株をやめる方法

株をやめる方法と退場前にチェックしたい3項目とは?

    

どうも、ひげづら(@higedura24)です。

株式投資を長くやっていると何度も暴落局面に遭遇します。

その度にあらゆる銘柄に立派な大陰線が何本も発生して、それを見る度に「この中にどれだけの屍が混じっているのだろうか・・・」とゾッとしてしまいますよね。

株価が暴落すると「もう株なんてやめる!」と考える人が多く、それを株の世界では「退場」と表現しています。

この記事では

  1. 株をやめる具体的な方法
  2. 株をやめるメリット
  3. 株をやらなきゃよかった理由で多そうなもの
  4. 退場する前にチェックしたい3項目

についてご紹介しました。

株価暴落をきっかけに株をやめるか悩んでいる方はぜひご参考下さい。

株をやめる方法と手順

株をやめると一口に言っても何段階かあると思います。

  1. 資金を全て引き上げて証券口座を閉じる
  2. 持ち株を全て現金化して引き上げるが口座は残しておく
  3. 資金は引き上げるが持ち株は塩漬けのまま残しておく(今後売買はしない)

例えば上記のように3段階に区切った場合、具体的にはどのような手順でやめることになるのでしょうか。

資金を引き上げて口座を閉じる手続きをする

完全にすぱっと株をやめるのであれば、資金を全て引き上げて口座を閉じる必要があるでしょう。

お金は減るものの証券口座を持っていなかった当初の状況に戻ることができます。

資金を引き上げる手順は

  1. 証券会社のホームページ
  2. 証券会社のスマホアプリ

のどちらかから入出金処理を行うというものです。

現物取引のみ行っていた場合は問題なく指定口座に全額引き上げることができるでしょう。

一方、もしあなたが信用取引を使っていた場合には自動的に信用保証の代用金枠に移動されているケースがあります。

保証代用金とは信用取引をするために必要な担保のようなもので、現金や有価証券で賄われるものです。

その場合は保証枠から預かり金枠に移動してからでないと出金はできませんので、まずはその処理から行って下さい。

参考に楽天証券のリンクを張っておきますが、どの証券会社を使っているかで違ってくるでしょう。

外部参照リンク:楽天証券|代用金の手動振替

資金を全て引き上げたあとは口座を閉じるための手続きをします。

口座を閉じるためには「口座解約依頼書」に記入をしなければなりません。

依頼書の郵送もホームページ内から頼めますので、まずは「お使いの証券会社+口座解約」で検索をして書類を送ってもらう手続きをしましょう。

ちなみに口座解約前には

  1. 株式や投資信託などの残高が0になっているか
  2. 積立設定がなされていないか
  3. 外貨預かり金がないか

などを忘れずに確認してください。

なお、解約後でも

  1. 最後の年間取引報告書は発行される
  2. 受け取っていない配当金などは指定していた口座に入金される
  3. 譲渡益税の再計算によっては指定口座に入金がある
  4. 口座解約後は電子交付書面の閲覧ができなくなる

