どうも、ひげづら(@higedura24)です。
株をやっていると、「上昇初動に乗りたい!」と考えることが多いことでしょう。
うまく初動に乗れれば安い取得単価になるため値幅も大きくなりますし、高値で揉み合ったときにも心に余裕があります。
そこで今回はスーパースクリーナーを活用して簡易的に初動チャートを拾い上げる方法をご紹介しましょう。
簡易的ですが、初動チャートを見つけるには効果的なスクリーニング方法です。ぜひご参考ください。
初動チャートの条件とは
そもそも初動っていったいどんな状況を言うのでしょうか?
簡単に言えば、
- 大きく値上がりする
- 出来高が直近水準で何倍にも膨れ上がる
- 大きく上がる材料がある
といった条件が必要なのかなと感じます。
材料はIRで出ていることもありますし、後出しでくることもあります。それ以外をチャートで表すならば、
- 特大陽線(10%以上の値上がり?)
- 出来高が前日比で2倍~3倍以上
と言い換えられそうですね。
したがって、今回はこれらをスクリーニング条件に組み込んでいきます。
初動チャートを拾うための条件をスーパースクリーナーに追加
上記の流れから、今回は楽天証券のスーパースクリーナーに
- 前日比値上がり率:10%以上
- 出来高増加率:2倍
という条件を追加します。
スクリーニング全体の手順としては
- スーパースクリーナーに条件追加して検索
- 出てきた銘柄をリストに一括登録
- チャートをマーケットスピード2で一覧表示して確認
- 初動の根拠となる材料やファンダを確認
- 翌営業日以降から監視開始
という感じで行います。
すると、執筆時点での検索結果はこんな感じになりました。
さらにこの検索結果をリストに一括登録して、マルチチャートで表示してあげると・・・
こんな感じで一目でチャートの確認ができます。チャートを眺めてみると、
- 上昇・横ばい・下降それぞれの状態から大陽線を引いている
- 高値に並んでいるチャート、ブレイクしているチャート
- 前日比では出来高2倍だが、直近水準では同じような出来高が確認できるチャートもある
といった具合に特徴が色々でしょう。
この辺は好みの問題なので、自分が良いなと感じるチャートを拾い上げても良いですし、チャートの形で仕分けて監視しても良いです。
今回はこの中から・・・
こんなチャートに注目してみました。状況としては
- 少し前に大きく上昇していた形跡あり
- 天井から下降して、底値で横ばい。出来高も減少。
- 本日、横ばいから大陽線を引いて出来高が爆発的に増加
という流れでしょうか。横ばいから反転上昇初動の可能性があるので、上昇の背景を調べてみたいですよね。
調べる媒体としては
- 銘柄の適時開示
- 株探など総合情報サイト
などがあります(意外にTwitterを見るだけで上昇した理由が見つかることも)。
なぜ大陽線を引いたのか調査して、理由がしっかりとしたものであれば上昇の流れが続いてくれることも多いです。面倒でもちゃんと調べましょう。
例えば、好決算で大陽線を引いたのか、ただの思惑で上げたのかは大きな違いですよね。
特大陽線は時価総額が小さい銘柄で引きやすいですが、そういった企業は業績がボロボロのこともあります。いくら上がっていてもそんな株買いたくない!という方は必ずファンダメンタルズまで確認するようにしてください。
初動銘柄が素直に上げてくれるかは別の話
もしスクリーニングで見つかった銘柄が本当に初動であったとしても翌日も上昇が続くかどうかはわかりません。
強い思惑であればストップ高から連騰してしまうことも珍しくありませんが、なかなか高値を掴むのも怖いですよね。
初動の匂いがする銘柄を知ることはスタートラインであり、どこでエントリーするかは別の話。しっかりとテクニカル分析でタイミングを選定して、考えなしに買うことは避けましょう。
このブログでもエントリーやテクニカルについて記事を多く書いていますので、参考にしていただけたらと思います。
また、もっと安心してエントリーするためにそもそものスクリーニング条件に違うものを追加してみるのもおすすめです。これをベースにお気に入りの条件を見つけてくださいね。
楽天証券のスーパースクリーナーはPC版マーケットスピード2と組み合わせることでスクリーニングもチャート確認も効率的にできます。
まだ口座をお持ちでない方はこの機会に無料口座開設をしておくことをおすすめします。
まとめ
いかがでしたか?今回は簡易的に初動銘柄を見つけるスクリーニング方法をご紹介しました。
値上がり率と出来高増加率以外にも条件を追加してぜひお気に入りのスクリーニング方法を編み出してください。
関連記事にこれから上がる株をスクリーニングする方法!買い集められている株を探せ!があります。併せてご参考ください。
それではまた!