マーケットスピード2で銘柄動向速報を見る方法!大口約定もこれでチェック!

    

どうも、ひげづら(@higedura24)です。

今回はマーケットスピード2の機能である「銘柄動向速報」についてのご紹介です。

銘柄動向速報とは様々な条件に当てはまる銘柄を瞬時に表示でき、その詳細時刻なども知ることができる機能を言います。

使い方次第でかなり強力な武器になりますので、この機会にぜひ触ってみてはいかがでしょうか。

特に大口注文をピックアップする機能はポテンシャルがありそうですね。

    

マーケットスピード2の銘柄動向速報とは

マーケットスピード2の投資情報の欄に・・・

銘柄動向速報というものが存在します。

これは、

  1. ストップ高
  2. ストップ安
  3. 特別買い気配
  4. 特別売り気配
  5. 年初来安値
  6. 年初来高値
  7. 大口約定

という条件に当てはまる銘柄を瞬時にスクリーニングする機能です。

ストップ安やストップ高はその名の通り、ストップ安もしくはストップ高になった銘柄をスクリーニングすることができます。

特別気配や年初来安値高値も同じですね。

最後の大口約定とは「売買金額が5000万を超える約定があった銘柄を表示する」という条件です。

銘柄動向速報で検索した結果は

  1. CSV
  2. クリップボード

へのコピーが可能なので、あとでデータ解析や検証をするのにも便利ですよ。

マーケットスピード2の銘柄動向速報を活用してみよう

では銘柄動向速報をどのように活用すれば良いのか実際の画面で見ていきましょう。

年初来高値条件で活用する例

マーケットスピード2で銘柄動向速報を開き、条件を年初来高値にすると・・・

こんな形で表示されます。

この例では東証全体の銘柄で年初来高値銘柄をスクリーニングしており、

  1. 上段:該当銘柄一覧
  2. 下段:選択銘柄の新高値時刻

という表示方法です。

図に表示されている「大冷」は9:00に2030円の新高値をつけていて、前日比で4円高なんだなとわかりますね。

しかし、このあとの時刻に続く株価がないようなので、ここから下落したか現状維持のどちらかでしょう。

そこで、試しに違う銘柄を見てみます。

すると、ハウスコムでは先ほどよりもかなり多い情報量だとわかりました。

寄り付き直後の9:08から時間を適度に空けながら新高値を更新していて、ザラ場中の資金流入が継続的にあることがわかりますね。

先ほどの大冷と、このハウスコムでは銘柄動向速報を見る限りハウスコムを攻めた方が良さそうだなと考察できるわけです。

自分でひとつずつチャートを見ていかなくても、継続的に新高値を更新している銘柄を一覧から探す方が効率的かもしれません。

特別気配速報として活用する例

特別気配とは「制限値幅を超えて値動きする場合に、反対売買を呼び込むため一時的に売買を停止する」という措置のことです。

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特別気配はその周辺時刻に値幅が広がったりするので、デイトレに活用されることもあります。

また、特別気配になるということは何かしらの材料が関係している可能性が高いですよね。

ゆえに、銘柄速報を活用して特別気配になった銘柄を知れば、インパクトのある材料が出た銘柄に出会える可能性が高いというわけです。

通常、特別気配になるのは注文が一気に集まりやすい寄り付きですが、ザラ場に材料が出てもその可能性はあります。

寄り付き直後でもザラ場でも大引け後でも、デイトレやスイングに使えそうな銘柄を探すのに役立ちますね。

大口約定が連日続く銘柄を探す例

先ほど申し上げたように、ここで言う大口約定とは「売買代金5000万以上の約定」のことです。

これほど大きな約定が発生するタイミングは・・・

やはり

  1. 東証一部銘柄
  2. 寄り付きや大引け

が多いでしょう。

時価総額が大きいほどリストに載りやすいのは当たり前ですが、中小型企業で大口注文の兆候が強まっているときは監視しておきたいところです。

稀にザラ場で大口約定が起きていることもあり、そういった銘柄はなんとなくでも覚えておくべきですね。

仮に大口約定が定期的に起こっている場合、誰かが定期的に何かしらの動きをしている可能性もあるでしょう。

というか堂々と周囲に勘づかれるような約定をさせているのは、そのクライマックスかもしれません。

関連性は定かではありませんが、以前この大口約定から不穏な値動きに気づいた銘柄もあります。

その銘柄が

  1. 安値圏なのか高値圏なのか
  2. 大口約定でアップティックかダウンティックか

といったことに注意しながら監視すると面白いですよ。

まとめ

いかがでしたか?今回はマーケットスピード2の銘柄動向速報をご紹介しました。

単純にストップ高や特別気配になった銘柄を洗い出すだけでもかなりのメリットがありますよね。

また、大口約定があった銘柄を把握するのにも役立つ優れものです。

マーケットスピード2をまだ触ったことがない方は、この機会にぜひ使ってみてはいかがでしょうか。

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