ダイナミックプライシングとは

ダイナミックプライシングとは!?導入事例から消費者への影響までまとめてみた!

    

どうも、ひげづら(@higedura24)です。

最近、「ダイナミックプライシング」という言葉が巷で話題となっているのをご存じでしょうか?

ダイナミックプライシングとは「需給に応じてモノの価格を柔軟に変える設定方法」のことです。

詳細は後述しますが、例えば

  1. スーパーなど一般小売り
  2. 家電量販店
  3. ライブ・スポーツ観戦のチケット料金

などに活用され始めています。

小売り関係者によると、普及すれば間違いなく良い影響をもたらす価格設定方法だと言われていて注目度は高いテーマのようですね!

そこで今回は

  1. ダイナミックプライシングとは
  2. ダイナミックプライシングのメリットや影響
  3. ダイナミックプライシングの活用例

などについてご紹介しました。

実は米国ではずっと昔から活用されている価格設定方法のようですが、国内では最近になって話題性が高まっています。

これからダイナミックプライシングの流れがより強まることも考えられますので、予習がてら知っておくと良いでしょう。

ダイナミックプライシングとは

ダイナミックプライシング(Dynamic Pricing)とは

  1. ある商品やサービスにおける価格を需給によって変動させる仕組み
  2. 需給動向や相場価格はAI(人工知能)やビッグデータを用いる

といったもので、別名は「動的価格設定」や「変動料金制」とも言います。

外部参照リンク:Wikipedia|ダイナミックプライシング

ダイナミックプライシングは1980年代の米国航空会社が本格導入を始め、現在ではネット通販業にまで拡大しているようです。

モノの価値や値段は、それを欲しいと感じる人がどれだけいるかで決まりますよね。

ダイナミックプライシングはいわば需給の原則に則って価格を決める手段であり、本来あるべき姿なのかもしれません。

ただ、ここで問題なのは「どのようにして需給を理論的に掴むのか」という点です。

私たち消費者としても、なんの根拠もなく値段をつり上げられたくはないですからね。

そこで登場するのが、ダイナミックプライシング最大の特徴である「AI」や「ビッグデータ」の活用です。

AIはご存じ人工知能のこと、ビッグデータとは「一般的なデータ管理ソフトでは取り扱いが困難な複雑な情報」のことですね。

昨今ではAIとビッグデータを組み合わせた仕組みが考案されるケースも多く、テーマ性としても近いものがあると認識しています。

それでは、ダイナミックプライシングがいったいどのような形で導入されているのか見ていきましょう。

ダイナミックプライシングの導入事例

ダイナミックプライシングの導入例としては

  1. スーパー:売れ残り商品の値段改定
  2. スポーツ観戦チケット:試合日の席種や天候、チームの人気などに合わせて値段改定
  3. 航空・高速バス料金:繁忙期に合わせて値段改定

などがあります。

2019年11月には家電量販店大手のノジマが電子価格札とダイナミックプライシングを組み合わせた価格表示を行うと発表しました。

確かに家電量販店は元々の値下げ合戦要素に加え、オンライン販売の普及による影響をもろに受けている業界ですね。

また、楽天やAmazonなどの総合ECサイト上でも安価でコストパフォーマンスに優れた商品が売られています。

そういった背景からも、ダイナミックプライシングによって適切な価格設定を行うことは大きな強みになるかもしれません。

同じく家電量販店大手のビッグカメラも2020年度中の導入を発表しています。

ダイナミックプライシングの導入例は家電量販店だけでなく、ライブチケットにも広がりを見せているようです。

2019年11月のニュースではエイベックスが「所属有名歌手のライブチケット価格をダイナミックプライシングによって決定する」と発表していました。

これは適正価格でチケット販売を行い、不正転売の抑止を狙う目的があるようですね。

他にもローソンやウエルシアなどが試験導入を開始しており、2022年度に20億円以上の売上高を目指しています。

いずれにせよ色々な業界でダイナミックプライシングの流れが波及していると考えられ、今後は色々な価格設定に応用される可能性があるでしょう。




ダイナミックプライシングのメリットデメリットとは

そんなダイナミックプライシングですが、考えられるメリットデメリットにはどのようなものがあるでしょうか。

メリット

ダイナミックプライシングによるメリットは

  1. 企業側:需給を利用した販売効率アップや転売の抑止
  2. 消費者側:モノの価値が適正化され、購入判断しやすい

ということです。

例えばコンビニのおにぎりを考えてみます。

コンビニで売られているおにぎりには消費期限があって、それを過ぎたものは廃棄処分される運命です。

本来であればスーパーのように値下げシールを貼ってくれれば、消費期限が近くても構わない消費者に買ってもらえますよね。

廃棄せずに済めば仕入れ代金が無駄にもなりませんし、消費者としても安く商品が手に入るので嬉しいと言えるでしょう。

そこでダイナミックプライシングを導入して、

  1. 消費期限がまだ十分に残っているものは定価で提供
  2. 廃棄が近いものは割引き価格で提供

とするわけです。

これは人間の手でもできることですが、

  1. 全店もれなく行う
  2. タイムリーかつその時の需給に合わせて行う
  3. 地域や店舗による差を考慮して行う

といった複雑かつ大規模な取り組みは非常に難しいことでしょう。

ダイナミックプライシングによって廃棄が阻止できれば

  1. 企業の売上が上がる
  2. 消費者の満足度も上がる

となってWin-Winの結果ですね!

デメリット

一方で、ダイナミックプライシングのデメリットには

  1. 企業側:導入のためのインフラ整備や仕組み作りが必要
  2. 消費者側:需要があまりに高いモノは商品がつり上がる可能性

ということが挙げられるでしょう。

企業がダイナミックプライシングを導入するためには

  1. ダイナミックプライシングのシステム及び人材
  2. 価格をリアルタイムで変えるための電子価格札
  3. 店舗における仕組み作り

が必要になってきます。

また、新しい試みなので色々なソフト面での問題点があるかもしれませんね。

消費者としても

  1. 夏の扇風機価格が例年より高くなった
  2. 人気アーティストのチケット代が1.5倍になった
  3. 閉店間際に押し寄せる人が増え、あまり価格が変わらない

ということが起きるかもしれません。

消費者としても小売業の変革を理解して、

  1. 扇風機は需要が減る冬に買おう!
  2. スーパーによって安い時間帯を調べてみよう!

など工夫が必要になるかと思います。

こう考えるとダイナミックプライシングは私たちが思うよりも、ずっと大きな変化ではないでしょうか。

そしてそれは企業と消費者の双方に言えることだと思います。




まとめ

いかがでしたか?今回はダイナミックプライシングについてご紹介しました。

モノの価値を需給によって定めることは企業にも消費者にもメリットがあります。

モノの価値が判断しやすくなる一方で、消費者としてもその変化に適応しなければなりません。

今後も流れが強まる可能性はあるので、ぜひダイナミックプライシングの話題に注目してみてはいかがでしょうか。

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