どうも、ひげづら(@higedura24)です。
最近の大学生には株式投資に興味を持っている方も多いようですね。
ただ興味がありつつあと一歩踏み出せないのは、株に怖いイメージがあるからかもしれません。
先に言っておくと「正しいお金の使い方をすれば借金を背負うことにはならない」のでご安心下さい。
株はルールさえ守れば、大学生でも
- 自分でお金を稼ぐことができる
- お金を通して社会の仕組みが勉強できる
- 自分の考えで戦略を決められる
と興味深いものですよ。
若いときに他人と少し違ったお金の使い方をするのは良い経験になりますので、私も微力ながらその手助けをしたいと思っています。
この記事では
- 株式投資で儲かる仕組みと注意点
- 大学生に株式投資がおすすめできる理由
- 大学生におすすめできる稼ぎ方
- お金はどれくらい必要か
- 勉強は必要なのか
- 具体的な始め方
について書きましたのでぜひご参考下さい。
株で儲かる仕組みと注意点
株式投資でお金を儲ける仕組みは「自分が買った株価よりも値上がりする」の1点だけです。
自分が買った株価より100円でも値上がりしてくれれば、100円に保有株数をかけたお金が儲けとして入ってきます。
例えば株価1000円で100株買った時に200円値上がりしてくれれば、
- 200円 × 100株 =20000円の儲け
といった具合ですね。
したがってあなたが買う株は値上がりしそうなものでなければなりませんし、その根拠を考えていく力が求められます。
株価は下がることももちろんあるので、下がった分は損失となるわけです。
株を始める時には儲けることばかり考えてしまいますが、逆に損失が出る可能性もあるので注意してください。
最初から値上がりする株をバシバシ当てられる方も珍しいので、まずは少額売買から始めることを心がけて下さい。
信用取引は絶対に行わないこと!
株の世界には「信用取引」と呼ばれる取引方法があります。
信用取引とは証券会社からお金を借りて、資金以上の売買を行う方法です。
これは借金をしていることと同じであり、資金以上のお金で売買をすれば資金がそっくりそのまま無くなってしまうことも大いにあり得ます。
大学生で借金生活にならないためにも、絶対に信用取引は行ってはいけません。
大学生が株の売買をする場合は、「現物取引」という
- 自己資金の範囲で
- 自分の名義で
株を買うやり方のみ行うようにしてくださいね。
大学生に株式投資がおすすめできる理由
株式投資は正しい取引方法さえ守れば、大学生には非常におすすめです。
その理由は3つあって、それは
- 若いほどリスクが少ない
- 世の中の仕組みに触れることができる
- 情報の入りが早い
の3点です。
若いほどリスクが少ない
一般的に社会人が働くのは60歳までですよね。
もちろん現代ではこれ以上働くこともできますし、そういった流れが強くなってはいます。
ただ、現状の定年退職は60歳が基本的なゴールでしょう。
ここで質問ですが、もしあなたが「55歳で株式投資を始めて大きな損失を出してしまった場合」はどう感じますか?
あと少しで定年退職だったのに最後の5年間で大きくお金を減らしてしまい、
- 残った住宅ローンの支払いはどうしよう!
- 退職金のうち自由に使える分が無くなってしまった!
- 老後資金が足りなくなった!
なんてことにもなりかねず、しかも60歳手前ではリカバリーが難しいこともあるでしょう。
これがまだ30代なのであれば「定年までまだ30年あるから頑張ろう」と思えるでしょうし、大学生ならさらにお金を稼ぐ時間がたっぷり残っています。
また、そもそも大学生は
- そこまで大きなお金を持っていない
- 失敗しても少額で済みやすい
という状況です。
株で失敗する前提で書いてしまいましたが、投資はまずリスク面を考える事が最優先と言えます。
その点で大学生に言えることは
- 同じように投資で失敗しても「年齢が若い」というだけでリスクが軽減される
- その後の人生への影響も小さい
という点です。
若いうちから投資に興味を持てばそれだけ勉強できる年数もぐっと長くなるメリットもあるので、始める時期は早いに越したことはありません。
世の中の仕組みに触れられる
株式の価値というものは世の中の動きに引っ張られるものです。
インフルエンザが大流行すればマスクが飛ぶように売れ、マスク会社の株価が上がります。
夏が夏らしく暑くなればビールやアイスメーカーの株価が反応します。
大学生に馴染みがあるところだと、昨今ではYoutubeに動画を投稿する人が急増しましたが・・・
Youtuberを集めて売り上げを集めているUUUMという関連会社の株価が反応するわけです。
このように株式投資を通して
- 社会に溢れている情報
- 経済の動き
のふたつが連動しているとわかることでしょう。
