どうも、ひげづら(@higedura24)です。
ペッパーフードサービスが2019年第3四半期の決算発表をしたことで株価暴落となりました。
通期予想の下方修正に加えて無配も発表。
やっと下げ止まったかに見えた株価も、投資家の失望売りによってさらに深堀してしまいました。
ペッパーフードサービスがなぜこんなにも株価を下げているのか、簡単に振り返ってみましょう。
個人的にはもう少し株主優待を拡充してもらいたいですが、現状では難しそうですね。
ペッパーフードサービスの株価暴落理由とは
ペッパーフードサービスが出した2019年第3四半期の決算内容は
外部参照リンク:株探|ペッパーフードサービス決算
- 売上高:前年同期比15.2%のプラス
- 営業益:前年同期比98.2%の大幅マイナス
- 経常益:前年同期比99.2%の大幅マイナス
- 最終益:赤字転落
という結果でした。
また、通期予想も
- 25億円の赤字拡大
- 期末配当の無配発表(年間15円に減額)
と下方修正を行っています。
これを受けて、ペッパーフードサービスの株価は・・・
このように2019年8月~9月にかけて形成していた安値をギャップダウンで割り込む暴落を見せました。
1500円という大きな節目を割り込んだだけでなく、ザラ場を通して軟調な展開となったのはつらいところですね。
出来高が爆発的に増えた大陰線なので、底値からじわじわ上げていた分までまさに失望売りという印象です。
ただしこれだけ売りが出たので、今後の株価推移次第では多少の反発は見せてくれるかもしれません。
何度か窓開けを繰り返したり、長い下髭が発生してくれば短期的なリバ取りもできそうなチャートですね。
ペッパーフードサービスはなぜ軟調なの?
そもそもペッパーフードサービスの株価暴落は今に始まったことではありません。
2014年頃からじわじわと株価上昇が始まり、2017年に一気にフィーバーしたペッパーフードサービスの株価。
ペッパーフードサービスが運営する「いきなりステーキ!」は大きなブームを巻き起こし、一気に出店速度を速めました。
田舎から都会まであらゆるところに出店の波が広がり、ついにステーキの本場である米国にまで出店することとなりました。
一時期は高値8000円以上となり、ペッパーフードサービスで資産が潤った方も多かった記憶があります。
しかし、ある時から株価暴落が始まったのです。
この大きな理由は
- 出店拡大を速めすぎて、地域内に自社ブランドが乱立
- 自社ブランド同士で競合してしまい、売上を喰い合った
- 結果として既存店売上の下落が止まらず、業績に影響が生じた
というものです。
また、
- 米国からの撤退
- いきなりステーキ!の不振店をペッパーランチに改装
- 消費増税
など色々な要素も関わっているでしょう。
今回の株価暴落もこういった流れが関与していて、
- 出店計画の見直し
- 退店による既存店の減少
などに触れられているようです。
したがって、ペッパーフードサービスの株価暴落が長期的に下げ止まるには「既存店売上の減少」に歯止めがかかる必要があります。
既存店売上の減少が止まれば、「施策がうまくいき始めているらしいぞ!」と新規買いが入ってきそうです。
ペッパーフードサービスの株価暴落を利用して優待ゲット
個人的にはペッパーフードサービスの株価暴落を利用して、株主優待をゲットしたいなと思っています。
私はいきなりステーキの味が好きですし、優待を貰えたら嬉しいです。
ただ、まだまだ株価が下げる可能性もあるのでしばらくは様子見ですね。
このまま赤字が続くようだと優待が無くなることも考えられますので・・・。
ちなみに現状の優待内容は500円のお食事券を
- 100株:2枚
- 300株:6枚
- 1500株:12枚
- 3000株:18枚
というものです。
現状の株価が1500円とすれば100株で0.6%の優待利回り(+配当)という計算になります。
もう少し株価暴落が継続されて、株価が下げ止まるか優待が大幅に拡充されれば100株だけ買おうかなと思っているところです。
まとめ
いかがでしたか?今回はペッパーフードサービスの株価暴落理由を簡単にご紹介しました。
株価暴落の理由と、それの解消を教えてくれる指標に着目していきたいですね。
株主優待も個人的に魅力的なので、機会があれば狙っていきたいです。
関連記事には
がありますのでご参考ください。それではまた!