ダウの犬戦略とは?日本株で指数以上のパフォーマンスをたたき出せ!

    

どうも、ひげづら(@higedura24)です。

みなさんは「ダウの犬戦略」をご存じですか?

ダウの犬戦略とはかつてアメリカで話題となった簡単にNYダウのパフォーマンスを超えられる投資法で、

国内株式にも応用可能な戦略

なんです。

非常に簡単かつある程度の資金さえあれば誰でも実戦できる手法ですのでぜひ参考にしてみて下さいね。

ダウの犬戦略とは

早速ですが、ダウの犬戦略の手順をお伝えします。

  1. NYダウ採用銘柄を配当利回りが高い順に並べる
  2. そこから上位10銘柄をピックアップして同じ金額を購入する
  3. 1年経過したらもう一度、配当利回りが高い順に並び替え上位10銘柄をピックアップ
  4. 最初に買った10銘柄のうち、1年後に上位10銘柄に入れなかったものは売却。
  5. 新たに上位10銘柄に入った銘柄を同じ金額で購入する
  6. ③~⑤を繰り返す

以上です。

たったこれだけでNYダウを超えるパフォーマンスを得られるのでアメリカの長期投資家の間ではかなり有名な投資戦略となっています。

この有名な投資戦略は国内株でも応用が可能で後述しますが、まずはダウの犬戦略のメリットデメリットを知っておきましょう。

 

ダウの犬戦略のメリット

ダウの犬戦略のメリットは以下。

  1. 高配当
  2. 詳細なファンダメンタルズ分析はいらない
  3. 放置型の長期投資

高配当

ダウの犬戦略では必然的に時価総額が大きくて高配当なものに投資することになります。

したがって毎年毎年、それなりの配当金(インカムゲイン)がもらえます。

もちろん個別の値動きもありますが、高配当時価総額上位から外れず安定している銘柄というものはそれほど大きな値動きはないですし、

一定まで下がるとそれなりの時間をかけて見直し買いが入りやすい

という特徴があります。

上位10銘柄から外れない限りは保有し続けていくので長い目で見たときに損益の確定はあまりありません。

結果的に配当の恩恵を享受しながら長期投資を行うことができるので高配当は大きなメリットとなります。

詳細なファンダメンタルズ分析はいらない

株式投資で長期投資する場合、個別銘柄のファンダメンタルズを調べることは重要な要素です。

しかしながら初心者にとっては難しく感じてしまうことが多く、1から勉強するにもかなりの時間がかかります。

ダウの犬戦略ではそういったファンダメンタル分析を理由にするのではなく、単純に時価総額と高配当利回りを理由に投資を行っています。

そのため初心者にとってネックであるファンダメンタルズ分析を詳細に行う必要がなく、ポートフォリオの入れ替えも理由が明確になるメリットがあります。

迷いなくルールに従って投資を続けられることは非常に魅力的な要素ですね。

放置型の長期投資

株式投資を行っていると日々の値動きが非常に気になる方もいるでしょう。

自分でこれは長期保有目的と決めていても、ついつい日々の値動きを見てしまい当初の予定よりもずっと早く売却してしまうなんてこともあるのではないでしょうか?

ダウの犬戦略では1年経過するまでは完全放置です。

そのため一度購入してしまえばあとは1年経過するまでは何もすることがありません。

極端な話、カレンダーやリマインダーにアラームを設定しておけば口座の中身を見なくたって良いんです。

短期投資も行っている方であれば、サブ証券会社の口座にダウの犬戦略資金を入金して別個に置いておくのもいいでしょう。

投資にかける時間を減らして本業にも打ち込めるので、兼業投資家さんに非常におすすめです。

 

ダウの犬戦略のデメリット

ダウの犬戦略のデメリットは以下。

  1. まとまった資金が必要
  2. NYダウの値動きに左右される
  3. 年1回のリバランスが必要

まとまった資金が必要

ダウの犬戦略では10銘柄に分散投資をします。この分散投資もメリットではありますが、10銘柄に分散できるだけの資金が必要ということでもあります。

ポートフォリオを作成する際は

  1. 1銘柄あたり30万円前後購入
  2. 30万を大きく超える購入金額の場合は1単元のみ購入
  3. 購入金額を合わせるときには、なるべく配当利回りが高いものを多く買うようにする

