株で毎月10万円稼ぐ元手は安定力と実現性重視ならこれくらい!

    

株で毎月10万円稼ぐための元手はどれくらいでしょうか。

毎月10万円稼ぐということは年間で120万円手に入るわけですが、これだけの副収入を得られたら生活に安心感が増しますよね。せっかく株をやるならせめてこのくらい実現したいと考えている人も多そうです。

そこで今回はこの「株で毎月10万円稼ぐ」というラインを実現するためにはどれくらい元手が必要なのか考察していきます。また、サブテーマとして「安定感」や「実現性」を重視するので短期売買でガツガツやっていくぜ!みたいなお話ではありません。

短期売買は少なからず経験やセンスが影響するので、今回はそういった話から遠ざかるためにも「誰でも元手さえあれば」という条件で考えようと思いました。ちなみに短期売買で毎月10万円を安定して稼ぎたいという考えであれば、以下の関連記事を読んでいただければやることが明確になるのでそちらをご参考ください。

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株で毎月10万円稼ぐための元手

では早速ですが、株で毎月10万円を安定して稼ぐための元手について考えていきましょう。

まず10万円うんぬんの前にサブテーマである「安定感」や「実現性」について述べますが、結論から言うとこれらの要素は長期保有でカバーしていきます。もっと言えば長期保有することで得られる配当金です。ピンとこない方のために簡単なシミュレーションを述べます。

例えばあなたの手元に1000万円あったとしましょう。そしてそのお金を全て株式に換えました。買った株式には配当金が設定されていて、利回りは3%です。この時、あなたが年間でもらえる配当金の総額は1000万円の3%である30万円ですね。

ここで重要なのは「どんなに株初心者であってもただ株を買うだけで年間30万円という副収入をあっという間に実現できる」という点でしょう。そういった意味で株の長期保有、つまり配当金は副収入に安定感や実現性をもたらしてくれます。ちなみに株式市場の中で配当利回り3%をクリアする銘柄は729銘柄で、これは全4138銘柄の17.6%にあたります(2021年7月現在)。

加えて配当利回りが高い企業では並行して株主優待もちゃんとしたものを設定しているケースがあるんです。この株主優待は再投資が難しい側面はあるものの

  1. 利回り面で考えれば0.5~1%くらい持ち上げてくれるケースあり
  2. 優待制度をうまく活用すれば生活コストが落ちる
  3. 生活コストを落とせばより投資に回すお金を増やせる

という循環が生まれるので株の稼ぎを底上げしてくれるでしょう。

一方、今回の毎月10万円稼ぐという目標を実現するためにはそれなりにまとまった元手も必要ですので次はそのあたりを考えていきます。

目標利回りから元手を割り出す

毎月10万円を配当金で捻出すると考えた場合、最もリターンに関係するのはやはり利回りです。この利回りが高ければ高いほど毎月10万円を稼ぐために必要な元手も小さくなるので、順序としては

  1. 目標利回りを設定する
  2. その目標利回りと毎月10万円というラインから元手を割り出す

といったものになります。では目標利回りはどの程度に設定すべきか?

理想としては利回り5%、最低でも4%前後は欲しいかなというところですね。これはかなり高い水準ではありますが、例えば配当利回り5%あっても税込だと4%、配当利回り4%でも税込みだと3.2%まで落ちてしまうわけです。

  1. なるべく少ない元手で税金に耐える
  2. なおかつ毎月10万円稼ぐ

という背景を考えてもやはりこれくらいは欲しいでしょう。

では仮に税込4%という配当利回りにできた場合、毎月10万円株で稼ぐにはどれくらいの元手が必要なのでしょうか?計算式と結果は

  • 毎月10万円 × 12ヶ月 = 120万円
  • 120万円 ÷ 4% = 3000万円

ですね。税抜き5%という配当利回りを実現できた場合、3000万円分の株を保有すれば税金を抜いた上で毎月10万円稼ぐことが可能です。

もっと元手を少なく毎月10万円稼ぐには

高い配当利回りを実現しても元手3000万円は誰でもすぐ用意できるラインではありませんよね。なのでこのお話は終了です・・・という終わり方では夢がありませんし記事としても浅いのでもう少し考えてみましょう。

まず国内株の高配当利回りという正規ルートではなく、もう少し違う角度からも考えてみたいと思います。例えば米国の高配当利回り株などどうでしょうか?

