どうも、ひげづら(@higedura24)です。
今回は珍しくコラム的な内容で、「株の暴落に対する考え方」をお伝えします。
株の暴落にも一過性のケースと相場化するものがありますよね。
毎回の風物詩として買うのか様子見するのか意見が錯綜し、どうしようか迷う方も多いのではないでしょうか。
参考になるかはわかりませんが、暴落がきた際にどんなことを考えるのか少しだけお話します。
株の大暴落がくるとわかるのはなぜ?
超初心者さんの方のために、そもそもなぜ今日は大きく下げる(大暴落がくる)可能性に気づけるのかお話します。
一般に、国内の株式市場は
- 先物
- NYダウ
- ドル円
の影響を大きく受けます。
簡単に言えば前日の米国株式市場のご都合で、今日は大きく下げる日になりそうだなと考えるわけですね。
例えば、前日のニュースで
- 要人が重要な発言をした
- 米国の主要企業における決算内容が軒並み悪い
- 戦争など地政学的リスクが発生した
というものがあれば、世界経済の減速やら貿易問題やらとにかく色々なネガティブが国内市場に降りかかります。
株式市場が今後大きく暴落すると予想されれば、当然先物も大きく下がりますよね。
先物や為替との相関はその時期によって度合いが異なりますが、基本的には翌日の日経平均株価も大きく下げるのが普通です。
ここで議論されるのが「本当にここから大暴落相場になるのか」ということです。
Twitterでも
- ここは買い!
- もっと下げるから様子見!
と意見が錯綜し、一体誰が正しいことを言っているのかわからなくなります。
最近では逆イールドカーブがどうとか言われることが多く、もう聞き飽きたよねと感じる方も多いのではないでしょうか。
株の大暴落相場が本当にくるのか誰にもわからない
結論的には本当に大暴落相場になるかどうかなんて誰にもわかりません。
先物が700円下げても、翌日の大引けを迎えてみれば300円安ということもあります。
300円安だったから大丈夫と思っても、翌日から連日大幅安のケースだって考えられるわけです。
株式市場というものは恒久的に続いていくものなので、翌日がどうとかよりは今後どうなっていくかが重要ですよね。
そしてそれが誰にもわからないからこそ意見や情報が錯綜し、その不安が意見のなじり合いという生産性のない状況に向かわせるのでしょう。
まず私たちが脳に刷り込むべきは「今後の株式市場がどうなっていくかなんて誰にもわからない」という点で、その議論は無駄と言えば無駄です。
株の暴落時に大切な3つのこと
株式市場の行く末がわからないからといって何も考えないわけではありません。
株式を保有しているときに暴落に遭うことも多いので、それを
- 現金化するのか
- 買い増しするのか
- 何もしないのか
といった選択肢を取る必要があります。
これは初心者も玄人も関係なく全ての投資家が選択する必要があるわけで、ここを放棄するようだと株式投資やめた方が良いのでは?と感じなくもありません。
そして選択肢を取る上で重要だと私が感じるのは
- 選択肢を簡単に曲げないこと
- 失敗を恐れず自分で考える
- 大衆の逆を行くこと
です。
選択肢がブレると痛い目に遭いやすい
例えば株式市場が暴落するとTwitterで騒がれて、色々な意見を聞くうちに「今回は買わない人が多そうだ」と感じたとします。
みんなが買わないと言うので、あなたは自分も買わないことに決めたのです。
翌日株式市場は暴落し、あなたの持ち株も打撃を受けました。
しかし、その翌日はほぼ横ばいで、さらにその翌日はむしろ大幅な上げ日になりました。
私のイメージではおそらく大半の人がこういった状況になると買います。
しかし、ここで気づいて欲しいのは買うのであれば暴落日に買った方がはるかにリターンを得られたということです。
結局買うのであればなぜ暴落日に買わなかったのですか?
暴落日に買っておけばすでに大幅な含み益や確定益を得られたのになぜ買わなかったのか?
それはあなたが暴落日に「買わない」という選択肢を取っていたからですよね。
それなのに上げ日に釣られて買ってしまった。
これは買わないと決めた理由が「みんな買わないと言っていたから」に他ならないでしょう。
また、自分で考えて「ここまで暴落が続いたら買う」と決めていた場合も同様です。
自分でここ!と決めたラインがあるのであれば実際にその状況になるまで買ってはいけません。
もし決めたラインがあるのに上げ日で買ってしまったのなら、それは買わされたんです。
選択肢が一度ブレるとその後もブレる可能性が高いので、一度決めた方針は変えない方が良いでしょう。
失敗を恐れずに自分で考えることから始める
先ほどのような「株の暴落時に買わず、その後の状況で買わされてしまう」というケースは
- 株式投資の経験が浅い
- 資金が少なく、目先の利益に右往左往しやすい
- 優柔不断な性格で周囲に流されやすい
という方が多いと思います。
このような方は周りがどう考えているか気になって気になって仕方ないはずなので、まず自分で考えることから始めましょう。
また、その考えの根底にはほぼ100%の確率で
- 失敗したくない
- 損したくない
という考えがありますので、それも捨ててください。
自分で出した考えが結果的に間違っていたとしても笑う人はいません。
少なくとも私は笑いません。
むしろ自分で答えを出せない人のほうがみっともないです。
自分のお金ですから、自分で考えて、自分の判断のもと有効だと感じる使い方をすれば良いんですよ。
そして、その経験はメモするなり何かしらの方法で蓄積しましょう。
自分なりの考えで大暴落が続くのか一過性にでも反発すると感じるのか判断し、それをしっかりと記録していけば自信となるはずです。
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大衆の逆に利益があることも
そもそも大暴落とは「みんなが売っている」という状況です。
でもこれって一過性の可能性もあり、元々はみんなが欲しがるような上昇トレンド銘柄では押し目以外の何物でもないですよね。
でも、なぜか株価の暴落時にはみんな欲しくなくなってしまう。
昨日まではあんなに欲しがっていたのに、です。
もしこれが「みんなが(継続して)売っている」という状況になるのであれば非常にまずい。
それは下降トレンドを意味していて、トレンドに逆らうことになるからです。
しかし、上昇トレンドが崩れない状態で落ちたのであれば拾っても良いケースが多いでしょう。
理想的には暴落時にも落ちない赤札銘柄を確認できることですが、日足や分足などを見ながら拾うことも多いです。
売買のイメージとしては
- みんながこんなに良い銘柄をいらないのなら買ってあげましょう
- みんながそんなに欲しいなら売ってあげましょう
というもの。
暴落時にみんなが「いらない!」と売るのであれば買い、その後の反発で「欲しい!」と言ったときには売ってあげましょう。
このとき一気に売らず、反発も見ながら分割決済がおすすめ。
銘柄を普段からしっかり見て、値動きが良い銘柄にこれを行えば大丈夫です。
それに、もし本当に上昇トレンドが崩れていくようなら損切りすれば良いだけですからね。
まとめ
いかがでしたか?今回は株の暴落時に考えたいことを少しだけお話しました。
もちろん、暴落時に拾うかどうかはその時の状況を加味して判断します。
しかし、今回お話した内容が基本的には重要で枠組みとなるものです。
ぜひご自身でも株価が大暴落時したときの対応について考えてみてはいかがでしょうか。
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がありますのでご参考ください。それではまた!