どうも、ひげづら(@higedura24)です。
みなさんはトレードを行うときにどんなことを考えていますか?
初心者さんの中にはエントリーやロスカットの際に心臓がドキドキして仕方がないなんて方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は「株やFXでメンタルを保つにはどうすれば良いのか」というテーマで私の考えをお伝えします。
私もトレードでドキドキすることがありますが、そんなときに思い返すことをご紹介しますのでぜひ参考にしてみて下さいね。
投資でメンタルが崩れるとき
まず投資をやっている際にどうしてメンタルが揺さぶられるのか、その原因を考えてみましょう。
私が考える主な原因として
- 値動きの予測が立たない
- どうしたらいいのかわからない
- 資金に対して大きな損失を被るイメージ
ということが挙げられます。
これらの共通点は「不確定要素」だと言えますね。
株やFXの世界でよく言われる「人間の本能」の特徴は
- わからない、理解出来ない、不確実な事柄にストレスを受けやすい
- 確定している未来を選択したがる
というものです。
要するによくわからないことが嫌いで、確実な選択肢になびいてしまうという習性が私たちには備わっているんですね。
この習性のおかげで
- 含み益がある状況 ⇒ 確定して利益にしたがる
- 含み損 ⇒ 将来どうなるかわからないから目を背けて放置
という行動にしたがるようです。
いやいや、逆のことも考えられるでしょ!って思いますよね?
それが大体の人はこの逆にはならないんですよ。なぜか?
それは投資には人間の欲が濃密に絡まっているからです。
損はしたくない(確定したくない)けど利益は欲しい(実現益にしたい)って思うから含み益は確定するのに含み損は確定しないんですよ。
皆さんにもそんな経験やマインドありませんか?
株やFXをやっていてメンタルが崩れていくのはこういった背景があると私は考えています。
株やFXのメンタル対策
メンタルが崩れていく原因があるのなら、それらに対策を講じれば少なからず効果があるはずです。ここでは先ほど挙げた3つの原因に対する私の対策をお伝えしますね。
値動きの場合分けをする
これは「値動きの予測が立たない」ということに対する対策です。
はっきり言いますが、自分が買った銘柄や為替がどう値動きしていくのかなんて誰にもわかりません。
わからないことはわからないんだから当てようとなんかしなくていいです。
ただし、
- 上がっていく場合はこうかな?
- 下がっていく場合はこうかな?
- 横ばいだったらこうかな?
と場合分けをしてあげることはできます。
場合分けをすることもできないよーなんて思う初心者さんもいらっしゃるかもしれませんが、大事なことは
予想を1つに絞る必要はない
ということですよ。
1つも予想が思いつかないなんてことはないはず。どんなにショボくてもいいので2つや3つくらいパターンを考えて下さい。
そのうち1つでもその後の値動きに当てはまるものがあればすごく気が楽です。
エントリー方法を考えて、それに従ってエントリーして、こうなったらこうする、あぁなったらこうすると場合分けをしておきましょう。
エントリーの際には手仕舞いまで考えておく
これは「どうしたらいいのかわからない」ということの対策です。
先ほどお話しした場合分けにも通じますが、自分がどうやって手仕舞いするかまで考えておきましょう。
エントリー方法だけ考えて、いざ値動きがあったあとに「さてどうしようか・・・?」では遅いんです。
- ここまで値上がりしたら利益確定する
- ここまで値下がりしたらロスカットする
という出口の部分まで考えておくことが重要です。値動きがあってから考えるのではなく、エントリーするときに出口戦略を考えておくんですね。
大きな売買や不確実な売買を行わない
これは「資金に対して大きな損失を被るイメージ」ということの対策です。
例えばこんな状況だったらあなたはどうしますか?
- あなたの資金は100万円
- すこぶる業績が良くて、次の決算も良いと噂の銘柄がある
- その銘柄を買うには200万円必要
- 決算発表は数日後
この状況のポイントは
- 資金以上の信用取引を行う必要がある
- 不確実な噂に乗っかるかどうか
ということでしょう。
端的に状況を説明されると「そんなの乗らないよ!」と思う方も多いでしょうが、初心者さんはSNSや雑誌、ネット記事のお話を鵜呑みにするパターンが実に多い。
決算の結果がどうであれ、知らず知らずのうちに自分の資金以上の売買をしたということに変わりはありません。
また、例え自分の資金で簡単に買える銘柄だったとしても不確実な事柄に乗ってしまったということにも変わりありません。
業績を信じて買うのであれば自分でも調べる必要があります。
自分の資金やルールを超えた売買をするのはリスクが大きいです。
思いもよらない損失を被ったり、普段と違う状況での売買をして対応に困るとメンタルに大きな影響が出ますので気をつけましょう。
<参考記事>
以上が対策です。色々書きましたが大事なことは
- 不確実な事柄に対応するため、想定できることを考えておく
- 入口から出口までの戦略イメージを持つ
- 自分の枠組み(想定)を超えたらロスカットしてフラットな状態へ
- 不必要に資金を危険にさらさない
- 許容できる範囲で投資を行う!
