どうも、ひげづら(@higedura24)です。
株式投資をやる以上、絶対に儲かる株を買いたいと思う方も多いでしょう。
この「儲かる」という概念は
- 買った瞬間から一度も含み損にならずに儲かりたい
- 含み損になっても良いから最終的には儲かりたい
など色々な考え方があります。
個人的には最終的に儲かればそれで良いじゃないかと思いますが、皆さんはどうでしょうか。
この記事では遅かれ早かれ絶対に儲かる株について考えを述べました。
株式市場に絶対はなく、100%儲かる株もないでしょうが・・それでも限りなくそれに近い株を探すための考え方です。
有名なテンバガ-(株価10倍)銘柄の条件についても触れましたので、ぜひご参考下さい。
絶対に儲かる株とは
そもそも株で儲かるとはどういったことを言うのでしょうか。
株で儲かるとは「自分が買った時よりも価格が上昇してくれる」ということが絶対条件です。
空売りの場合はその逆ですが、株式投資は基本的に買いスタンスですのでこのまま話を進めます。
この株価が上がるという現象は、「株式会社の本質的な価値が上がる」ということだと思います。
時価が上がると言い換えても良いですが、単純に時価総額が上がるだけでは単なる需給による株価の上下動も入ってしまいますよね。
株式売買はこの需給が大事なので正しいことではあるのですが、中にはボロ株の仕手化もあるわけです。
本質的な価値を考えると
- 需給も儲かるために大事だが、根拠ある企業価値の上昇が大事
- 思惑ではなく企業そのものの実力が反映されている
といったことが肝なのかなと思います。
したがって
- 好業績を何年もたたき出している
- この先にほぼ必ずくる時代に合致した事業内容
といったことが本質的には大事です。
また、「思惑ではあるがほぼ確実に実績となってくる」という状況もそれに近いものがあるかもしれません。
例えば大きな会社と協力関係にあり、近い将来に新しい仕事が舞い込んでくるだろうというケース。
それが本業とも合致していて、大手会社の顧客から仕事が舞い込めば業績に反映されてくる可能性は高いです。
絶対とは言い切れませんが、儲かる株になる可能性も高いでしょう。
株式会社の本質的な価値が上がるためには業績が上がっていくことが絶対条件で、業績が5年もぐんぐん伸びたのに株価が上がらないなんてことはおかしな話です。
もしそんなことがあれば株式会社とは一体なんなのかという話になりますし、1株益の理論は崩れますよね。
遅かれ早かれ絶対儲かる株が良いなら、業績が良い株のみに資金を入れることです。
業績の順位が株価上昇率の順位ではない
ただし、ここで重要なのは業績順位が株価上昇率の順位と必ずしも合致しないことですよね。
期間を切り取って考えた場合の上昇率という意味では
- 時価総額が小さいほど有利
- 同じような時価総額でも業績通りの動きにはならない
といったことは十分に考えられます。
- この株は増益率30%なのに、増益率10%の株よりパフォーマンスが悪い
- 増益率20%の株より赤字企業のパフォーマンスの方が良い
ということが日常的に起こっているのが株式市場の面白い所です。
これは短期的な需給のいたずらであり、株価操作かもしれません。
うまく言えませんが、期間を設けない将来的な株価で言えば「業績が良い(伸びる)」という要素が最重要ですが、短期的には需給を見る方が絶対儲かる株を売買できる可能性が高まるということなのでしょう。
将来的な株価には業績が色濃く出ますが、短期的な需給には
- 材料やテーマ性
- どのセクターに資金がきている時期か
など色々な要素が絡んでいます。
このあたりをしっかりと区別しながら時間軸別に取り組んでいけば、遅かれ早かれ絶対に儲かる株に巡り会う可能性も高まるのではないでしょうか。
絶対に儲かる株を狙うべきタイミング
絶対儲かる株を考える上では
- 業績
- 需給
が大事と述べましたが、この点をもう少しだけ具体的に考えてみましょう。
想像しやすい場面で言えば、「好決算が出て需給状況が改善された状況」は限りなく絶対儲かる株に近づくと思います。
例えば私がTwitterでもつぶやいていたバリューコマースはどうでしょうか。
バリューコマースこれでトレンド転換してくれればいいけど。
— ひげづら👉固定ツイ参照 (@higedura24) September 12, 2019
このチャートは
- 赤枠で新規材料(つぶやき時期)
- 青枠で好決算発表
