どうも、ひげづら(@higedura24)です。
株式投資をやっていると、どうしても「この銘柄の株価は上がるのか下がるのか」という点に囚われてしまいます。
しかし、その瞬間における株価のハイ・ローのみにベットしていくやり方ではギャンブルの域を出ていません。
継続的に勝っていくためには
- 状況に応じて正しい行動を取る
- 優位性のあるトレード方法を選択する
- 繰り返したときに、トータルで勝てる方法を学ぶ
ということが重要でしょう。
そこで今回は株式投資で重要な「期待値」という考え方が学べる本をご紹介します。
- 勝率が安定しない
- どんなルールを考えたら良いのかわからない
- 優位性やエッジがいまいちピンとこない
といった方におすすめの株本達ですので、ぜひご参考下さい。
期待値を学べる株本3選!
では早速ですが、期待値という概念を学べる株本3選をご紹介します。
高勝率トレード学のススメ
この株本はタイトル通り、勝率が高まるトレードとはどういったものかが学べる良書です。
- トレードを実行する状況とは
- 実際のトレーダーの失敗をチャートで振り返る
- 損失が拡大しないためにはどうするか
- ニュースと価格の関係
など株初心者さんが気になっていた内容がわかりやすくまとめられています。
ケーススタディもあるので、実際に自分だったらどうしていたかを考えながら読むと効果的でしょう。
オシレーターなどテクニカルの知識がある程度必要ですが、トレードの枠組みを感じてもらえる株本です。
システムトレード 基本と原則
この本は株やFXなどの売買ルールを考える際に非常に役立つ良書です。
システムトレードと言っても自動売買の類では無く、
- 売買の優位性やエッジについて
- 資金管理やロットについての考え方
の基礎的な部分が学べます。トレードをメインに行っていて、すぐに資金が溶けてしまうような人はぜひ読んでいただきたいですね。
期待値に関する記載よりは資金管理や売買ルールの内容が濃いですが、きちんとした売買ルールがどんなものか学ぶことは期待値に関連するでしょう。
100%負けないトレードはないわけですから、いくら期待値が高い場面だとしても大きすぎるロットを張ると破滅します。
ぜひこの本でロットの扱い方を学んで下さい。
相場の上下は考えない「期待値」で考える株式トレード術
この株本では
- 期待値の考え方
- リスクリターンの考え方
- トレードと勝率の考え方
- 売買ルールや負ける投資家について
を述べた上で、「サヤ取り」という手法について解説してくれています。
サヤ取りを簡単に説明すると、「値動きが似ている複数銘柄に売りと買いを仕掛け、その値動き差を取っていく」という手法です。
個人的にはサヤ取りを積極的に進めるつもりはありません。
しかし、著者の期待値に対する考え方やそこからなぜサヤ取りなのかが参考になりました。
値動きはわからないものであり、「不確定要素をなるべく除外していく必要があるな」と気づかされたのでおすすめ致します。
基本的な期待値の考え方がわかりやすく解説されているので、ぜひご参考下さい。
株本で期待値を学んだら自分のトレードを振り返ろう
期待値という考え方を株本で学んでいくと、勝てるトレ-ダーは「絶対に勝てるトレードなんてない」という前提でトレードを繰り返していると感じます。
だからこそ
- 売買資金を厳密に管理する
- 期待値に対する考え方を明確にして、状況をしぼる
- 自分が勝負する場面や重視するものを決める
- 何度も繰り返したときの結果や、再現性を重視する
といった結論に至るのでしょう。
期待値に対する考え方は人それぞれですが、決して10回やったら7回勝てることをしよう!という話ではないのかなと私は思っています。
もっと包括的に重視することや守るべきことを考え、そこから考えられる状況を限定していかないといけないのではないでしょうか?
株の世界でよく言われる、「自分の勝ちパターンを作る」とはそういう意味なのだと思います。
期待値に対する考え方を株本から学んで、ぜひ自分の勝ちパターンを作って下さいね。
まとめ
いかがでしたか?今回は期待値について学べる株本をご紹介しました。
実はもっとご紹介したい本はあるのですが、記事構成の関係で今回は3選にしぼっています。
期待値は数学的な要素としてはそこまで難しくはないかと思いますので、もう少し包括的な考えを置くために関連知識を選択すると良いですね。
自分なりにどんなことまで期待値を考える上で必要な要素とするのか考察すると、全体的な勝率も変わってくるでしょう。
株式投資全体のおすすめ本は「株本のおすすめ32選!初心者にもわかりやすいとSNSで大好評!」の関連記事でご紹介していますので、こちらもご参考下さい。
それではまた!