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株のコツコツドカン対策!なぜリスクリターンが安定しないのか?

どうも、ひげづら(@higedura24)です。

皆さんはコツコツドカンという言葉を知っていますか?

コツコツドカンとはせっかく小さく利益を積み上げてきても一回の大きな損失で帳消しになってしまう、ということです。

株やFXなどのトレードで怖いのは10回中5回以上買ってもトータルでマイナスになるケース。

これはトレードの基本的な考え方ができていないと非常に起きやすいんです。この記事ではコツコツドカンにならないための基本的な考え方をご紹介していますのでぜひ参考にしてみてください。

コツコツドカンはなぜ起こる?

そもそもコツコツドカンはなぜ起きてしまうのでしょうか?

せっかく勝ちを積み重ねても利益が吹き飛んでしまう理由としていくつかありますが、今回特に考えてもらいたいことがあります。それは

毎回のトレード規模が一定になっているかどうか

ということです。

例えば、株価1000円の銘柄Aと株価1万円の銘柄Bがあったとしましょう。

それぞれの銘柄を100株ずつ同時に購入して、10%の値下がりを同時にくらったとしましょう。

するとこのときの損失は

  1. 銘柄A : 1万円
  2. 銘柄B : 10万円

となります。ここで重要なのは同じ株数を保有して、同じ割合の値下がりをくらったとしても株価が違うと損失額が異なるということです。

これはトレードに使っている資金量が異なっているからですね。

銘柄Aを100株買うと10万円のトレードですが、銘柄Bを100株買うと100万円のトレードとなります。

使うお金が大きいので同じ損失割合でもトレード規模の差だけ損失も異なってくるわけです。

同じように同じ株数を保有して、同じ大きさの資金をトレードに使っていても値下がり率が違うと損失額が異なってきます。

これらのトレード規模と値下がり率をコントロールするためのマイルールが

  1. トレード規模をコントロール : ロット管理
  2. 値下がり率をコントロール : ロスカットルール

というわけです。

コツコツドカンの理由としてロスカットルールが曖昧なために際限なく含み損を大きくしてしまうということも考えられますが、今回はトレード規模が一定になっていないがためにコツコツドカンになることの対策をお話します。

 

トレード規模を一定にするとコツコツドカンは減る

さっきの話でいくと

  1. 1000円の銘柄Aを100株買って10%の値上がりを得た
  2. 1万円の銘柄Bを100株買って10%の値下がりを被った

という事象が同時発生した場合でも、損失額の方が大きくなってしまいますよね。

だって規模の大きい100万円のトレードの方で失敗しているんですから。

これは

  1. 1000円の銘柄Aを100株買って10%の値上がりを得ることを5回繰り返した
  2. 1万円の銘柄Bを100株買って10%の値下がりを1回被った

という状況に変わったとしても損失のほうが大きいことに変わりありません。

同じ割合で損益が発生していて、利益の回数の方が多いのにトータルで負けている。

これはコツコツドカンと言えますね。

この状況を回避するためにはこうなっていないといけません。

  1. 1000円の銘柄Aを1000株買って10%の値上がりを1回得た
  2. 1万円の銘柄Bを100株買って10%の値下がりを1回被った

これなら両者ともトレードに使っているお金は100万円で、しかも損益率も同等なので相殺されています。

話を簡潔にまとめましょう。

コツコツドカンを回避したければ毎回のトレード規模を一定にしつつ、ロスカットルールで損失割合をコントロールすること

これはロット管理がしっかりできていないと実現はできません。

ご自身の総資金量から1回ごとのトレード規模を考えておき、大体その規模に近いトレードを行うようにしてください。

あるトレードは買ったけどトレード規模が小さい、あるトレードは負けたけどトレード規模が大きい・・・といったバラバラの規模のトレードをしていてはコツコツドカンになりやすいです。

例えトレード結果が安定していて、勝率の方が高くても利益が残らない可能性があります。

銘柄は数えきれないほどあり、様々な価格となっていますがトレード規模が違っていると一回の負けで大きな損失となり得るので気をつけましょう。

 

トレード規模を一定にする際の注意点

トレード規模を一定にする場合に覚えておいてほしいことがあります。それは

  1. 総資金割合の意識を持つ
  2. 購入単元数が増えることにはメリットデメリットがある

ということです。

総資金割合の意識を持つ

例えばあなたの資金が100万円だとしましょう。1回のトレード規模を総資金割合の30%と設定した場合、30万円までしか購入してはいけないことになります。

このルールがあることによって

  1. 3000円までの銘柄までしか買えないなどの銘柄制限が生まれる
  2. 株価の桁数によって保有桁数も変わってくる(100円台の銘柄では1000株単位保有)
  3. 総資金が増えればトレード規模も大きくなる(疑似的な複利効果)

といった色々なサブルールに派生していきます。

総資金100%分のトレードや信用を活用して300%分のトレードをすることは避けて、失敗しても取り返しがつく範囲でのトレードを心がけましょう。

フルインベストメントの状態はトレードの成績がそっくりそのまま総資金に襲い掛かりますので注意してください。

あくまで総資金あってのトレード規模ですよ。

単元数が増えるメリットデメリット

単元数が増えることのメリットは

  1. 分割購入や分割決済ができる
  2. 値動きを見ながら細かくポジションを増やせる
  3. 地合いや調子によってトレード規模の調整がしやすい

ということが挙げられます。反対にデメリットとしては

  1. 想定した価格で約定しづらくなる
  2. 板や出来高の状態をより気にする必要がある
  3. トレードスタイルによっては手数料がかさむ場合がある

といったことが挙げられます。特にデメリットの「想定した価格で約定しづらくなる」、「板の薄さや出来高のつき具合を気にする必要がある」という点は重要です。

例え予定保有数を集められたとしても売りたいタイミングに必要数の反対売買注文がきていないと決済しそこなうことがあります。

保有数が大きくなるときは必ず板が活性化していて、出来高が十分に膨らんでいるような銘柄で売買するようにしましょう。

 

まとめ

いかがでしたか?今回はコツコツドカンを回避するための対策をお話しました。

コツコツドカンは初心者さんがやりがちなミスなので、ぜひロスカットやロット管理でトレード規模や損失割合をコントロールしてみてください。それではまた!

 

 

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