過去のテンバガー銘柄の条件

過去3年のテンバガー株を見返すと意外な事実が発覚?瞬間風速が重要かも!

    

どうも、ひげづら(@higedura24)です。

テンバガーとなった銘柄には様々なものがありますが、過去の傾向からそれらに共通することが多い重要条件も知られています。

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上記の過去記事ではテンバガー銘柄のスクリーニング条件をまとめましたが、記事執筆時点から直近3年におけるテンバガー銘柄にはどれくらい当てはまるのでしょうか。

この記事では

  1. 2017年のテンバガー銘柄
  2. 2018年のテンバガー銘柄
  3. 2019年のテンバガー銘柄

を対象に調査し、重要そうな条件を探ってみました。

一般的に言われているスクリーニング条件と比較することでより理解が深まると思うので、ぜひご参考下さい。

ちなみに比較表の市場は現状の状態を記載し、時価総額は現在株価から比率で概算しただけの目安となっています。

安値高値もその年におけるものを使っていますのでご注意下さい。

2017年のテンバガー銘柄

では早速ですが、2017年にテンバガーを達成した銘柄を見てみましょう。

2017年にテンバガーとなった銘柄はこちらです。

2017年のテンバガー銘柄一覧

私が知っている限りではなんと9銘柄もあり、中には2018年初旬まで株価が伸びたものもありました。

ではそれぞれのテンバガー要素をざっくりと見ていきます。

サイバーステップ

サイバーステップは東証二部で情報通信業を営んでいる会社です。

  1. 上場:2006年
  2. 社長が筆頭株主のオーナー企業
  3. 2017年の時価総額:30億円

となっているので、上場年以外は条件を満たしています。

事業内容はPCオンラインゲームによる課金収入を柱としていて、「ゲットアンプド」やクレーンゲームアプリが有名ですね。

2017年1月にはゲットアンプドのスマホアプリ版がリリースされると発表されストップ高となりました。

実績のある自社タイトルだっただけに思惑買いも強く、特に海外人気が相場に拍車をかけたような記憶があります。

当時の時価総額は30億円程度ということもあり連騰が止まらず、一気に人気株へと駆け上がったサイバーステップは続々と材料を発信しました。

クレーンゲームアプリ「トレバ」の稼動筐体数を増やすというIRもこの時期ですね。

PCやスマホ上のクレーンゲームで取った商品が、実際に送料無料で自宅に届けられるという画期的なサービスが話題を呼びました。

情報通信業と一括りにされていますが、中にはこういったゲーム株として人気化した銘柄もあるということです。

2017~2018年にかけての業績面は良かったものの、そこから大きな伸びはないようですね。

ペッパーフードサービス

ペッパーフードサービスはペッパーランチやいきなりステーキでお馴染みの小売り業を営む会社です。

  1. 上場:2006年
  2. 社長が筆頭株主のオーナー企業
  3. 2017年の時価総額:120億円

なので、上場年以外は条件を満たしています。

業種は小売りですが事業内容は飲食店で、特にいきなりステーキが社会現象を巻き起こすほどの大ヒットとなりましたよね。

いきなりステーキは高単価なステーキを立ち食いで提供するという斬新なお店で、高原価率を客回転率で補うというシステムだと思います。

立ち食いさせることで店内滞在時間を減らし、売上高を底上げしている面白い発想でした。

ちなみにペッパーフードサービスは元々マザーズ銘柄で、そこから段階的に東証一部まで昇格した経緯が知られていますね。

異常な出店スピードでどんどん売上高を伸ばし、年率30%を余裕で超える勢いでした。

株価もそれに伴って上昇し、最終的には14倍にもなる大相場という結果に。

乗りに乗っている飲食店はやはり強いですね。

アイケイ

アイケイは生協向けに強みを持つカタログ通販会社を営む小売業です。

  1. 上場:2001年
  2. 社長が大株主のオーナー企業
  3. 2017年の時価総額:20億円

アイケイも上場年以外はほぼ条件を満たしています。

2017年は中間決算で経常益が前年同期比4.9倍になるなど好決算を発表していました。通期の増益率も2倍以上に拡大するなどかなり調子が良かったようですね。

