窓開け後の株価の動きと時価総額

窓開け後の株価の動きと時価総額!同じチャートに見えてエネルギー量に差がある?

    

どうも、ひげづら(@higedura24)です。

株価推移を見ていると、ある日なんらかのきっかけで大きく窓開けすることがあります。

窓開けとは前日終値に対して、大きく翌営業日の始値が乖離することですね。

窓開け後の株価の動きが上がる場合は

  1. 開けた窓を埋めてから上昇する
  2. 窓埋めせずに上昇する

のどちらかですが、それに加えて時価総額や株価位置でもチャートの印象はだいぶ変わるなぁと最近では考えています。

そこで今回は「窓開け後の株価の動き」について少し考えを述べてみました。

なんとなくこんなケースは多いのかなと思うことですので、参考程度にしてもらえればと思います。

窓開け後の株価の動きは時価総額も大事

まずこちらをご覧下さい。

このチャートはある所を境に大幅に窓開け上昇し、そこから窓埋めせずに上昇継続となっています。

窓開け後に少しも下がらず、ほぼ直線的に上昇しているのが印象的ですね。

おそらく多くの方がこのチャートを見て、「開けた窓を埋めずに上昇するなんて強いですねー」と思うことでしょう。

では次にこちらをご覧下さい。

このチャートもある所を境に窓開け上昇していて、同じく「窓埋めせずに上昇継続」といった株価の動きになっています。

窓開け具合は小さいですが、連続的に窓開けが起きているのが印象的ですね。

最初のチャートと比べると上昇値幅は当然こちらの方が大きくて、短期的に利益も大きく出たチャートでした。

ただ、「窓埋めせずに上昇した」という意味合いを相対的に考えると、前者の方が意義深いことなのかもしれません。

その理由として大きなものは「時価総額」です。

実は、

  1. 1番目のチャート:時価総額1兆円超え
  2. 2番目のチャート:時価総額600億円超え

と時価総額に大きな違いがありました。

一般的に時価総額が小さいほど市場に出回っている浮動株が少なく、値動きも大きいと言われています。

実際には同じ時価総額でも浮動株比率によって異なりますが、基本的には間違っていないです。

ということは、「時価総額1兆円の銘柄が600億円の銘柄と同じように窓埋めせずに上昇した」という意味もより意義深いのかもしれませんね。

もちろん時価総額の小さい銘柄の方がより大きな値幅を取りやすいことに変わりはないのですが、より時価総額の大きな銘柄が窓埋めせずに上昇した方がすごいよね・・・とは思います。

また、時価総額が大きければ資金を大きく入れられるので、特段大きな値幅がなくても安定して上昇してくれればそれで良いのです。

窓開け後の値動きの前に窓の大きさも考える

時価総額が大きければ大幅な窓開けも大変で、それだけでエネルギーを使ってしまいかねませんよね。

窓開け後の調整も必要となりやすく・・・

こんな感じでもみ合いとなり、上値が重い展開になりやすいかもしれません。

ちなみにこれは時価総額7兆円の銘柄です。

ということは、そもそも窓開け後の株価の動きよりも前に「時価総額が大きな銘柄の大幅な窓開けはすごい」とも言えます。

窓開けさせるのもそれだけ大きな買いが必要ですし、そこから継続させて上げていくのも大きなエネルギーが必要です。

時価総額がものすごく大きな銘柄なのに、

  1. 大きく窓開けした
  2. 大きく窓開けしたのに衰えず、窓埋めせずに上昇

となっていればより「強い値動きですね!」と言えるエネルギーを内包しているのではないでしょうか。

  1. 株価が安値圏にいるのか高値圏にいるのか
  2. 日経平均株価の状況

にも大きく影響されるでしょうが、時価総額の大きな銘柄が窓開け後にもみ合わず、ずんずん突き進む値動きは頼もしいと思います。




時価総額の大きな銘柄が窓埋めせずに上昇するカタリストを考える

時価総額が大きな銘柄が窓開け後に株価を突き進めていくには、それなりのカタリストが必要でしょう。

カタリストとは「株価を上昇させるであろう要因・材料」のことですね。

最初にお見せした銘柄も直近で大小の材料が頻出していて、なんだかファンダ面からも株価を持ち上げているような気がします。

株価の動きが失速しないということは「それだけ欲しいと感じている投資家が多い」ということで、欲しがられている理由を考えることはチャートの裏側を考えることになるはずです。