という流れからトレンド転換し、株価が30%上がった状況です。
赤枠や青枠で需給状況が改善されたことでトレンドが変わり、元々の方向性に戻されたと考えています。
というのも実はこの株はすこぶる業績が良く、3年で経常益が4.5倍になっている会社でした。
月足で見ると・・・
このように業績通りの上昇トレンドですが、Twitterでつぶやいていた時期の日足では最初のようなチャート(下降トレンドから底這い)に見えていたわけですね。
月足で見ればわかりますが、青枠部分のおよそ半年かけて下落した後に反発した流れです。
絶対に儲かる株のひとつのパターンはこれでしょうね。
業績が3年で4.5倍になるような会社は、その前段階で人気化するのが普通です。
その時点で買えていることが理想的ですが、多くの方はそこで乗れないと思うので「市場から人気があった時期からワンテンポずらしたタイミング」が狙い目でしょう。
バリューコマースの例で言えば
- 2018年の年末にかけて
- 2019年の夏から秋にかけて
は絶好の買い場でした。
この2つの時期は「月足上昇トレンドにおける押し目時期」と言い換えられ、押し目買いセオリーとしても基本的なことと言えます。
このように市場の関心が他の銘柄に移っている時期は株価が下がりがちですから、そこを狙って買うわけですね。
元々は実力があって遅かれ早かれ絶対儲かる株なので、
- 人気低迷で下降トレンドへ
- しばらく調整ムード
- 決算や材料で需給改善
- トレンドが転換して大局の流れへ回帰
という流れの需給改善タイミングを拾っておけば、その後も問題なく保有できるでしょう。
大事なことは
- 高値で下手に手を出さない
- 実力のある株は長期的に監視して、下降トレンドとなる時期を見逃さない
- 下げ止まりを狙って保有する
といったことですね。
これらを意識すれば、実力のある株は「絶対儲かる株」に限りなく近づくと思います。
テンバガー銘柄の条件とは
世の中にはテンバガ-銘柄という言葉があり、これは最安値から株価が10倍になった銘柄のことです。
テンバガ-銘柄を掴めれば絶対に儲かる株を買ったも同然で、多くの個人投資家がテンバガー銘柄を狙って探していると言えます。
実はこのテンバガ-銘柄には有名な前提条件があるのをご存じでしょうか。
この前提条件を広めたのは、おそらくウルフ村田氏という株の世界におけるかなりの有名人です。
ウルフ氏が考案したのかは知りませんが、テンバガ-銘柄の条件は
- 上場5年以内
- 時価総額300億以下
- 創業が社長自身(オーナー企業)
- 社長が筆頭株主になっている
- 業績が急成長中
というものが過去のテンバガ-傾向から知られています。
これらをベースに、
- 所属セクター(業種)がサービス業・小売業・情報通信・バイオ・ゲームのどれか
- 安値圏で株価が底這いを続けていた
- 旬のテーマや話題性を持っている
- 売上高を稼ぐ主戦場の市場規模が大きい(拡大余地あり)
なども追加条件となってきます。
要は特定業種の新興成長企業に目をつけましょうということですね。
株式会社が最も成長する時期は上場から5年とされていて、そういった時期にある時価総額が小さめの優良企業はテンバガ-銘柄の候補となり得ます。
テンバガ-銘柄にはなれなくてもダブルバガ-(2倍株)やトリプルバガ-(3倍株)ならかなり現実的ですので、ぜひご参考下さい。
ただし、個人的にはバイオやゲームセクターは敬遠した方が良いかなと感じます。
特にバイオ株は業績が急成長というケースは少ないですし、リスクの方が高そうです。
株価2倍3倍程度であればもっと堅実な優良株で十分でしょう。
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まとめ
いかがでしたか?今回は絶対儲かる株について考えを述べました。
基本的には好業績や好需給の銘柄を狙うことがセオリーですが、本質的な株の価値を考えるなら業績伸び率が最重要でしょう。
元々実力がある会社の株価が下げ基調になった場合には監視を強め、値動きに変化があった際には拾っておくことが大事です。
そのタイミングこそ絶対儲かる株に限りなく近く、安心して保有できると思います。
テンバガ-を狙うのであれば新興成長企業に目をつけ、前述の条件に当てはめていくことがおすすめですね。
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