ということを知っておきましょう。

ここまで完了すればすっぱりと株をやめることができますね。

持ち株を全て現金化して引き上げるが口座は残しておく

株をやめるには「持ち株を全て売って現金化し、資金も全て引き上げるけど口座は閉じない」という方法もあります。

口座の中にお金が入っていないのですぐに売買はできず、株を完全にやめた状況に限りなく近いです。

ただし、やめたあとも株価の動きや市場の状況を見ていた場合には「またやってみようかな」と思う可能性はあるでしょうね。

完全にすぱっとやめた状況ではありませんが、あとは口座を閉じるだけという段階まで進めておくのもひとつの手です。

資金は引き上げるが持ち株は売らずに塩漬けする

株をやめるには「資金は引き上げるけど、含み損を抱えている持ち株は売らずに塩漬けする」という方法もあります。

今後は一切売買しないものの、含み損が減る可能性を考慮して塩漬けするというケースです。

このケースでは

  1. 含み損が減る可能性あり
  2. 優待や配当金は変わらず手に入る

というメリットがありますが、

  1. 含み損が増える可能性あり
  2. 現金化しないので資金は拘束されたまま
  3. 現物でないとできない

というデメリットもあるでしょう。

株をやめる方法に近からず遠からずという印象ですね。




株をやらなきゃよかった理由

ところで、株をやめる人は「そもそも最初からやらなきゃよかった」と感じている方も多いことでしょう。

個人的にその理由で多そうなものは

  1. むしろお金が減ってしまい投資をやる意味がなかったから
  2. 自分の弱さを知ってしまったから

の2つじゃないかなと感じます。

投資をやる意味がない

株を始めた理由はお金を増やしたいからです。

本来であればお金を増やしたいその理由まで考えなくてはならないのですが、漠然とお金持ちになりたいと考えている人は多いでしょうね。

それなのに株の売買でたくさんお金が減ってしまい、全くもってやる意味がなくなっているわけです。

株で失ったお金があれば

  1. 自分の好きな物を買って、おいしい物を食べられた
  2. 家族やパートナーが喜ぶことをしてあげられた

と考えるとなんのために働いてきたのかわからなくなりますし、むしろ素直に貯金口座に眠らせておけばよかったと考える人も多いでしょう。

自分の心の弱さを知ってしまうから

株で負けた理由はたくさんありますが、私も含めて初心者時代に痛烈に感じるのは「自分の心の弱さ」ではないでしょうか。

  1. 当初決めたラインで損切りができない
  2. 買うべきか売るべきか判断が遅い
  3. 自分の考えで決断できない
  4. 負けた理由を他人のせいにする
  5. 想像以上に金銭管理能力が乏しい

など自分ってこんなにもダメダメだったのか・・・と思うのはおそらくみんな同じです。

株はお金に関する事柄なので大きく感情が動きやすいですし、メンタルのブレ幅も大きいんですよね。

だから自分の理想とは遠い状況になりやすく、それが嫌になってやめるというケースもあると思います。

お金が減るだけでなく、こんなに自分が嫌になるなら最初からやらなきゃよかったと思う人も多いのでは?

株をやめるべきタイミング

株をやめることはつらいかもしれませんが、メリットももちろんあります。

考えられるメリットとしては

  1. 圧倒的な安堵感とストレス軽減
  2. 空いた時間を次の物事に充てられる

の2つがあるでしょう。

これらがすごく魅力的に感じて仕方ないほど心が折れている人は株をやめるべきタイミングかもしれません。

圧倒的な安堵感とストレス軽減

株式投資というものは初心者さんが思う以上に大きなストレスになります。

  1. 365日に渡って短期的なポジションを持っている
  2. 毎日頻繁に値動きを観察している

といった人はなおさらで、

  1. ある時は上げ日で緊張が緩まる
  2. ある時は下げ日で緊張が高まる

ということの繰り返しです。

緊張と緩和を1年中続けて、なおかつ大きなポジションを持ちながら休日を跨ぐことがしょっちゅうあるのなら心が安まる時間はわずかですよね。

そこに普段の生活におけるストレスも加わってくるので、さらにつらいわけです。

しかし、株をやめるという選択肢を取れば

  1. 日々の損益状況に一喜一憂していた状況から解放される
  2. 休日の心配事が減る

といった効果が得られるのでかなりのストレス軽減になるはずです。

冗談抜きで株をやっていると寿命が縮むと思うので、もし株と関わる生活が苦痛ならすぐやめるのもありですね。

株に割いていた時間を次の物事に充てられる

株を買う手順として

  1. 買いたい株を探す
  2. いくらで買うかを考える
  3. 注文の出し方を考える
  4. 実際に注文を出す

といった流れがあるので、それぞれについて考えなくてはなりません。

買う株を探すのにも買い方を考えるのにもそれなりの時間が必要なので、株をやめることでその時間が空きます。

空いた時間は新しく始めたい物事に充てる方が株で負った傷も癒えやすくおすすめです・・・が、また投資関連のお話だと意味がないですね。

お金儲けをするにしてもしばらくは大人しくして、気持ちの整理がついた段階で行うようにしましょう。

失った分を早く取り戻そうとさらに大きな失敗をする可能性があります。




株をやめる前にチェックしたい3項目

もう資金的にも精神的にも限界なので今すぐ株をやめるという方は無理をしない方が良いですが、まだやめるか悩んでいるという方に向けて述べたい3つのチェック項目があります。