また、「その世の中の出来事が本当に会社の業績に結びついたか」まで確かめるとより面白みが出るはずです。
数字となって表れることもあればそうならないこともあり、
- 案外株価はいい加減な理由で動いている
- 世の中には自分が考えたようにならないこともある
といったことがわかるでしょう。
それでも私は株を始めてから
- 自分が何気なく暮らしている世界は経済によって支えられている
- 知らないところでお金がこんなにも動いているのか
と感動しました。
ちなみに株価は世界情勢にも大きく影響されます。
例えばアメリカと中国がケンカをすれば日本の株価は影響を受け、それが緩和されればまた戻るのです。
ニュースに興味を持たない学生さんも多いですが、株式投資を通して社会情勢に興味を持っていくことは非常に役立ちます。
これから社会で出て働くことを考えれば、必ずそういった知識は武器になるはずです。
目上の人とも対等に話せる話題も増えるので、気に入ってくれる上司も多くなりますよ。
情報の入りが早い
先ほど述べたように、株価は世の中の出来事とリンクします。
若者の間で爆発的なブームとなっているものがあれば、もちろんそれも何かしらの株が反応するでしょう。
TikTokやYoutubeといった若者文化はその代表的な例ですね。
UUUMのようにいち早くその関連会社の株を買っていれば、株価が上がったときに儲けることができます。
そういった情報のキャッチ力は若者の方が絶対に大きいので、密かにブームが沸き起こっているものと株を関連づける力があればお金に換えやすいでしょう。
これは仕事を持っていない10代20代の大学生ほど訓練しやすく、そういった意味でも株式投資はおすすめできます。
大学生が株で稼ぐための2つの方法
大学生におすすめする株式の売買方法は、1日の中で何度も売買を繰り返すようなデイトレードではありません。
基本的な稼ぎ方としては
- 社会にどんなことが起きているかを常にキャッチする
- その中から数か月単位で流れがありそうなものをピックアップ
- そこから連想ゲームのように考えを張り巡らせる
- まだ株価が反応していなさそうな会社を少額で買っておく
といった流れです。
自分の見立てが合っていればお金が増えるので、予想が当たったときは本当に楽しいと思えますよ。
そういった先読みが難しいのであれば、コツコツと好きな会社を買っていく長期投資方法もおすすめです。
先ほど述べたような稼ぎ方は中期スパンで儲けを狙うものですが、本来の株式投資は短期的な値動きではなく5年や10年以上といった長いスパンで考えるもの。
大学生から始めて社会人になるまでにその会社の株価がどうなっているかを楽しみに、コツコツと長期で買っていくやり方も稼ぎ方としてはありですね。
この会社は絶対に大きくなると感じた株をなるべく安く買って、読み通り利益が出たら売ってください。
10年以上も売らずにずーっと買い貯めていく人もいるので、社会人になってもずっと買っていきたい株を選びましょう。
大学生の株式投資は中長期が基本な理由
大学生におすすめする株の稼ぎ方は数ヶ月や数年以上の比較的長いスパンの売買でした。
この理由は「大学生活を楽しむ」という点を最優先事項としてほしいからです。
社会人にも仕事を持ちながら株をやっている人はいますが、
- 中には仕事そっちのけで株の売買をしているケース
- 大きく損失を出して月給以上を頻繁に失っているケース
があるという事実を知っておいて下さい。
正直これは褒められたことではありませんよね。
というか何のために仕事をしているのか、なんのために株式投資をするのかがわかりません。
大学生に仕事はありませんが、
- 単位を取るための勉強
- 生活費を稼ぐためのバイト
- 今しか味わえない学生生活
がありますよね。
株によって普段の生活が乱れないためにも、頻繁に売買するような方法ではなく時間にゆとりを持った稼ぎ方を学んでもらいたいです。
すぐに株で稼げるようになるのは難しいので、最初は気負わずに趣味程度に考えても良いくらいです。
株価の動きは日頃から見てもらいたいところですが、まずは頻繁な売買は避けてじっくりと中長期で楽しんで下さい。
毎日株の売買ばかりしていると心が休まりませんし、大学生活のほとんどを株に捧げてしまいかねません。
大学進学にはお金もかかっていますし、せっかくの大学生活を棒に振らないように気をつけましょう。
私も子がいる身ですが、もし我が子が大学生活を棒に振ってしまったらとても悲しいです。
株は大学生でも自分で稼げる方法で、始めればきっと楽しいですが想像以上に精神的な負担があります。
- 儲かっても欲を不必要に出さない
- 値下がりしてもあまり気にしない
- 株のことばかり考えて学生の本分を忘れない
ということに注意してくださいね。
株はいくらから始められるのか
中期スパンの株式売買であれば、資金50万円は最低でも欲しいところです。
