株主構成の調べ方!ココに注目すれば関係性や信頼性が劇的にわかる!

    

どうも、ひげづら(@higedura24)です。

株式投資をやっていて調べることはなんですか?

気になる銘柄のチャートを見たり、業績推移を調べる方は非常に多いかと思います。

しかし、銘柄を調べる上で見る部分は他にもたくさんありますよね。

そのひとつに「株主構成」があります。

この記事では

  1. 株主構成の重要性
  2. 株主構成の調べ方

についてご紹介しました。

株初心者さんにとっては「そんな見方があるのか!」と意外なお話かもしれません。

株主構成とは

株主構成とはいわゆる大株主の一覧や割合を表したものです。

株主構成を見ることで

  1. 保有割合上位の株主(大株主)の名前
  2. 大株主の保有割合の内訳
  3. 経営陣が自社株を多く保有しているかどうか
  4. その銘柄と提携関係にある企業はどこか
  5. 機関投資家が保有しているかどうか

といったようなことがわかります。

それにしても、なぜこのようなことを知る必要があるのでしょうか?

理由は株式会社の仕組みを考えるとわかりやすいですね。

株主構成上位ほど議決権を握れる

株式会社は「株主からお金を集めて、その資金をもとに経営する」という仕組みです。

株主はお金を出す代わりに

  1. 経営に参加できる
  2. 配当などで事業利益を還元してもらえる

というわけです。

「経営に参加する」という観点から考えると、たくさん株式を保有しているほど会社の経営権を握ることができます。

したがって、「株主構成上位の大株主であるほど議決権を握る」ということですね。

例えば、「資本業務提携」という言葉があります。

これは資本業務提携先の企業が、その銘柄の株式を一定割合保有するということでもあるんです。

お互いの株式を業務提携の解消まで一定割合を保有し、技術提供や意見交換をし合って事業を大きくすることが可能です。

もしくは合弁会社を設立して、共同事業を行う場合もあります。

合弁会社は最終的にどちらかが子会社化するケースもあり、いずれにせよ事業の幅が広がることになるでしょう。

完全な出資であれば、出資する企業が出資先の株式を保有してある程度の経営権を握ります。

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このように、第3者割当などで株式を実際に保有すると

  1. 業務提携を超えた関係性が築ける
  2. 株式を一定割合持つことで議決権がもらえる
  3. 個人投資家からしても企業同士の関係性がわかりやすい

といった側面が出てくるわけです。

実際にIRを見なくても、株主構成を見ることで

  1. その企業がどんな関係性を持っているか
  2. 企業の組み合わせによってどんな思惑が生まれそうか

などがわかるメリットがありますね。

株主構成の調べ方はそこまで難しい話ではないので、こういったことを知っているかどうかで差が出てきます。

株主構成に経営者が入っているかどうか

株主構成を調べて、筆頭株主に経営者や役員の名前があるかは大事です。

株主構成に経営者が入っていれば、

  1. 経営陣のモチベーション高く、業績を上げることに注力しやすい
  2. 配当性向が高くなりやすい
  3. 経営陣と大株主の対立リスクが低下する

といったメリットがあるからです。

冒頭で述べたように、株主には事業利益を還元してもらう権利があります。

それは経営者であっても例外ではなく、大企業の経営者は配当だけで何十億というお金をもらっているんです。

ということは?

経営者が大株主として株主構成に名を連ねている場合、事業業績を上げる努力をしやすいだろうと考えられます。

企業業績が上がれば持ち株の価値も上がり、事業利益から増配することも可能です。

高配当性向が嬉しいのは個人投資家だけではないというわけですね。

また成長企業である場合、経営者がやりたい事業をトップダウンで行うこともできます。

たまに耳にする「創業家と経営者の対立」といったリスクが減り、円滑な経営となりやすいです。

もし経営者より多く保有している存在があれば、どういった関係性なのか考えましょう。

創業家なのか、親会社なのか、はたまた大投資家なのか。

色々なパターンがあって面白いです。




株主構成の調べ方

では肝心の株主構成の調べ方をご紹介します。

といっても株主構成は四季報欄に掲載されている情報ですので、特別な調べ方というものはありません。

各証券会社のアプリに四季報欄があるかと思いますので、それを見ることが株主構成の調べ方です。

これは楽天証券の例ですが、こんな感じで誰が何万株保有しているか一覧で出てきます。

株主構成の調べ方は特別なものではないですが、前述のような内容を知らないと飛ばしてしまうかもしれませんね。

株主構成を調べたら、

  1. 個人名があるか
  2. 有名企業や他社の名前はあるか

といったことに注目すると良いでしょう。そのあとに

  1. 経営陣の氏名と照らし合わせる
  2. 該当企業との関係性を調べる
  3. 合弁会社の事業内容

を見ていく流れです。

株主構成の調べ方というよりは、そこからどう考えを広げていくかが大事ではないでしょうか。

事業が軌道に乗っている場合は、経営者の持ち株比率が高いことはメリットです。

しかし、ワンマン経営や業績不振時の方向転換のしづらさなどはデメリットでもあります。

成長企業に取っては経営者の持ち株比率が高いことはメリットですが、時価総額によっては株主構成が変化してほしいケースもあるでしょう。

ちなみに下に記載されている特定株や浮動株については別記事で解説していますので、ご参考ください。

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日本マスターおよびトラスティ信託口とは

株主構成によく

  1. 日本マスター信託口
  2. 日本トラスティ信託口

といった名称があります。

これは機関投資家が預けている資金から買われていますよ、という意味合いです。

要は年金機構や投資信託会社が保有している割合を示しています。

こういった機関投資家は非常に大きな資金を抱えていて、それらは信託銀行に置かれているんです。

そのため、色々な銘柄に日本なんちゃら信託口なんて共通の名称が出てきます。

同様に、バンクオブニューヨークとかもよく見かけますが、これも海外の機関投資家です。

海外年金や国内年金にも買われている銘柄は、それなりの信頼性があると考えて良いでしょう。

株主構成でスクリーニング

「株主構成の調べ方はわかったけど、それでスクリーニングできないの?」と感じる方もいるでしょう。

株主構成は四季報欄で閲覧できますので、スクリーニングも四季報オンラインで可能です。

四季報オンラインのスクリーニング機能には株主情報という項目があり、

  1. 保有比率
  2. 保有比率増減
  3. 大株主
  4. 浮動株比率

といった条件設定が可能。

もし株主構成から銘柄選択を考えたい場合は、有料機能ではありますが活用してみてください。




まとめ

いかがでしたか?今回は株主構成の重要性や調べ方をご紹介しました。

株主構成を調べると、色々な関係性がわかったり、企業のモチベーションも感じ取れます。

ぜひチャートや業績以外の角度からも企業分析してみてはいかがでしょうか。

関連記事には

  1. 外国人投資家とは?持ち株比率の調べ方から売買動向の意味まで解説!
  2. ユニコーン企業とは?日本未上場企業を見る際のたったひとつの発想!

がありますのでご参考ください。それではまた!

    

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