ってことです。
投資のメンタルを考える前に
これは株やFXに限らないのですが、
- 自分の性格を考えてみる
- くよくよしない
- 余剰資金で行う
というのは投資におけるメンタル面で非常に重要なことだと思います。
自分の性格を考えてみる
例えば、すごくおとなしくて石橋を叩いて渡るタイプの人がトレードをしたとしましょう。
そんな人がものすごく大きなロットを張ったとき、心の中はどうなると思いますか?
語弊があるかもしれませんが
普段の生活ですら大きな気持ちになれないのにこんな大きな額でトレードをしても大丈夫なんだろうか・・・(ガクガクブルブル
ってなると思うんですよ。
他にもね、普段から態度が大きくてガンガン行こうぜ!って性格の人が大きなトレードをしたとしましょうよ。
そういうときも「自分は大きな損失を被ったときにそれを笑い飛ばせるか」ということを考えた方がいいと思うんですよ。
態度が大きい小さいが重要なのではなく、自分の性格を考えたときに
- 大きなトレードにも耐えられる精神力があるか
- 大きな損失に耐えられる精神力があるか
ということをイメージした方が良いです。
いまいちトレードのイメージが持てないのなら少額のトレードを繰り返して含み益や含み損の変化に対して心の中がどう変化するかを検証した方が良い。
投資信託やロボアドに任せた長期投資でも同じです。
資金が大きくなるにつれて含み損益の変化は大きくなる。
そんなときに気にせずいられるのかを考えた方が良いです。
投資をする前に自分の性格と精神力を見つめ直しましょう。
投資でくよくよしない
これは何があっても気にしないというわけではありません。
特にデイトレで起こるんですけど、私もトレードをしていて期待値高い!と思ってエントリーしたら全然ダメでしたってことあるんですよ。
そのときに「あぁ・・・私はなんてダメダメトレーダーなんだ・・・」とは思いません。
イケると思ったが仕方ない!なんでダメだったか振り返ってみるか・・。
くらいなもんです。
デイトレやって毎日ロスカしてますよ。
でもね、必ず失敗は振り返って記録及び対策を練るんです。
Twitterやブログはそのためのものでもある。別に考察が間違っていたって良いじゃないですか。
対策を練ったのにまた同じ間違いが起きたらまた対策を考えるんです。
どうやら以前考えた対策はダメみたいだから他の原因を考えよう
これがほんとに大事。くよくよしないで前向きに改善策を考えていきましょう。
余剰資金で行う
これはほんとに基本中の基本。そして自分の性格とかくよくよすんなよ!とか以前の問題です。
だって投資に全財産をつぎ込んで失敗してしまったら「くよくよすんなよ!」なんて煽りにしか聞こえませんよ。
明日からの生活にも困る!
借金生活に突入!
なんて考えたら性格とか関係なくメンタルやられちゃいます。
だから投資は必ず余剰資金でやりましょう。
余剰資金とはその名の通り「余っているお金」であり「当面は使う予定のないお金」ってことです。
子供の養育費とかはすぐすぐ使わなくても使途が明確になっているので余剰資金とは言いませんのでご注意を。
もし万が一無くなっても生活するのに困らないお金を投資資金にしないとメンタルに大きく影響するので気をつけましょう。
無くなっても大丈夫な10万と生活費から絞り出した10万円では含み損にさらされた時の感じ方が天と地ほどの差があります。
まとめ
いかがでしたか?今回は株やFXのメンタルが崩れる原因とその対策についてお話しました。
人間のメンタルはほんとに繊細ですから感じ方も様々です。
自分のことは自分が一番よくわかると思うので、自分にあった対策でメンタルケアをしていきたいですね。
関連記事には
がありますのでご参考ください。それではまた!