株の暴落で退場する人には7つの特徴が!大損する前に是正してみては?

    

どうも、ひげづら(@higedura24)です。

年に数回くる株の暴落局面では、多くの個人投資家が悲鳴をあげます。

リーマンショック級の暴落は希ですが、時には日経平均株価が5000円も暴落する年もあり退場を余儀なくされるケースもあるわけです。

株の暴落と個人投資家の退場は切っても切り離せない関係にありますが、強制的に退場させられてしまう投資家の特徴はどのようなものがあるでしょうか。

この記事では私の今までの経験から感じる「暴落相場で退場させられてしまう人の7つの特徴」を述べました。

私自身、危ない経験を色々としてきたからこそ思うことです。

自分に当てはまるなーという方は大損する前に気をつけてみてはいかがでしょうか。

    

株の暴落で退場して大損する人の特徴

では早速ですが、暴落で退場させられてしまいそうな人の7つの特徴を述べていきます。

今回ご紹介するのは

  1. レバレッジ高めの信用取引が日常的
  2. メンタルが弱い
  3. 完璧主義である
  4. 自制が効かず計画的でもない
  5. 地合いの流れを想定していない
  6. 儲けることを念頭に置いている
  7. その日暮らしのイメージしか持っていない

の7つです。

レバレッジ高めの信用取引が日常

これは株式市場の仕組みから考えても当たり前ですよね。

信用取引なんてカッコいい言葉が使われていますが、要するに借金売買です。

自分が持っているお金と借金した分を使って売買するので、上乗せした分だけ退場リスクは増えています。

日常的にレバレッジ2倍以上を使っている人は、株価暴落で大損する可能性が高いでしょう。

というか、そもそも現物投資のみ行っていれば退場の可能性は0です

退場しないか心配・・・と言っている人はここに気づいていらっしゃいますか?