その理由は
- そもそもそれくらいないと買える株が限られてしまう
- 同じ株を何回かに分けて買えるようにしたい
からですね。
しかし大学生で50万円は難しいかもしれないので、まずは10万円で始めてみてはいかがでしょうか。
世の中には10万円でも十分に株を始められるサービスがあるので、例えば1銘柄3000円の株を3つ買う程度の売買にしましょう。
これなら併せて1万円くらいの売買規模となり精神的にも負担が少なく、マイペースに流れを掴むことも可能です。
1ヵ月のバイト代程度から始めて、1年くらいは株ってこういうものかと体験授業感覚で楽しんで下さい。
全然コツが掴めないならやめてもいいですし、もう1年続けてコツを掴むのも良いでしょう。
個人的には若いほどすぐにコツを掴める方も多いと考えていて、ポイントは株のゲーム性はどこにあるのか考えながら行うことです。
もし長期スパンで株式投資がしたいなら毎月1~2万くらい出せれば問題ありません。
1年で12~24万円分の株をコツコツと買い進めれば、5年で60~120万円の株式資産が出来上がります。
どの株をいくら買っても良いのですが、
- 価値がひとつもないようなボロ株は買わないこと
- 一気に毎月の資金を投入しないこと
- 後で目移りしないように最初にしっかりと買う株を考え抜くこと
がポイントですね。
株の勉強は必要か
大学生が株式投資を始めるにあたって勉強が必要かは意見が分かれるところでしょう。
個人的には
- 株式投資の仕組みや本当に初歩的な知識を仕入れたいだけなら入門本1冊を読めばそれで良い
- 売買テクニックやコツが知りたいという意味の勉強であれば無理に本を買わなくても良い
と考えています。
まずは入門本を読んで、それから実際に売買をしてみることが手っ取り早いでしょう。
役立つ株本もたくさんありますが、それよりもまずは
- 自分がなぜその株に興味を持ったのか
- なぜ買おうと思ったのか
- その結果うまくいったか
- 良い点と悪い点はどこだと思ったか
など気づいたことをとにかく書き記していくノートを作ることです。
それだけで自分に合った参考書が出来上がるので、それをバイブルとして育てながら行き詰まった時に株本を読むと良いでしょう。
ちなみにおすすめの入門本は
こちらの本です。
株関連の雑誌で有名なZAiが出している本で、わかりやすくカラー解説がなされているので大学生にもおすすめできます。
まずはこちらの本を読んで、何回か売買をしてみてください。
株の始め方とおすすめ証券会社
株の始め方は意外に簡単で、口座開設をしてお金を入金するだけです。
口座開設手順も普通の銀行と同じく名前や生年月日などをオンラインで入力するだけですね。
基本的には画面の指示通り進めていけば問題なく5分ほどで終わると思います。
ただし、いくつか注意点があって
- 身分証明書として免許証か保険証が必要
- マイナンバーカードもしくは通知カードを用意する
- 特定口座で開設すること
の3点に気をつけましょう。
身分やマイナンバーを証明書するものはスマホで撮影して読み込むので、必ず手元に用意してくださいね。
また、株の売買は通常だと確定申告をしなければなりませんが「特定口座」で開設することで免除されます。
確定申告をしたくない場合は、口座種別を選ぶ欄では忘れずに特定口座を選択しましょう。
また、大学生で株を始めるのであればSBIネオモバイル証券がおすすめです。
その理由は
- 上場しているほぼすべての株が1株単位で売買可能
- 毎月50万円までの売買なら手数料0円
- Tポイントでも株が買える
からですね。
通常、株の世界では100株単位で買う必要があるので株価3000円なら30万円が必要となります。
しかし、SBIネオモバイル証券は1株単位から買えるので
- 株価3000円なら3000円の売買ができる
- 資金が少ない大学生に最適
な証券会社です。
ちなみに、こういった1株単位の売買サービスでは
- 買える株の選択肢が少ない
- 手数料が高い
といったデメリットがありがちですが、そういったこともありません。
またTポイントでも売買可能なため、なかなか最初の一歩が出ない大学生でもノーリスクで最初の一歩が踏み出しやすいですよ。
外部参照リンク:SBIネオモバイル証券|サービス詳細
まとめ
いかがでしたか?今回は大学生におすすめできる株の稼ぎ方をご紹介しました。
基本的には世の中の情報をキャッチして関連株を買うか、長期的に投資したい株をコツコツと買い進める方法で良いと思います。
最初はイマイチ稼ぐ方法が掴めないかもしれませんが、自分で試行錯誤することで少しずつわかってくるはずです。
株の買い方やコツについてはこのブログでも述べていますので、わからないことがあれば探してみて下さいね。
関連記事には
がありますのでご参考ください。それではまた!