高校生でもできる株のおすすめ少額運用!大人もやりたい驚愕の手法とは?

    

どうも、ひげづら(@higedura24)です。

株式投資をやっていると、正直いくらでも欲しい株が出てきます。

銘柄選定には一定のルールが必要だと私は考えていますが、厳密に言えばそれは資金が限られているからこそ。

資金が無尽蔵にあるのであれば多少ルールに合わない株だって買いたいですし、損切りもそこまで重要ではありません。

銘柄選定も損切りもルールを設けているのは、資金が足りなくなる可能性があるからです。

資金効率を高めるための施策であり、大金持ちであれば気になる株を好きなだけ買っても問題ありません。

しかし、高校生がお金持ちと同じように株をやろうとしてもそれは難しいでしょう。

実際に皆さんも、

  1. もっとお金があったら良いのに
  2. お金さえあればこの株も買っているのに
  3. お金が足りないからこの株を売って、違う株を買おう
  4. どうやって資金を移動させるか迷うな

といったことを感じているのではないでしょうか?

そこで今回は自分の資金にあった範囲で自由度の高いポートフォリオを作る方法をご紹介します。

ポートフォリオを簡単に言うと「どの株をどれくらいの割合で持っているかの構成」のことですね。

ただし、これはあくまで長期的な目線で投資を行う考えが前提になっていますので、そこのところもご理解下さい。

    

少額資金で悩むのは高校生も大人も同じ

株をやっていて、個人投資家がよく感じる悩みに「少額資金」があります。

例えば任天堂の株はいつ見ても数万円です。1単元(100株)だけ買いたくても

  • 数万円 × 100株 = 数百万円

という大きなお金が必要で、これでは買える人も限られてしまいますよね。

ニンテンドースイッチが爆発的に売れても、ポケモンGoが社会現象になっても、お金がなければ買えないわけです。

任天堂のゲームが売れていることを知った高校生が株を買いたくても、それはちょっとやそっとのバイト代程度では難しいでしょう。

任天堂以外の銘柄でも同様のことは起こり得て、どんなに有望な株であっても資金がなければポートフォリオに組み込むことすらできません。

一方で、長期的なポートフォリオを個別株で組む場合、

  1. 長期で持っても安心な株
  2. 業種や事業内容を分散させる
  3. 外需や内需など利益形態を分散させる
  4. 企業価値より株価水準が下がってきている

といったことを重視します。

こういった背景から、運用方針によっては

  1. どうしてもこのセクターは最も有望な株を組み込みたい
  2. 半導体セクターは読みづらいから数銘柄入れておきたい

などできれば実現しておきたい条件も出てくるわけです。

また、配当利回りが高くて財務も健全な値がさ株はひゅーっと落ちてきたところで拾っておきたい気持ちもあります。

ただ、値がさ株はそれだけでポートフォリオ内の比率を独占してしまうこともあるので、中々手を出しづらい側面もあるでしょう。

長期投資において最も悩ましいのは、こういった資金面のお話で

  1. 高い株ほど有望
  2. そんな株ほど買いたい
  3. でも買えなくて悩む

といった少額資金のジレンマがあるのは高校生だろうと大人だろうと同じことですね。

悩みは単元未満株で解決できる

しかし現代の株式投資においては、こういった少額資金の悩みはかなり解決しやすい状況まできています。

なぜなら一昔前より単元未満株で投資を行う環境がかなり整っているからです。

ちなみに単元未満株とは通常の100株単位ではなく、1株から購入できる仕組みのことですね。

100株100万円かかる銘柄でも、1株であれば1万円で保有することができるので個人投資家にメリットが大きいお得なシステムと言えます。

例えば、単元未満株をメインに取り扱っていることで有名なSBIネオモバイル証券であれば

  1. 月額200円契約で登録(毎月Tポイントを200円もらえるので実質的には無料)
  2. 50万円以内であれば何回でも売買手数料はかからない
  3. もらったTポイントや、あらかじめ持っているTポイントでも売買可能
  4. Tポイントが貯まる仕組みさえあれば毎月ノーリスク投資も可能