売上高に対して時価総額が小さかったことも、大相場の要因でしょう。

リミックスポイント

リミックスポイントは仮想通貨取引所「ビットポイント」を運営する会社で、情報通信業に分類されます。

  1. 上場:2006年
  2. 2017年の時価総額:80億円

ですが、当初はどのような大株主構成だったのかは調べていません。

実はリミックスポイントは2017年以前にもテンバガーとなっていて、複数回の大相場を記録した珍しい銘柄でもあります。

最初は「電力小売業」への参入、そして2回目の2017年には「仮想通貨業」へ参入したことでテンバガーとなりました。

どちらも直近で話題となった大きなテーマであり、リミックスポイントの株価はうまくその波に乗った印象があります。

テンバガーとなる前に赤字計上をしているので私は指をくわえて見ているだけでしたが、個人投資家からの人気がすさまじい銘柄の1つでしたね。

業績が黒転から急拡大していたこともその要因となっていましたが、仮想通貨不正流出によって成長の目をつぶす結末となりました。

北の達人

北の達人は化粧品や健康食品のネット通販で、シワ対策のヒアルロン酸化粧品や粉末オリゴ糖が主力商品の食料品業です。

ちなみに元々は札幌アンビシャスでしたが、美容部門の成長を背景に2015年には東証一部に昇格しました。

また、

  1. 上場:2012年
  2. 社長が筆頭株主のオーナー企業
  3. 2017年の時価総額:60億円

とテンバガー銘柄のスクリーニング条件を満たしています。

テンバガーの背景は高収益・好業績で、株式分割なども全員参加型相場に貢献しました。

現時点でも成長が続いていて、2017年のテンバガー銘柄の中でも中身が伴っている株だったと思います。

売上高は5年で3.8倍と30%を超える伸び率だったので、これぞ成長株という内容でした。

  1. 主力商品があって、その評判が徐々に広がり売上につながった
  2. リピーター率が高く時間が経過するほど業績が上がる

という要素がポイントではないでしょうか。

五洋インテックス

五洋インテックスはカーテンなど室内装飾の専門商社です。

  1. 上場:1996年
  2. 2017年の時価総額:20億円

ですが、当時の筆頭株主は調べていません(社長解任騒ぎなどありました)。

五洋インテックスも赤字脱却の思惑が先行して急騰した流れだと思います。

結局は赤字から脱却できていませんが、株式市場では黒転思惑は買い気が特に強いと覚えておいた方が良いかもしれません。

夢展望

夢展望は若い世代の女性向け衣料品ネット販売を営む小売業で、現在は業績悪化でRIZAPグループに所属しています。

  1. 上場:2013年
  2. 2017年の時価総額:25億円

となっていて、2017年相場では

  1. RIZAPグループ入りによる赤字脱却思惑
  2. 株式分割
  3. 株主優待の導入

などで急騰しました。

ASJ

ASJはネット予約や決済などサーバーホスティングシステム中堅の情報通信業を営む会社です。

  1. 上場:2003年
  2. 社長が筆頭株主のオーナー企業
  3. 2017年の時価総額:25億円

ですが、業績面は赤字と黒字を行ったり来たりしています。

業績はいまいちですが、2017年にはクラウドサービス構築を構築するためのサーバー容量を従来の3分の1に減らす新技術が注目され急騰しました。

これだけが背景かはわかりませんが、テンバガーの初動となった材料だと思います。

大興電子通信

大興電子通信は富士通特約店の売上3番手で、情報機器・システムを販売する卸売り業の会社です。

  1. 上場:1986年
  2. 2017年の時価総額:25億円

となっていて、2016年に黒転してから業績拡大しています。

2017年相場では

  1. 日本通信と提携してATM向けの新たな通信サービスを提供する
  2. アップガードというサイバーセキュリティ関連の本命

を背景に物色されましたね。

低位株だったこともあり大きく急騰し、テンバガーを達成しています。

この時の思惑通りなのかはわかりませんが、実際に業績拡大する結果となりました。




2018年のテンバガー銘柄

続いて2018年にテンバガーとなった銘柄です。

