比例配分方式でストップ高を買う方法!知らなきゃ損です!

    

どうも、ひげづら(@higedura24)です。

ストップ高になった銘柄の中には、「この銘柄どうしても欲しいなー!」ってものもありますよね。

そんなときどうやって買えばよいのでしょうか?

そこで出てくるのが「比例配分方式」と呼ばれる仕組みです。

ストップ高に張り付いた株は通常の買い方ではなく、少し特殊なルールで配分されるんです。

今回はそんな比例配分方式についてご紹介します。

比例配分方式とは

例えばストップ高銘柄では売り注文に対して買い注文、特に成り行き買いが極端に多い状態です。

そういった状況下では売りと買いの数が全く合わないため、全ての成り行き注文を成立させることができません。

また、更新値幅など東証の売買システムのルール上いつまでも値がつきません。

そこで売り注文が約定できるように「比例配分方式」や「ストップ配分」と呼ばれる一定の条件で割り当てを行います。

以下、東証からの引用文です。

・成行注文を制限値幅における指値注文とみなします。

・ストップ高の場合には制限値段に1単位以上の売り注文がある場合、ストップ安の場合には1単位以上の買い注文がある場合、売買が成立します。

ストップ配分を行うに当たっては制限値段に発注している証券会社ごとに注文数量を合算し、注文数量の多い証券会社から1単位ずつ配分します。

たとえば、1単位100株の銘柄に2000株のストップ配分を行う場合で、A社から5万株、B社から7万株、C社から6万株の注文が出されている場合、注文数量が多い順にB社→C社→A社の順になりますので、この順に100株ずつ配ります。その結果、A社600株、B社700株、C社700株の配分となります。

なお、各社に割り当てられた後にどのお客様に割り当てるかについては各証券会社の社内ルールによります。

外部参照リンク1:JPX|内国株の売買制度

外部参照リンク2:JPX|ストップ配分

簡単に説明すると、

  1. 売り注文数がそのまま配分する総数になる
  2. 買い注文があった証券会社を注文数が多い順に並べる
  3. 多い順に1単元ずつ配っていく
  4. 各証券会社に配分し終わったら、それぞれの社内ルールに基づいて投資家に割り当てる

ということです。

ストップ高になっている銘柄に注文を出しておけば、大引け後にこういったルールのもと配分してもらえるわけですね。

ここからわかることは

  1. ストップ高銘柄を買いたければ買い注文を出して抽選してもらうこと
  2. ストップ高張りつきでなければこの比例配分方式にはならない
  3. 1配分でもあれば比例配分が成立するので、結果的に配分してもらえない証券会社もあり得る

といったことでしょう。




比例配分方式は証券会社によって割り当てルールが違う

比例配分の概要は前述の通りですが、問題は証券会社ごとにどのようなルールが取られているかです。

この社内ルールによって自分がどのような方法を取れば良いのかも決まってくるからですね。

一般的には

  1. 注文種別(成行、指値、逆指値など)
  2. 注文時刻(時間優先の法則)
  3. 注文数量

によって区別されます。

この記事では参考として4つほど証券会社の社内ルール例を紹介しておきますので、それ以外の証券会社は公式ホームページでご確認ください。

SBI証券の比例配分方式

まず口座開設数が多いSBI証券の場合です。以下、SBI証券の比例配分方式解説からの引用分となっています。

【当社の配分方法】

・朝から気配更新が行われ、大引けで値が付いた場合、または一度値が付いてから特別気配となり、大引けで値が付いた場合

(1)成行注文

(2)寄成注文

(3)引成注文

(4)不成注文

(5)制限値段(ストップ高・ストップ安)の指値注文・制限値段(ストップ高・ストップ安)の寄指注文

(6)制限値段(ストップ高・ストップ安)の引指注文

上記の順位で、1注文ごと1単位ずつ原則配分を行います。

また、 1注文ごと1単位ずつ一通り配分を行ったのち、2単位以上の注文に対し2順目以降も上記条件で1単位ずつ配分を行います。

・なお、上記(1)、(2)、(3)、(4)、(5)、(6)のそれぞれの注文における優先順位は、まず発注時刻※を優先し、次に発注時刻※が同一の場合には抽選を行い、優先順位を決定いたします。

※逆指値注文においては、取引所発注条件を充足し取引所へ発注された時刻を発注時刻といたします。

また、前営業日の大引け後からストップ配分が行われた日の当社システム業務開始時間(午前8時00分頃)までのご注文については発注時刻を同時刻として取扱います。

外部参照リンク:SBI証券|比例配分

SBI証券の比例配分方式では

  1. 注文種別で優先度を設定
  2. 注文時刻でさらに優先度を設定

という方式が取られています。

松井証券の比例配分方式

以下、松井証券からの引用文です。

注文の値段・執行条件の優先順位が高い順(成行・寄付優先)

値段・執行条件が同じ場合、該当注文の株数が多い順

値段・執行条件および注文株数が同じ場合、受付時間の早い順

外部参照リンク:松井証券|現物取引ルール

成り行きを優先する点は同様ですが、松井証券の場合は受付時間よりも注文株数を優先する比例配分方式となっています。

資金が多いほど有利ですので、機関投資家は嬉しいのかなと感じますね。

マネックス証券の比例配分方式

以下、マネックス証券からの引用文です。

当社では、注文時間の早いお客様から順に最低売買株数(1単元)を配分します。

ストップ配分の結果、お客様の注文が約定しない場合もあります。

なお、全員に割当てることができた場合で、配分すべき株式が残っているときは、割当後の注文株数で按分します。

外部参照リンク:マネックス証券|比例配分

マネックス証券では注文時刻を優先する方式のようです。

注文種別に言及していませんが、成行が優先されそうな気もします。

カブドットコム証券の比例配分方式

以下、カブドットコム証券からの引用文です。

1.完全抽選方式

大引け時点で、約定可能な成行注文・指値注文・引け注文を対象とし当社への割当株数分を抽選します。

2.配分方法

対象注文を発注されている口座単位に乱数(一定の順番)を付加し、すべて配分されるまで1単位毎に乱数の順番にて配分を行います。

※申込株数の多少に係わらず1単位毎に配分を行いますので、申込株数が1単位と10単位においても同様の確率で配分されることとなります。

外部参照リンク:カブドットコム証券|比例配分

カブドットコム証券はその他の証券会社と違い、完全抽選を乱数を振ることで行っているようです。

また、注文株数による差別もないので個人投資家にも有利な方式と言えますね。

比例配分方式の注意点

証券会社によって違いはありますが、そもそも注文をしておかなければ抽選すらしてもらえません。

また、注文は成行で出した方が良さそうですが、比例配分方式になるかの見極めも必要ですね。

その銘柄を買えればなんでも良いという場合は関係ありませんが、値がついてしまうと比例配分方式にはなりません。

ストップ高付近で約定して株価下落というケースもあり得ますので注意してください。

時間優先の条件を排除するためにカブドットコム証券を活用したり、PTSで買う作戦に変更するのもひとつの手ですね。




まとめ

いかがでしたか?今回は比例配分方式についてご紹介しました。

ストップ高銘柄を買いたければ注文を出さなければ抽選してもらえません。

証券会社によってルールが違いますので、自分に合った証券会社で抽選を受けてみてはいかがでしょうか。

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