【エリオット波動理論】FXや株で勝つための値動き原則を学ぶ!

    

どうも、ひげづら(@higedura24)です。

株やFXの価格変動の法則は「ダウ理論」という名称で100年以上も前から言い伝えられています。

これは昔から変わることのない価格変動の原理だと言えるでしょう。ちなみにダウ理論についての簡単な説明は

ダウ理論でトレンド転換がわかりやすくなる!重要な6原則とは!?

で行っています。

そしてこのダウ理論から派生して、よりテクニカル分析としての考え方として昇華させたものが「エリオット波動理論」です。

エリオット波動理論を学ぶことで、

  1. 価格が波動理論のどこに位置しているのか
  2. 今後の方向性はどちらか
  3. どの程度まで価格変動するのか

という利益に直結する情報がわかるため、正しく使えばトレードの大きな武器となるでしょう。

そこで今回から「エリオット波動理論における基本知識」を何回かに分けてご紹介していきます。

最初に断っておきますが、私はエリオット波動理論を極めているわけでもなんでもありません。というかエリオット波動理論を極めるために多くの投資家やトレーダーが日々研究しています。

基本的な内容の触りだけを重点的に書いていきますので、エリオット波動理論を学ぶきっかけとしていただけたら幸いです。

エリオット波動理論が昔から変わらない理由とは

エリオット波動理論は100年も前から提唱されているダウ理論をより値動きの原理として昇華させたものです。

エリオット波動理論でFXや株の値動きを考察しているトレーダーも非常に多く、上級者では方向性だけでなく予想到達期間まで導き出しています。

しかし、そもそも初心者さんにとってはエリオット波動理論がなぜ価格変動の未来を見抜いていけるのか不思議ですよね。

エリオット波動理論の基本に入る前に少しだけその理由をお話しますが、興味のない方は飛ばしていただいて構いません。

エリオット波動に関する書物を読むと「エリオット波動は人間の心理が作り出す価格変動を表したもの」ということが書いてあります。

つまり人間の本能的な「ここらで売りたい」「この辺で買いたい」という衝動が作り出す価格の上下動を理論化したものということですね。

これはいわゆる「フィボナッチ数列」と同じく、自然界に存在する法則をもとに考えられているのでしょう。

フィボナッチ数列とは「1、1」から始め、隣り合う数字を足していくことでできる数列のこと。

例えば「1、1、2、3、5、8、13、21・・・」といった具合ですね。

また、これをもとに隣り合う数字同士で「大きな数字を小さな数字で割る」と導き出せる比率をフィボナッチ比率と言います。

フィボナッチ数列(比率)は有名な絵画で用いられていたり、花びらの数、ピラミッドなどなど様々なものに当てはまるとわかっているから驚きです。

なんの話かわからないかと思いますが、結論的にはこういった「黄金比」と呼ばれる法則から「株価の押し目など値動きを測ろう」という考え方があります。

具体的な割合としては

  1. 23.6%
  2. 38.2%
  3. 61.8%

が押し目幅などで意識される数字です(半値押し(50%)を加えてもいいですが)。

嘘のようなお話ですが、実際にチャートでフィボナッチ比率を当てはめてみると合致することも非常に多いんですよね。

こういったテクニカル分析を「フィボナッチリトレースメント」と言い、証券会社のアプリにツールが用意されているくらい。

エリオット波動もフィボナッチ比率も「自然界にある物事の原理に根ざした事象」をもとに価格変動を考えており、過去も現在も未来も崩れることのない考え方として成り立っていることが大きなポイントです。




エリオット波動理論の基本形は「5波動で推進し3波動で修正」

ではそんなエリオット波動理論の基本形を紹介します。

エリオット波動理論は以下の様に「5波動で推進し、3波動で修正」という構成が基本的な考え方です。

推進は「大局的な方向に向かって進むこと」で、修正は「トレンドを遂行するための動き」を言います。

従って、「推進部分は図の1~5波」で「修正部分は図のA~C波」のことですが、「推進波」と「修正波」の定義としては

  1. 推進波:波の大局に対して順方向に進む(1.・3・5・A・C)
  2. 修正波:波の大局に対して逆方向に進む(2・4・B)