2018年のテンバガー銘柄一覧

ALBERTは2018年安値と高値ではテンバガーとなっていませんが、2017年末からだと達成しているので一応入れておきました。

エムティジェネックス

エムティジェネックスは森トラスト傘下の住宅・オフィスビルリニューアルを行う不動産業です。

  1. 上場:1991年
  2. 2018年の時価総額:20億円

となっていて、業績は一定水準をキープしています。

これといって大きな特徴はないのですが、上場来安値で考えると23倍を達成していることで有名でしたよね。

その背景には色々な噂がありましたが、大株主に光通信の名前が挙がったことはその一因でしょう。

Twitter上では個人投資家同士が現物保有を促し合う事態も起こり、なんとも記憶に残る相場でした。

大株主の思惑そのものが強い材料となる需給相場だったと思います。

ちなみに、2018年は不動産セクターが強かった時期でもありました。

ALBERT

ALBERTはAIやディープラーニングを活用したビッグデータ分析を行う情報通信業の会社です。

独自アルゴリズムなど強みもあり、トヨタ自動車など有名企業とも資本業務提携を発表しました。

  1. 上場:2015年
  2. 2018年の時価総額:50億円

というだけでなく、AIやビッグデータなど話題のテーマど真ん中の銘柄でしたよね。

業績は赤字でしたが、大手企業と協力関係にあることで現在は黒転、そこから拡大する流れに入っているようです。

オウケイウェイブ

オウケイウェイブは利用者間で質問・回答ができるQ&Aサイトを運営しつつ、ブロックチェーン業を育成している情報通信業の会社です。

  1. 上場:2006年
  2. 社長が筆頭株主のオーナー企業
  3. 2018年の時価総額:55億円

というだけでなく、仮想通貨取引所の「Zaif」の運営元に出資していたことで仮想通貨関連銘柄に仲間入り。

2017年や2018年は仮想通貨関連の物色がされやすく、少しでも関連している材料が出れば株価が動く印象がありましたね。

話題性の高いテーマに関連しているので買いたい人も多かったと思いますが、市場が名古屋なので買えた人とそうでない人がいたことでしょう。

地域新聞社

地域新聞社は千葉を中心に首都圏で無料情報誌を発行しているサービス業の会社です。

  1. 上場:2007年
  2. 2018年の時価総額:10億円

で、RIZAPグループ入りの思惑買いで急騰しました。

夢展望と同じく赤字脱却の思惑がありましたが、結局はRIZAP側の問題で吸収には至りませんでした。

時価総額が小さいということ、大人気だったRIZAP関連銘柄だったことが背景にあります。

エクストリーム

エクストリームは自社ゲームの開発と、ゲーム開発者の派遣を行うサービス業の会社です。

  1. 上場:2014年
  2. 社長が筆頭株主のオーナー企業
  3. 2018年の時価総額:35億円

かつ、8月以降のゲーム株相場の本命でした。

テンバガーの原動力となったタイトルは「ラングリッサーR」というスマホゲームで、特に中国市場によって業績拡大するだろうと思惑買いが起きました。

他の関連株でもそうですが、中国市場は非常に大きなマーケットと考えられることが多いですよね。

でかいマーケットで大きな人気となればそれだけ入ってくる数字も大きいと考えられるのでしょう。

2018年8月だけで株価がテンバガーまでぶっ飛びました。

ちなみに業績は2019年以降大きく伸びています。




2019年のテンバガー銘柄

最後に2019年にテンバガーとなった銘柄です。

2019年のテンバガー銘柄一覧

レアジョブ

レアジョブはオンライン英会話の最大手として知られ、最近ではグローバル人材の育成事業や研修プログラムに関する事業も始めています。

  1. 上場:2014年
  2. 社長が筆頭株主のオーナー企業
  3. 2019年の時価総額:20億円

で、教育ICT関連銘柄として物色されました。

国が小中学生に1人1台のパソコンを整備するための予算を組んだことで話題となったテーマ性を持つだけでなく、業績拡大の思惑も混在していましたよね。

国策関連の買いも手助けとなり、年末まで株価が伸び続けテンバガーを達成しました。

ちなみに2019年の業績は計画を40%超過する結果となっています。

ホープ

