDとマーケットスピード2両方で図説しました。どちらもチャート開いてから設定画面に入ることでMACDの設定を行うことができます。
慣れてしまえばいつでも好きな時に好きな設定パラメーターでMACDを使うことができるので本当に便利な世の中になりましたよね。私が株を始めた頃はそれほど使いやすいツールなどありませんでしたから、証券会社もだいぶ開発を頑張ったのだと感じます。
特にマーケットスピード2はMACD以外でもぜひ活用すべきツールなのでスマホアプリだけでなく一度触ってみることを強くおすすめしますよ。マーケットスピード2でなければできない注文方法もあるので色々と試してみると世界が広がるはずです。ぜひ一度お試しくださいませ。
参考リンク:楽天証券公式HP|マーケットスピード2詳細