ゴールデンクロスの基本的な見方と当たり前なのに意識している人が少ないこと

    

どうも、ひげづら(@higedura24)です。

初心者向けの株本には「ゴールデンクロスで買え!」なんてことが書いてあります。

しかし、その一方で株をある程度やった方々からすると「ゴールデンクロスで買っても遅い!」なんて意見もあるわけです。

株初心者さんからすると一体どんな見方をすれば良いのかわからなくなり、ついにはゴールデンクロスについて考えることすらやめてしまうのではないでしょうか。

その気持ちすごくわかります。

というのも私自身、ゴールデンクロスって一体どう捉えれば良いのかわからなくなった時期があるからです。

この記事ではその経験からたどり着いた考え方をご紹介しますので、ゴールデンクロスに悩んでいる方はぜひご参考下さい。

ゴールデンクロスの基本的な見方

まずゴールデンクロスで買うことの基本的な解釈についてお伝えします。

ゴールデンクロスで買うことは遅れている、という見方は確かにあることです。

その意味をチャートで考えると・・・

ゴールデンクロス直後

こんな感じで底値から反発してゴールデンクロスするまでに、それなりの値幅を取りっぱぐれていることがわかります。

この銘柄で言えば30%ほどの値幅が発生していて、もし底値付近で買えていれば「ゴールデンクロスの時点で30%の含み益がある」ということです。

ゆえにゴールデンクロスを見てから買っても遅いので、底値から反転してきたタイミングを狙うことが理想的ではあるしょう。

初心者は底値を捉えられるのか

ただし、この底値を捉える理想状況を実現するためには「底値を判断する」というスキルが必要です。

果たして株初心者さんにそれが可能でしょうか?

また、玄人だとしても完全な底値で買えるものでしょうか?

おそらく難しく感じる方も多いでしょうから、例えば「ゴールデンクロス間近で買う」といったことがより現実的な見方なのかなと感じます。

具体的には・・・

ゴールデンクロス間近

このような黄色丸部分で買ってあげる意識でゴールデンクロスを見ていくと良いのではないでしょうか。

このタイミングは中期線も上向いてきていて、

  1. このままいけば長期線にぶつかりそうだぞ
  2. 反発が続くようなら長期線を上向いてきそうだ
  3. 中長期線が上向きでゴールデンクロスすればなお嬉しい

といったことを考える時期だと思います。

もし気づくのが遅くて、ゴールデンクロス間近で買うことができなかった場合にはその後の初押しを狙っていくことになるでしょう。

ゴールデンクロスで相場が進んだことを確認して、その後の押し目なので買いやすいですよね。

また、うまく買えればゴールデンクロス直後で買うよりも安く保有できる可能性もあるでしょう。

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MACDのゴールデンクロスについて

ここまでの話は「移動平均線のゴールデンクロス」についての見方です。

テクニカル分析にはMACDというものがあり、MACDはその特性から移動平均線よりも早くゴールデンクロスする性質があります。

先ほどのチャートでも・・・

MACDのゴールデンクロス

MACDはかなり前段階でゴールデンクロスしています。

このケースでは

  1. MACDのクロス角度が浅い
  2. MACDクロス後に底這い推移

という点が見るべきポイントですが、いずれにせよ移動平均線のゴールデンクロスよりも早く発生するという特徴は覚えておいた方が良いでしょう。

より早く移動平均線のゴールデンクロスを察知したければ、MACDを併用する見方が良いわけですね。

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ゴールデンクロス間近で買うのは遅いのか

ところで、先ほど述べた「ゴールデンクロスの間近買い」は、ゴールデンクロス前に買っているとはいえそれでも遅いと言われるのでしょうか?

個人的には必ずしも遅いという見方はできず、むしろ良い時期に買っているねと言われてもおかしくないと思います。

こちらをご覧ください。

ゴールデンクロス間近買いは遅くない

これは先ほどと同じ銘柄のチャートです。

黄色丸部分がゴールデンクロス間近買いとして示した箇所で、そこから大きく株価が伸びているのがおわかりでしょうか。

さっきまでのチャートでは「もっと早く気づいていたら、もっと安く買えたのにな」という見方もあるかもしれませんね。

しかし、ここまで株価が伸びてくるとゴールデンクロス間近買いでも十分に良い位置だったという見方ができませんか?

この記事でもっとも言いたかったことはこの「相対株価」という概念です。

要するにゴールデンクロス間近が良いとか、ゴールデンクロス直後はダメとかではなく

  1. 未来においてその株価が安かったと言えるかどうか
  2. 将来的に安かったという見方をするには株価が伸びてくれなければならない
  3. 株価が伸びていくかどうかは銘柄の強さ次第

というわけです。

この考え方は非常に当たり前なのに多くの方が忘れていて、それよりもゴールデンクロスで買うことの善悪のみ論じられているような気がします。

どんな上昇トレンドもゴールデンクロスを経て上がっているわけで、その考え方でいけばゴールデンクロス付近で買っても全く遅くはないでしょう。

それよりもゴールデンクロスから株価が伸びそうかどうかに意識を注ぐべきですよね。

株価の伸びは投資家からの需要や、銘柄そのものの需給状況が大きく影響します。

そこにゴールデンクロスがどうとかはあまり関係なく、「自分が買った銘柄が強かった場合にしっかりとホールドできるかどうか」が儲かるかの最終的な分岐点です。

それができなければ、底値だろうとゴールデンクロス前だろうと大きな意味はありません。

将来的に安い所で買えたと言うためには

  1. 需給や銘柄背景が良い株を
  2. 利益が十分に乗るまで持っておく

という相場の見方を意識すべきです。

そういった意味では

  1. 少額でも良いのでゴールデンクロス間近などを目安に保有
  2. 強さが続く限りはホールドする

という戦略を取る意識だけでゴールデンクロス遅い論争から脱出できるのではないでしょうか。

ゴールデンクロス後における需給の見方

先ほど「需給が良い株」という表現をしましたが、これは簡単に言うと出来高変化を指しています。

例えば・・・

ゴールデンクロス後の需給変化

こんな感じでゴールデンクロスのきっかけとなる出来高を境目に、出来高水準が底上げされているケースがあるでしょう。

これは必ずしも良いわけではないのですが、銘柄の需給が良くなったという見方ができますよね。

一般的には

  1. 良いローソク足から需給変化:上昇力アップの見方
  2. 悪いローソク足から需給変化:下落力アップの見方

で良いのかなと思います。

例えばゴールデンクロスや材料変化の前後で出来高を比較して、良い方向に需給が良くなったかどうかを考えてみてはいかがでしょうか。

そういった見方は単にテクニカル設定がどうのこうのより、もっと市場の裏側的なお話で大切なことだと言えるでしょう。




まとめ

いかがでしたか?今回はゴールデンクロスの基本的な見方についてお伝えしました。

底値で買えるのが理想的ではありますが、ゴールデンクロス間近を目安に相場を見るのも良いと思います。

ただし、良い銘柄をしっかりとホールドしない限り大きなメリットが生まれないかもしれません。

将来的に安かったと言うためには需給変化などを考えながら、どっしりとホールドする見方も必要ですね。

関連記事には

  1. 移動平均線の設定や使い方で重要な10のことをまとめました。
  2. ゴールデンクロスで株の勝率爆上げ!?使えない意識を変えるコツとは!
  3. 日経平均の25日移動平均線乖離率を基準に強弱を考える方法

がありますのでご参考ください。それではまた!

    

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