ユニコーン企業とは?日本未上場企業を見る際のたったひとつの発想!

    

どうも、ひげづら(@higedura24)です。

株式投資の世界には「ユニコーン企業」と呼ばれる企業があるのをご存じでしょうか?

ユニコーン企業とは設立年数が浅いにも関わらず大きな評価額を誇っている会社のこと。

国内に限らず・・・というかむしろアメリカや中国企業がほとんどの世界的な実力を持った会社が名を連ねます。

この記事では

  1. ユニコーン企業の概要
  2. ユニコーン企業の条件
  3. ユニコーン企業で考える重要な点

について解説しましたので、知識として持っておいてはいかがでしょうか。

    

ユニコーン企業とは

ユニコーン企業とは

  1. 未上場
  2. 設立10年以内
  3. 評価額10億ドル以上
  4. テクノロジー企業

といった条件を満たす会社のことで、これら全てを網羅している必要があります。

外部参照リンク:ウィキペディア|ユニコーン企業

名前の由来は「成功したベンチャー企業の希少性を表す」という所からきていて、神話上の生き物であるユニコーンが希少性のシンボルとして用いられているようです。

発案は2013年で、評価額別に

  1. ユニコーン企業:10億ドル以上
  2. デカコーン企業:100億ドル以上
  3. ヘクトコーン企業:1000億ドル以上

と名称が分けられています。

ちなみに10億ドルは1ドル110円に換算するとおよそ「1100億円」という額になりますね。

ユニコーン企業は未上場企業ですから、もしそういった企業が国内新規IPOとなれば大型案件として騒がれるでしょう。

ユニコーン企業は2018年8月の時点では260企業、そのうちのほとんどはアメリカや中国企業です。

上場済みや現状のユニコーン企業の例としては

  1. Facebook
  2. Twitter
  3. Uber
  4. Airbnb

など有名企業が名を連ねています。

ちなみに日経新聞でもNEXTユニコーン企業という調査をしており、こちらは様々な業種が含まれているようです。

私たちが主に見ておきたいなぁと感じるのはNEXTユニコーン企業でしょうね。

直近の例では

  1. メルカリ
  2. ラクスル
  3. Sansan
  4. ランサーズ
  5. ワンタップバイ
  6. ウェルスナビ
  7. ビズリーチ
  8. デリー
  9. FiNC
  10. スマートニュース
  11. BASE

などなど聞いたことのある企業も多いです。

すでに上場した企業もありますが、これらがIPOとなれば話題性は大きいでしょう。

ユニコーン企業の条件からわかることとは

前述のようにユニコーン企業には

  1. 未上場
  2. 設立10年以内
  3. 評価額10億ドル以上
  4. テクノロジー企業

といった4つの条件が設定されており、ひとつでも抜けてはいけません。

この条件からわかることは

  1. 設立から年数が浅いのに大きな利益をあげている
  2. 成長性が高く、独自性のあるビジネスモデルを持っている可能性が高い
  3. テクノロジー企業は期待値が高い

といったことではないでしょうか。

メルカリやUberなどあまり思わしくない決算が出ている例もありますが、ベンチャー企業はそれぞれが新規開拓を目指して開発や投資を行っていくわけです。

その結果としてそれぞれの分野で成功すれば

  1. 成長性
  2. 利益率
  3. 話題性
  4. 独自性

などで大きな強みが見込めます。

おそらく多くのベンチャー企業は「上場企業」となることを目標としているので、いずれ私たちにとっても大きな投資機会が訪れることになるでしょう。

未上場のうちから目をつけておき、どんな流れを辿ってきたのか覚えておくと良いかもしれません。

日本のユニコーン企業をチェックする上で大事な発想とは

ユニコーン企業の条件からも色々なことが読み取れますが、もうひとつ大事なことがあります。

それは「ユニコーン企業の中にどんな分野の企業が多いのか」という点です。

まだ上場していない企業のことなんて知らなくてもいいと考える方もいらっしゃるかもしれませんが、

  1. どの分野に成長性の大きい企業が多いのかで期待値の高い市場(業種)がわかる
  2. それらが次にくるテーマの可能性もある

といった点は重要ではないでしょうか。

例えば、日経新聞が調査してくれているNEXTユニコーン企業群を見ていけば、国内でどんな事業がウケているのかわかります。

それらを大別していくと

  1. 翻訳関係
  2. 無人化(働き方改革)
  3. IoT
  4. 仮想通貨
  5. 人工知能(AI)
  6. 少額投資や自動資産運用

など最近よく聞く話題やテーマだと感じることも多いです。

そういった一種のブームを読み取って、「じゃぁ上場済みの企業に関連企業はないのかな」と探していけば優良銘柄にたどり着くこともあるわけですね。

逆に上場済みの企業の流れを知ったら、同じ分野のユニコーン企業に

  1. 成功例に類似した事業モデル
  2. 上場企業にはない強み

はないか注目するなど逆輸入的な活用も可能でしょう。

うまく伝えられたかわかりませんが、ユニコーン企業からどんな分野に流れがきているのか知っておくことは悪いことではないですね。

まとめ

いかがでしたか?今回はユニコーン企業についてご紹介しました。

ぜひ次世代を担う企業になるであろう未上場企業に注目し、投資に役立ててみてはいかがでしょうか。

話題のテーマを知っておくことは悪いことではありませんからね。

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