どうも、ひげづら(@higedura24)です。
株式投資の世界には季節性を持って株価が動く銘柄が存在します。
そこで今回はそのうちのひとつである「春に向けて上がる株5選」をご紹介しました。
当たり前ですが、必ず上がるわけではなくあくまでパターン分析の一種です。
しかし、消費者の行動に季節性がある以上はある程度の規則性が見込めるわけですね。
初心者さんには「株価にはこういった特性があるのか」と感じていただければと思います。
春に向けて上がる株とは
ここで言うところの春とは大体3~5月を指しています。
こういった時期の株価が影響するであろうイベントはどのようなものがあると思いますか?
春先には色々な行事があると思いますが、
- 新生活
- 旅行
- 花粉症
あたりが大きな投資機会ではないでしょうか。
春のこういったイベントに関連する銘柄は多いですが、実際にはそれよりも早く買い場がくる傾向があります。
例えば10月や11月などまだ冬に差し掛かったくらいの時期だったり、2月などもう少しで春がくるような時期ですね。
春のイベントでも春に株価が上がるわけではなく、それよりも前に買って、春が売り時というパターンはよくあります。
材料や事業にベットするわけではないので投機ですが、こういった季節性による株価の動きを捉えるのも中々面白いものです。
ちなみに花粉症に関しては別記事にてまとめているので、記事末からチェックしてみてください。
春は新生活関連で株価が上がる
さて、新生活と一言で表現しましたが具体的には
- 新社会人によるスーツ需要
- 大学周辺や転職先への引っ越し需要
といった要素が有名どころです。
したがって、春先の新生活需要と言ったら「紳士服販売」や「引っ越し業者」に関連する銘柄を思い浮かべます。
後述するような関連銘柄は、春に向けて先取りしたい株ですので要チェックですね。
春はゴールデンウィーク関連株も上がりやすい
春の一大イベントと言えばゴールデンウィークです。
ゴールデンウィークは多くの方の長期休暇機会となるので、
- 旅行
- レジャー
のチャンスですよね。
したがって、株式投資をやる上でも
- 旅行代理店
- レジャー施設運営
の関連銘柄は要チェックとなります。
こちらも具体的な関連銘柄は後述しますが、多くの方が知っている株は特に反応しやすいですね。
春に上がる株にはそれぞれの個性がある
春と言っても数か月間のスパンがあり、特有のイベントが多いわけです。
夏であれば一定期間暑いのでビール需要が長く続くと期待できますが、春は
- 花粉症:2~4月
- 新生活:4月
- 旅行:5月
とそれぞれ対応月が替わりやすいと感じます。
したがって、株価が反応し始める時期にも個性があることを意識しておいた方が良いでしょう。
例えば・・・
この紳士服販売関連銘柄の月足を見ると、大体10~11月くらいに買い場があるイメージですね。
下げても下髭で当月中に戻したり、11~12月に盛り返していることが読み取れます。
新生活が4月と言っても、
- 就職活動で早めに需要が訪れる
- ギリギリではなく冬に買っておく
といった消費者心理があるのでしょうか?
なんにせよ直近5年くらいは一定の価格帯で株価が推移していて、しかも反応月に特徴があるのは覚えておくべきですよね。
こういったことを確認し、さらに週足や日足で細かく見ていく・・・という作業が楽しいわけです。
春に向けて上がる株5選!
では具体的な関連銘柄として「春に向けて上がる株5選」をご紹介します。
必ず上がるわけでもなく、また全て同時期に上がるわけでもありません。
個別の特徴を把握したうえで投機するか判断しましょう。
AOKIホールディングス
まず最初は紳士服専門店の業界第2位であるAOKIホールディングスです。
新社会人や就活生によるスーツ需要が春には見込めるので、紳士服専門店は関連銘柄として知られています。
本来であれば業界第1位の青山商事を狙いたいところですが、季節株投資ならAOKIホールディングスの方がおすすめ。
その理由は直近の傾向を見ると規則性があり、安値をつけやすい時期がわかりやすいからです。
高配当株としても有名ですので、長期ホルダーも多いのではないでしょうか。
日通
春は引っ越しシーズンのため、引っ越し関連銘柄も物色対象となりやすいです。
引っ越し業界のトップはサカイ引越センターで、日通より業績への影響は大きそうですね。
しかし、チャートを比較した感じでは日通の方が狙いやすそうかなと感じました。
サカイ引越センターは業績が良いのでどちらでも良い感じもありますが・・・。
エイチ・アイ・エス
ゴールデンウィークには旅行需要が高まるので、国内上場企業ではエイチ・アイ・エスが物色対象となりやすいでしょう。
チャートを見た感じでも割と狙いやすく、この安値は拾っても良さそうだなと感じる月もありそうです。
その他の旅行関連株には日本航空やANAホールディングスといった空運株も関連してきます。
富士急行
春先にはレジャーへの需要が高まるので、富士急ハイランドを運営する富士急行は狙い目です。
遊園地と言えばオリエンタルランドですが、値がさ株ですので富士急行の方が初心者さんには狙いやすいかと思います。
ナガイレーベン
春先は新社会人に供給されるような制服の需要があります。
白衣大手のナガイレーベンも病院関係者への供給のためか、春前に買い場となることが多いです。
過去のチャートから上昇することが多い時期が見えてくるのではないでしょうか。
ナガイレーベン以外にも制服やランドセルなどに関する企業の傾向を調べるのはおすすめです。
まとめ
いかがでしたか?今回は春に向けて上がる株をご紹介しました。
春にはどんなイベントがあり、それによってどんな需要が生まれそうか考えてみるのは非常におすすめです。
ぜひ色々な銘柄の規則性を見つけてみてくださいね。
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