といったルールで購入単元数を決めていくと良いです。

物理的に全ての銘柄に同じ金額をかけることは不可能なので、大体同じような金額になるように考えていくわけですね。

購入金額を調整するときに複数単元買う場合もあるでしょうが、大体総額で300万ほど必要です。

そのため、

  1. 投資資金が限られている場合
  2. NISA枠を活用したい場合

には上位10銘柄からさらに「最低購入金額が低くて配当利回りがなるべく高い銘柄」をピックアップするなどの工夫が必要です。

上位10銘柄のリバランスルールからは外れてしまうため追加でルール設定をしなくてはなりませんが、最適な金額になるように考えるのも楽しいですね。

NYダウの値動きに左右される

ダウの犬戦略ではNYダウよりもパフォーマンスが高くなる可能性が高いです。

しかし、リーマンショックなどで世界株安が続いた場合などではいくらNYダウよりパフォーマンスが高いとはいえ含み損は拡大してしまいます。

「ダウの犬」というくらいなのでポートフォリオの基本的な損益状況はNYダウの方向性に準じるということですね。

年1回のリバランスが必要

ダウの犬戦略では年1回のリバランスが必要です。ここで言うリバランスとは

  1. 上位10銘柄から外れたものを探して入れ替えを行う
  2. あまりに保有額がズレているものは買い増しや売却を行う

ということを指します。

リバランスの際は場合によって損益が発生しますが、4~5%ほどの配当を取りながら5~10年スパンの長期で調整が可能です。

また、リバランス自体は同じ作業を年1回行うだけなのでそれほど難しいものでもありません。

調整資金を1年間の猶予で貯めたお金から運用していけば、貯金の一部を株式に置き換えながら保有銘柄を育てることも可能です。

面倒ではありますが、長期的にポートフォリオを育てる楽しみがありますよ。

 

TOPIX core30でダウの犬戦略を実践

ではダウの犬戦略の概要がわかったところで、実際に国内株式を活用してポートフォリオを作成してみましょう。

ポートフォリオの作成にあたり以下の記事を参照しました。

外部参照サイト:配当利回り4.6%!「ダウの犬」型・日本株ファンドの作り方

今回ポートフォリオの作成に用いるのはTOPIX core30という指数です。

TOPIXとは東証一部に上場する全ての銘柄の時価総額を対象とした指数のこと。

TOPIX core30はTOPIXの中から特に流動性と時価総額が高い上位30銘柄を抜粋してきたものです。

TOPIXから改めて時価総額順に抜き出す手間が省けるので、今回はこちらのTOPIX core30を高配当利回り順に並べ替えてポートフォリオを作成します。

TOPIX core30を確認する方法は色々ありますが、この記事では株探のテーマ検索で確認してサイト上のソート機能を使いますね。

株探の該当ページはこちらです。

参照サイト:株探TOPIX core30

私が検索した際に出てきた銘柄に、大体同じような金額を配分したポートフォリオを組んであげるとこんな感じになります。

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ポートフォリオの合計金額は約311万円ですね。それなりの合計金額なのでこのポートフォリオを組めない方もいらっしゃるかもしれません。

そこでもう少しコンパクトなポートフォリオも作成してみましょう。

このポートフォリオでは東海海上の株価が大きめだったり、業種の偏りが大きい特徴があります。

そこで

  1. 東海海上 ⇒ キャノンに入れ替え
  2. 6位以下の銘柄 ⇒ 削除

とリストを変更します。

ちなみに東海海上をキャノンに変更した理由は、配当利回りが似たような水準で配当性向が高い他の業種を適当に持ってきたからです。

するとこんな感じにポートフォリオが変わります。

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銘柄数という意味での分散投資効果は減るものの、業種のばらつきを抑えながらポートフォリオの合計金額を約150万まで縮小することができました。

このくらいの金額であれば多くの方が手の届く範囲ではないでしょうか。

リストを変更したので、さらにリバランスルールを

  1. キャノンはよっぽど配当利回りが落ち込まない限りスタメンに据え置く
  2. 上位4位に入れなかった銘柄を入れ替える

というものに変更しておけば完璧ですね。

あとは1年経過後に

  1. リバランスルールに従って入れ替えを行う
  2. 投資方針によっては同じ金額になるように全銘柄に買い増しを実施

と進めていけばあなただけのポートフォリオが長期的に育っていきますよ。

 

まとめ

いかがでしたか?今回はダウの犬戦略の概要や実際のやり方を解説しました。

長期的に株式投資と向き合っていけば狼狽売りはなくなりますので、ぜひ検討してみて下さいね。

その他の高配当株に関する記事は

  1. ダウの犬と投資信託どちらがおすすめ?メリットデメリットを比較!
  2. 高配当利回りと自社株買いの共通点!?本質的な考えは同じです。
  3. 高配当利回りかつ景気敏感株で考えなくてはならない落とし穴とは!?
  4. NISA口座と高配当株!長期投資する簡単なコツを教えます。

がありますので、併せてご参考ください。

それではまた!

    

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