すなわち「窓埋めせずに上昇している要因」を調べることになります。

もしかするとより大きな材料が後から出てくるかもしれませんし、そこから窓開け後の株価の動きは新たなステージに入る可能性もあるでしょう。

窓埋めせず上昇した後、さらに大きな材料が出た例としては・・・

こんなチャートがあります。

この銘柄は

  1. 1回目の大幅ギャップアップ
  2. そこまで下げずにじわじわと高値更新
  3. 更新したタイミングでさらなる材料でギャップアップ
  4. 2度目の窓開け後、失速して株価下げる
  5. 中期線サポート

という流れになっています。

窓開け後の株価の動きに注目することで、次なる材料の予兆を掴めるケースもあるのかもしれませんね。

この銘柄は2度目の窓開け後に結局株価は下がっていますが、中期線サポートが入っているのでまた吹くのかなーと考えているところです。

窓開け後の株価の動きを見極める

色々と書いてきましたが、結局のところ窓開け後の株価の動きを見極めることが必要ではないでしょうか。

過去に書いた関連記事では、最初の窓開けは埋めるべきではないと言いました。

<関連記事>

詳細は記事を読んでいただきたいのですが、この理由は「窓開けに市場の期待が込められているから」です。

それが窓埋めによって閉じられるということは「思惑や期待感が薄れたこと」を意味していて、継続的な上昇を狙うのなら最初の窓は埋めずに放置してもらいたいと言えます。

このように窓開け後の株価の動きとして、窓埋めがあるかどうかはチャートの印象に大きく影響するはずです。

最初の窓開けが安値圏に近くて、しかも窓埋めする素振りが一切なければ飛び乗っても良いかも?

また、それが時価総額の大きな銘柄にも関わらず突き進んでいるならなおさら期待感が大きいのかも?

ちなみに記事の最初で見せたチャートは・・・

こんな感じで直近1年内の安値圏に近いところで大幅ギャップアップしていて、しかもそこから新高値にまでなっているんですよね。

こういったチャートって割と期待値高いんではないかと思うんです。

新高値は企業にビッグチェンジが起きた可能性を示すとも言われていますし、株価が業績変貌を先見していてもおかしくないですよね。

チャートきっかけに企業について調べられる良い例でしょう。

そういった側面からも、窓開け後の株価の動きを見極めるのは重要なのではないでしょうか。




まとめ

いかがでしたか?今回は窓開け後の株価の動きについてお話しました。

窓埋めせずに上昇する銘柄は強いことに変わりありませんが、時価総額が大きいのに失速しないことは意義深いものがあります。

値幅という意味では時価総額が小さい方が良いですが、時価総額が大きな銘柄の方が大きく資金は入れやすいです。

なぜこんなにも時価総額に関係なく上昇継続できているのかを調べ、安心できる背景に資金を投入することも大事でしょう。

また、窓埋めせずに上昇継続してからもっと大きな材料が出てきた例もあるので、窓開け後の株価の動きは要チェックだと思います。

新高値更新のような展開になればさらに期待感があるのかもしれません。

時価総額が大きいと日経平均(地合い)の影響も受けやすいですが、株価水準やカタリストを考慮しつつ売買していきたいですね。

関連記事には

  1. 株の窓開けと窓埋めとは?考え方や対応をわかりやすく解説!
  2. アイランドリバーサルは強力な反転シグナル!窓開けを見逃すな!

がありますのでご参考ください。それではまた!

    

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