米国株式市場は国内よりも時価総額が大きく超有名企業の中には何十年も連続して増配を行っている銘柄までありますよね。また、利回り面だけでなく

  1. 未だに成長し続けている企業(成長力を兼ね備える)
  2. 収益力や財務健全性

を兼ね備えているケースだってあります。企業が時間をかけて成長すればそれだけ株価が伸びる可能性も高く、長期保有による

  1. 増配による利回り向上
  2. 株価上昇による差益

で元手を少なくできる可能性も高いわけです。S&P500が長年にわたって上げ続けているということからも米国株をポートフォリオに組み込むのはありでしょう。

ちなみにリスクは上がりますがフィリピン株にも高利回りなものがあります。年間で10%を超えるケースもあるので、少しだけポートフォリオに組み込めば利回り向上を多少なり見込めますね。

また、配当狙いという作戦から離れて米国株のインデックス投資をするという手もあります。一般に米国株や先進国株の年間成長率は平均7%前後と言われていますので、下手に個別株に手を出さず

  1. 毎年一定時期にスポット買い
  2. 積立NISAとiDeCoでも毎月定額買い

とやっている方もたくさんいます。仮に毎年200万円を7%で運用し続けていった場合・・・

利回り7%を20年間

20年後には税引前で8500万円以上になりますね。まぁこの7%という平均利回りはあくまで平均であって直近20年ほどを平均化した場合の実績値です。その過程には大きく落ち込んだ年や大きく上がった年など様々なケースが含まれていて、この先も7%の利回りが維持されるかはわかりません。

ただ、直近の推移を見た限りではまだ安心できそうではあります。保守的に平均利回り5~6%と見積もっても資産を長期的かつ安定的に増やしていける手段のひとつでしょう。

もしあなたがこういった米国株やフィリピン株に頼りたくないという場合は、いっそのこと毎月10万円というラインを見直すのもありです。単純に毎月5万円を狙えば元手は半分の1500万円で済みますし、再投資によって徐々に大きくすれば数千万円程度には膨らんでいくでしょう。

単純計算では3000万円という大きな元手が必要ですが、毎月10万円を稼ぐためのルートは色々あるのでなるべく元手が少なくなるよう工夫したいところです。

元手を投入するタイミング

ところで、どのような元手であってもそれを投入するタイミングはとても大事です。仮に配当金で毎月10万円稼ぐことを実現するのであればなおさらで、最も適切なのは「暴落時にしこたま仕込んでなるべく相対的に配当利回りを上げていく」というやり方でしょう。例えば高配当銘柄で有名なKDDIのチャートはこのようになっています。

暴落時に配当株を買うこと

2021年6月時点の株価では3500円前後ですが、2020年には2回ほど2600円まで落ちてきていますね。この記事を書いている時点においてKDDIの年間配当金は1株あたり125円ですので、もし赤丸で示したような暴落時期に買っていれば

  • 125円 ÷ 2600円 × 100 = 約4.81%

という配当利回りとなります。しかし、現在のような高い水準で買ってしまった場合には・・・

  • 125円 ÷ 3500円 × 100 = 約3.57%

となります。これでも利回りとしては高い水準ですが、暴落時に買った場合と比較してしまうとかなり損した気分になりませんか?

このように配当利回りはどういった地合いで元手を投入したのかによって大きく変化するのでタイミングはとても重要です。特にKDDIのように

  1. 定期的に株価が落ちてくる傾向にある
  2. 成長率が高すぎず割安度もある
  3. 事業が盤石で高値に戻る底堅さもある

という銘柄は安値狙いの価値が高いでしょう。なるべく少ない元手でたくさんの株を集めるためにも高配当利回り銘柄に元手を投入する際は暴落時にまとまって行うのがおすすめです。

まとめ

今回は株で毎月10万円稼ぐための元手について考察しました。安定的に10万円稼ぐという観点では配当金や株主優待がおすすめで、短期売買のように技術に左右されないメリットがあります。

ただしインカムゲイン重視で考えると大きな元手が必要なので、国内だけでなく海外株に目を向けていく必要があるかもしれません。したがって、場合によってはインデックス投資なども上手に取り入れてキャピタルゲインも享受する戦略になるでしょう。

配当利回りを相対的に上げるためには暴落時に勇気を出して買うことも求められ、ここを意識することも「より少ない元手で10万円稼ぐ」という条件に一役買ってくれるはずです。

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