それは

  1. 1回ごとの売買をしっかりと考え抜いたか
  2. 株を行う目的と手法は合致しているか
  3. 今後一切株式市場に関わらないでいられるか

の3つです。

1回ごとの売買をしっかりと考え抜いていたか

初心者さんにはわからないと思いますが、株を買う時はそれなりのエネルギーが必要なんです。

過去記事でも何度か「売買パターンを持ちましょう」ということを述べましたが、パターンといっても類似状況ですよね。

だから当然その度に色々な確認事項があるわけです。

  1. 売買規模はどうするか
  2. 同時並行することになる銘柄数はいくつか
  3. 損切りなどを含めたリスクの取り方はどうするか
  4. 決算発表が控えていないか
  5. 悪材料が直近に出ていないか
  6. 信用倍率は適正範囲か
  7. 買われる理由にはどんなものがあるか
  8. 直近で大きく値動きした背景は何か

など考えられることは考え、調べられることは調べてから買います。

なんの根拠もなくただなんとなく上がりそうだから・・・で買って儲かるのはほんの一握りの天才ですよ。

私は自分が普通の売買しかできないことをわかっているので資金以上の大きなリスクは滅多に取らないですし、できることはやっておきたいです。

デイトレの場合は値動きそのものが判断材料なので瞬発的に買いますが、スイング以上の時間軸では考える時間があるのでそれを活用しない手はありません。

そういった事前にできることをおろそかにして売買していたのであれば、次にやり直す時には是正するべきでしょう。

株を始めた目的と売買方法は合致していたか

先ほども少し述べたのですが、株を始める理由が「お金欲しさ」だけだと弊害が出てきます。

お金が欲しいのはほとんどの人がそうなので、そうではなく「なぜお金が欲しいのか」が重要なんですよね。

例えば、15年後に控えた子供の学費目的などかなり先の話であればわざわざ株の短期売買などする必要はないんですよ。

そんなに時間が残されているなら、今から新しい資格を取って収入を増やせるかもしれません。

女性でも男性でも高単価なバイトはあるので、短期的にそれを頑張った方が効率的かもしれません。

そもそも株の短期売買は投機的な行動なので技術がモノを言う世界でしょう。

時間がたっぷりと残っているなら、単純にそこに向けてコツコツと積立て続けるタイプの投資を行えば良いのでは?

例えば貯金と並行して、これだと思う2銘柄を毎月1株ずつだけ買うのはどうでしょうか。

大きく下がった時は10株買って、あとはマイペースにコツコツ続けます。

10年くらいを目途にどうなるか楽しみにしつつ、本業を頑張った方が精神衛生的にもつらくないでしょう。

適当に短期売買を繰り返してお金を失うくらいであれば、もっと目的と方法について吟味してお金が減りにくい(リスクが少ない)手法に切り替えるべきだと思います。

自分が叶えたい未来と投資手法が合致していたかはかなり重要では?

今後一切株式市場に関わらないでいられるか

もしあなたが株をやめるとして、この先の人生で株と一切関わらずに過ごしていけますか?

例えば昨日までの暴落劇であなたが株をやめたとしましょう。

そのあと相場が巻き戻されて新高値を更新し始めたら?

一時的にやめて、調子が良くなったらまた戻ってくるつもりですか?

そしてまた同じ事を繰り返して、またお金を減らして、またやめるのですか?

もしそうなるのであれば終わりがないのでどこかで区切りをつけた方が絶対に良いです。

ここで言う区切りとは

  1. すぱっと株をやめる
  2. 株の売買に対する考え方をしっかりと改めて再出発する

のどちらかでしょう。

自分がなぜ株を始めたのか、今後も関わらずにやっていけるのかまで考えてからやめる方が良いと思います。




まとめ

いかがでしたか?今回は株をやめる方法とその前に考えたい3つの項目について述べました。

株をやめるのは資金を引き上げて口座を閉じるだけなので至って簡単な話です。

しかし、その前に

  1. 真剣に売買していたか
  2. 目的に合致した方法だったか
  3. 今後株と関わらずにいられるか

といったことまで考えた方が良いと思います。

中途半端にやめるのが一番良くないと思うので、続けるならしっかりと株に向き合い、やめるならすぱっとやめてみてはいかがでしょうか。

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