もしあなたが現物売買しかしないのであれば、株価が暴落しようとほぼ100%退場しないので安心してください。

あるとすれば余剰資金でなく、生活防衛資金に手をつけて投資を行っている場合のみ。

また、

  1. 余剰資金で株式投資を始めた
  2. 当初資金100万円が50万になったら恐ろしい
  3. 50万残っているけど自分から退場を選択する

という流れを踏んでしまう人はそもそもの売買規模がリスク許容度に合っていないかもしれませんね。

最初から50万で始めておき、もっと小さな売買規模で行えば暴落時の損失額も小さくなるわけなので、性格に合ったリスク許容度になる可能性もあるでしょう。

メンタルが弱い

上記に関連しますが、現物投資のみで行っていても「現物の資産価値が目減りすることに耐えられない」という方も多いでしょう。

株価の急落・暴落時における資産価値の減少は非常に難しいですが、時間が解決して戻るケースもあるんですよね。

株価暴落からの戻し

すでに暴落前に下降トレンド入りしていて、暴落で大幅に損切りラインを超えてしまえばダメですが

  1. 上昇トレンドからの暴落
  2. 損切りラインギリギリの攻防

は様子を見てあげることもあります。

余談ですが、せっかく新規買いしても「含み損アレルギー」かのように少しの下落で手放す人もいそうです。

損切りした含み損の大きさが当初の計画通りであれば良いのですが、感情に任せた早すぎる損切りは資産を目減りさせるだけでしょう。

3ヶ月くらい保有するにしてもたった数日保有するにしても、多少なり利益に転じるまで見守る姿勢は必要で、理由も理論も何もない損切りを繰り返す人は気をつけて下さい。

私もかなり昔はこの傾向があったのですが、多少の含み損は気にしないような意識を持ったらその後の反発を取りやすくなりました。

許容できる範囲であれば、勇気を出して損切りを少しだけズラすことも試してみて下さい。

完璧主義である

これは個人の性格による所が大きいでしょうが、

  1. 完璧を求めるがゆえに動けない
  2. 暴落を認めない

といった方もいると思います。

自分の中で素晴らしい買いタイミングだと考えていたのに、突然暴落がくると中々認めづらいものです。

長期目線の銘柄ではその限りでないのですが、短期目線で買っていた銘柄はナンピンせずにさっさと損切りしてしまった方が良いと思います。

例えば長く上げてきてかなり高みまで昇った成長株などは真っ先に利食いの対象になってもおかしくないので、心配なら早めに逃げておいた方が良いでしょう。

ミスを認めないうちに、どんどん資金が目減りする可能性もあるので気をつけた方が良いです。

また、これも余談ですが完璧主義はエントリーでも弊害となることがありますよね。

例えば、底値付近にいる株価に対して「最安値でないと絶対に買わない」という気持ちはわかります。

ただ、本当に最安値で買えることは少ないので安値「圏」を意識した方が良いケースもあるわけです。

将来的にそこから大きく上がるとすれば、「その10円20円の差は本当に大きいですか?」という考え方もありですね。

自制が効かず計画的でもない

株式売買では時に暴走する自分の気持ちをなだめてあげることが大事です。

信用取引でレバレッジを大きく張りすぎてしまうこともそうですし、その時は買値から30%の下落で追証というルールを忘れてしまっています。

借金をして強制返済を迫られたら、投資資金以上のお金が預貯金から引っ張られるのは当たり前の話です。

また、信用取引は目一杯使うのに損切りしないという矛盾に気づかないこともあるでしょう。

そういった状況を避けるためにあらかじめ自制心を持って、なるべく計画的に売買を行うと暴落で退場することを防げるはずです。

また、株価1万円くらいの普段はあまり触らない銘柄のチャートが魅力的に見えることもあるでしょう。

そこで株価が高いという事実を消すために、高レバレッジな信用取引を使ってでも手を出すのかどうか。

暴落相場でなくとも、自制心がない人はいずれ痛い目を見ると思います。

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地合いの流れを想定していない

これは継続的に日経平均株価を観察している人にしかわからないと思いますが、なんだか不穏な空気だなと感じることがあるんですよね。

  1. こんな雰囲気前にもあったような
  2. この状況はあのときに似ているぞ

というパターンが出てくるので、その時は早めに動きます。

例えば・・・

日経平均株価の暴落

こんな形で全く違う期間に同じようなチャート形状が日経平均株価に発生することはあるわけです。

もし暴落や急落がきそうだと考えていれば

  1. 早めにポジションを減らす
  2. 買いを手控える

といったことは十分に可能です。

もちろん全ての急落を避けることなど不可能ですが、なんとなく値動きが鈍ってきたことはわかります。

どっちに転ぶかわからない時に買い控えることは暴落で大きな含み損を抱えるリスクを減らしてくれるでしょう。

暴落前にレバレッジが高まっていれば退場してしまうかもしれませんので、不穏な時はキャッシュ比率を高めておきたいですね。

儲けることを念頭に置いている

多分ですが、信用取引をガシガシ使ってしまう方は「儲けたい!」という気持ちが人一倍強いのではないですか?

  1. 儲けたいという気持ちが強すぎるあまり多く買ってしまう
  2. 信用取引を使ってでもなるべく大きなポジションを取りたい

という考えになるのでしょう。

また、損切りの時も「もし自分が売ったあとに反発したら儲けられない」と考えてしまうのではないですか?

その気持ちはわかりますが、それと損切りは別の話です。

基本的には負けないことが大事で、儲けることは二の次の方が長い目で見ればうまくいくと私は思いますよ。

資産が変わらずとも継続さえしていれば色々と状況は変わってきますし、誰でも儲けられる上げ相場が必ずやってきます。

そこで資金がなければそもそも買えないし、株も保有できないわけです。

地合いが悪い時に儲けることよりも、ますは退場しないことが一番。

そのあとにくるイージー相場で自分も儲ける意識でいると、退場の二文字も遠のくと思います。

その日暮らしのイメージしか持っていない

今日の株価がどうなるかしか考えていない方は多いと思いますが、個人的には

  1. 明日どうなるか
  2. 3ヶ月後にどうなるか
  3. 最終的に利益が出そうか

などを状況に合わせてイメージしたいと考えています。

利益を出すためには自分が買ってから株価が上がってくれなければならず、

  1. 株価上昇
  2. 急落・暴落

のどちらになる可能性が高いかを考えたいですよね。

これがすごく難しいのは私も同じですが、やっぱり「良い株は良い」と思います。

ただし短期的にはどこまでも株価が上がるわけではないですし、長期的にはその企業価値に収束してくるはずです。

いずれにせよ行き着く先は有望株だと思いますし、上場廃止のカウントダウンが始まっているような株で行われるマネーゲームは本来の形ではないのかなと感じます。

波乗りする腕があれば爆発的に儲かるのでしょうが、私は暴落で大損する自身があるのであまり参加しません。

自分が納得できる株を納得できる考え方で買い、その日の株価ではなく明日以降の株価に注目したいです。

株の暴落で退場することを避けるだけなら難しくはない

色々と述べてきましたが、株価暴落で退場しないことを避けるだけなら全く難しい話ではありません。

なぜなら、退場を避けるためには

  1. 現物売買のみ行う
  2. 自分のリスク許容範囲内で売買する

この2つだけ守ればそれで良いからです。

重要なのは2番目の条件で、株価が暴落しても涼しい顔をしていられる範囲でやっているかが大事でしょう。

日経平均株価が数千円も短期的に落ちることもありますが、そこで焦っているようなら全然ダメです。

「あれ?なんかすごい下げるなぁ」くらいで良いんですよ。

ここまで下げたらさすがに?というラインなら損切りすべきですが、

  1. 資金的な余力がまだまだある
  2. 長期目線の売買
  3. 好業績で過熱感なく上昇していた
  4. 将来的も物色される可能性が高い

など自信があれば買い増しても良いくらいです。

顔面蒼白で買い増す方も中々いないでしょうから、そのためにはメンタル的な余裕が欲しいところですね。

でも本当に良い株は良いんですよ。

良い株を保有していて痛い目にあったことは本当に少ないです。

テンバガーにはならずとも20%以上の上昇は定期的にありますし、これを地道に続けていれば良いのかなと感じます。

別に私は億万長者を目指しているわけでもなんでもなく、十分に家族と一緒に幸せになれるくらいのお金が稼げれば良いと思っていますので。

とにかく許容できる範囲のリスクを取りながら、良い株を現物で売買していくだけです。

まとめ

いかがでしたか?今回は株の暴落で退場して大損してしまいそうな人の特徴を述べました。

基本的には信用取引を大きく使わなければ大丈夫ですが、メンタルや性格も関わってくると思います。

また、時には「過剰な儲けたいという気持ち」を自制することも必要でしょう。

地合いの変化もリスク管理には重要なので、継続して観察した方が良いですね。

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