どうも、ひげづら(@higedura24)です。
以前こんな記事を書きました。
この記事の中で
- 高配当株
- 複利
- 毎月積立
を組み合わせてあげると効果が高まると書いています。今回はそれに関連して目標額から目標リターンを考えるということを解説します。
どのくらいの資産を形成するためにどんな計画で投資をするのかが明確になると、無理なく投資ができるのでおすすめです。
高配当株投資の目標リターンを考える前に目的を考えてみよう
まず高配当株投資をする計画が大前提として必要です。
「計画」というくらいですから「目標」が必要ですよね。そしてここで言う目標とは金額ではなく用途のことです。
- 家のローンを完済するための足しにする
- 子供の大学費用の足しにする
- 老後に好きな車に乗りたい
- 自分のお店を開きたい
- 世界1週クルージングの夢を叶えたい
なんでも良いですので用途を決めましょう。そうすることで
- 大体どれくらいの資産を作るべきなのか
- 目指す年利
- 積立額
- 必要元金
などを逆算することができます。
例えば目標の車が500万であれば500万、住宅ローンの残額が1000万であれば・・・という感じですね。
これがわかってくると年利1000%を目指す!なんて不可能な計画を立てる必要はなくなるでしょう。
目標リターンは複利計算ツールで求めるのがおすすめ
複利計算はエクセルで簡単にできるのですが、エクセルが苦手な方もいらっしゃるかと思います。
そこで登場するのがネットで無料提供されている複利計算ツールですね。
主に証券会社や銀行のホームページなどで公開されているものを活用すれば大丈夫です。
ちなみに私がお世話になることが多いのはこのツール。
このツールに最初に設定できそうな元金と積立額、運用期間を入れてみましょう。
そこから予想年利を適当に入れてみて、どのくらいのリターンになるのかを把握します。
それによって投資計画全体の感じ方があるかと思いますので、
- もっと元金入れなきゃダメかな?
- もう少し時間を長くとってみようかな?
- 年利を控えめに設定したらどうなるかな?
と調整していきましょう。
すると最終的に落ち着く条件が決まりますので、あとはそれを目標に高配当株投資の手法やルールを考えていくだけです。
高配当株投資は相場を休むこともできるのがメリット
高配当株投資は配当益と値上がり益の両方で目標年利を狙っていく手法です。
そのため、時には配当を得ずとも値上がり益だけで年間目標を達成することも出てきます。
その場合は無理に配当を狙わずに相場を休んでも大丈夫。
お目当ての銘柄が安いときや、全体地合いの暴落でのみ出動していけばその間の保有リスクは減らすことが可能です。
これは投資信託にはない高配当株のメリットだと言えますよね。
投資信託の場合は基本的に積み立てたものをずーっと保有し続けなくてはなりませんが、高配当株投資ではその辺の判断が自由です。
また、目標年利に届かないからといって闇雲に投資しなくても大丈夫です。
目標を決めたことで焦ってしまうことも考えられますが、高配当株投資は息の長い投資手法なのでじっくりと取り組んでいきましょう。
年に地合いが悪い時期がありますので、そこはしばらく休んで、相場の反発とともに買い始めれば問題ありません。
その間も資金は積立て続け、自分のタイミングで欲しい銘柄を買い増します。
今回把握した投資条件はあくまで無謀な投資行動をしないための目安であり、それに縛られる必要はありません。
得た利益や配当を有効に活用出来るように売買を調整しながら、適度に高配当株を買い増していく意識が大事です。
まとめ
いかがでしたか?今回は無料ツールを活用して高配当株投資の計画を考えることを解説しました。
計画で目標とするリターンを把握しつつも、それに縛られすぎずに中長期で資産形成を進めていくことが重要です。
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