ホープは自治体特化の広告代理業を行うサービス業の会社で、最近では電力業にも参入しました。

  1. 上場:2016年
  2. 社長が筆頭株主のオーナー企業
  3. 2019年の時価総額:15億円

で、業績は黒転から拡大する流れにあります。

ホープがテンバガーとなった背景は新規事業である電力業の影響が大きいでしょう。

ホープの電力業は自治体に安く電力供給を行うという内容で、広告業と同様に自治体特化となっています。

自治体に経費削減の波が来ていることでホープの電力業が拡大し、それが業績の底上げにつながったようです。

株価が上がるにつれて「なんだこの会社は?」となる投資家も増え、段々と全員参加型相場となった銘柄ですね。

過去のテンバガー株からわかる重要条件とは

2017年~2019年のテンバガー株を見てきましたが、全体を通した特徴には以下のようなものがありました。

上場から5年以上経過した銘柄もちらほら

テンバガーの条件でよく言われるのは上場から5年以内というものです。

私もそう記憶していましたし、実際に直近IPOが暴騰するシーンを何度も見ているので正しい面もあると思います。

しかし、2017年・2018年・2019年からのテンバガー銘柄では必ずしもそういうわけではありませんでした。

間違いではないけれど必須条件ではないのかもしれません。

年間を通した地合いも影響する

2017年~2019年のテンバガー銘柄数を見てみると、少しずつ減っていることがわかりました。

この点から、個別銘柄の状況とは別に全体地合いの年間推移も影響しそうだと考えられます。

例えば2017年の日経平均は・・・

2017年の日経平均株価推移

このように年間を通して上昇基調でした。

よほど変な株でない限り、多くの場合は持っているだけで儲かった相場ではないでしょうか。

こういった背景は強い思惑を持つ銘柄にも影響を及ぼし、テンバガー銘柄を量産したという結果につながったようです。

テンバガー銘柄を狙いたければ、地合いの良い年の低時価総額かつ思惑を持った株を買うことが大事でしょう。

話題のテーマ性や独自性がかなりの追い風

強い思惑が発生するためにはその時期に話題となっているテーマに合致した方が良いです。

例えば、

  1. 仮想通貨関連
  2. RIZAP関連
  3. AIやディープラーニング関連
  4. ゲーム株

などは話題になっていた記憶が強くありませんか?

また、これらのテーマに関連した低位株に突発的な材料が出ると急騰しやすいのだと思います。

そこに後述する黒転思惑などが入ってくると大相場になりやすいのかもしれません。

ちなみにこれらのテーマ性に加えて

  1. インターネットが関連したサービス
  2. 中国などの大きな海外市場
  3. 大手企業のビッグネーム

が合わさるとより思惑が強くなりそうです。

赤字から黒転する思惑は強い

今回過去のテンバガー銘柄を見返していて感じたのは

  1. 赤字企業でも構わずテンバガーとなっている
  2. 継続的な好業績より瞬間的な上昇が良いのかもしれない

ということです。

株価がじっくりと上昇して2倍3倍になった、という例では既に業績が伴っている銘柄が多いと思います。

手垢もたくさん付いていて、時価総額もそれなりに大きくなっているでしょう。

通常の成長株戦術ならそういった株を狙っていくべきですが、テンバガーとなる銘柄は瞬間風速が大きければそれで良いのかもしれません。

そもそも時価総額が初動の時点でかなり小さいはずですし、業績もパッとしないケースも多いのでしょうね。

誰も見向きしない銘柄が大化けする時こそ暴騰しやすく、テンバガー銘柄のスクリーニング条件にある「業績が急拡大」とは瞬間風速という意味合いが強いのかもしれないです。




まとめ

いかがでしたか?今回は2017年・2018年・2019年のテンバガー銘柄を見返し、スクリーニング条件とどれくらい合致するかを考えました。

上記の銘柄を見た感じでは、上場年やオーナー企業などの要素より

  1. 低い時価総額や特定の業種
  2. 話題のテーマ性や黒転など強い思惑
  3. 業績が瞬間的にでも急拡大する

といったあたりが大事なのかなと感じました。

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