となります。

さらにここからが大事ですが、

  1. 最初の1~5波で構成される動きをひとつの大きな推進波(1)と捉える
  2. 次のA~Cで構成される動きをひとつの修正波(2)と捉える
  3. 同様に(1)~(5)および(A)~(C)というようにさらに大きな基本形ができる
  4. (1)~(5)を① 、(A)~(C)を② とまた続いていく

という原則があります。

エリオット波動理論ではこういった5つの推進波と3つの修正波がいくつも折りなうことで大きな波を構成していくと考えており、全体を表すと・・・

こんな形で大局的な波動が「いくつもの細かな推進波と修正波によって延々と構成されているフラクタル構造」になっています。

どの時間足でエリオット波動理論を考える場合でも、こうした「全体像も部分像も同じ構成をしている」というフラクタル構造を意識してください。ちなみに

  1. 一回り大きい波と同じ方向(メジャートレンド)に動く小波:アクション波
  2. 一回り大きい波と逆方向に動く小波:リアクション波

と呼ぶので覚えておきましょう。




エリオット波動理論では変動率で波の大きさを考える

エリオット波動理論ではチャートを上記のような基本形に当てはめて観察する必要があります。

しかし、多くの投資家達が気にしているような「株価が100円上昇した」という変動額よりかは、「株価が10%上昇した」という「変動率」に重きを置いています。

したがって、

  1. 株価100円のものが110円まで上昇した
  2. 株価200円のものが220円まで上昇した

ということは上昇率が等しいことから「同じ波の大きさ」と認識します。

通常のチャートでは変動「額」が意識されやすいので、20円上昇した後者のパターンに注目が行きがちですよね?

しかし、エリオット波動理論では「波の大きさ(変動率)に注目すること」が大きなポイントになりますので覚えておいて下さい。

エリオット波動理論では片対数チャートを活用する

エリオット波動理論では前述のように「価格の変動率」を波の大きさと捉えるんでしたよね。

したがって、チャートの縦軸を対数表示とした片対数チャートを活用する必要があります。

片対数表示にすることで波の大きさが正確に表示され、急騰チャートの場合でも急騰前の価格変動がくっきりするメリットがあるんです。

エリオット波動理論で重要な「波のカウント」を数える際に効果が発揮されますので、チャートは片対数表示にしましょう。

ちなみに片対数表示ができるトレーディングツールは

  1. 【トレーディングビュー】チャートの基本的な使い方を簡単に紹介しました!
  2. マーケットスピード2の使い方はこれで完璧!トレーダーが変更点を教えるよ!

の記事で解説したどちらかがおすすめです。どちらも無料ツールで、簡単に片対数表示を切り替えられますのでぜひご活用下さい。




まとめ

いかがでしたか?今回は以下の様なエリオット波動理論の基本的なお話をお伝えしました。

  1. エリオット波動理論は人間の心理や自然界の法則をもとに考えられた
  2. 価格の変動率を波の大きさと捉え、これを重視する
  3. 価格の変動率を正確に捉えるために片対数チャートを活用する
  4. 基本的に5つの推進波と3つの修正波で構成されている
  5. 5つの推進波をひとまわり大きな推進波、3つの修正波をひとまわり大きな修正波とする
  6. 推進波と修正波が集まり大きな波を作り出し、どこを取っても同じフラクタル構造が続く
  7. 大きな波と順方向に動く小波をアクション波、逆方向に動く小波をリアクション波とする

基礎的な内容ですのでまずはここから。

次は「【エリオット波動理論】推進波と修正波と基本波形を知ろう!」です。

    

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