といった特徴があります。

通常のようにデイトレなどはできませんが、終値を見てコツコツ買いを入れていくといった使い方は問題なくできるので無理なく楽しみながら長期的に続けられることが最大のメリットでしょう。

長期的に株を買う上で手数料などのコストは問題になりがちですが、それもクリアされています。

これなら高校生が稼ぐ毎月のバイト代程度でも継続していくことが可能です。

外部参照リンク:SBIネオモバイル証券|手数料

単元未満株の活用例とは

個人的にはSBIネオモバイル証券を最初に知ったとき、「もしかして、かなり色々なことに応用できそうじゃないか?」と衝撃を受けました。

しかし、中には「単元未満株なんて・・・」と感じる方もいらっしゃるかもしれませんので、そういった方々のために活用例をいくつかご紹介しておきます。

ダウの犬戦略で無理のない高配当ポートフォリオを作成

米国株の有名な高配当株手法に「ダウの犬戦略」というものがあります。

配当とは株を保有している人が定期的にもらえるお金のことで、その配当が高い株は「高配当株」として人気です。

ちなみにダウの犬とはアメリカの株式市場の状況を教えてくれるNYダウからきています。

NYダウは30銘柄の株価状況から算出され、その推移によって株式市場の状況判断をするわけです。

ダウの犬戦略を簡単に言えば

  1. NYダウの配当利回り上位10銘柄をピックアップ
  2. その全てを同じ資金割合になるように購入しておく
  3. 1年後にまた同じように10銘柄をピックアップ
  4. 最初に買った銘柄のうち、上位に入れなかった株は売却
  5. その代わりに新たな上位銘柄を購入

という流れを毎年繰り返していくという手法です。

たったこれだけでNYダウのパフォーマンスを上回ることができるという簡便さが人気となりました。

ちなみに日本株でもTOPIXcore30という指数があるので、ダウの犬戦略と全く同じことが可能です。

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高配当株のポートフォリオが比較的簡単に作れて、しかも放置型で指数を上回るというメリットは大きいですよね。

しかし、大きな資金が必要となることがデメリットです。

10銘柄を10万円ずつ買ったとしても100万かかりますし、同じ資金割合で持つためには帳尻合わせで複数単元買う必要も出てきます。

大体200万とか300万くらいは資金が必要になるので、初めての運用額にしては大きめとなりやすいですね。

長期保有の過程には10%のマイナスなどもあり得ますから、300万であれば30万の含み損です。

この含み損の大きさは初心者さんにはきつい金額ではないでしょうか?

しかし、もしSBIネオモバイル証券で1株単位のポートフォリオを作っていた場合は違います。

300万は3万円のポートフォリオに変わるので、含み損も3000円ですよね。

もちろん10株単位でも構わないので、その場合は30万程度のポートフォリオになるわけです。

このくらいであれば多くの方が手を出しやすい運用額ですし、お金に働いてもらっている感覚があると思います。

ダウの犬戦略のデメリットを単元未満株が解決してくれるだけでなく、自分に合った金額で運用できていることが大きなポイントです。

100銘柄ほどに分散投資も可能

単元未満株はダウの犬戦略で活用したように、

  1. 自分に合ったペース
  2. 自分に合った大きさ

で株を売買することが可能ですよね。

例えば、毎月の収入と支出を考えた時に2万円までなら株に回せるという方もいらっしゃるでしょう。

株価は大体2000~3000円くらいの範囲がほとんどなので、毎月10銘柄前後を1株ずつ買っていくことも可能なわけです。

もちろん好きな銘柄には1万円くらい回してあげて、残りの1万円で色々買うことだって可能ですよ。

そうすることで年間24万円ほど株に回すことになり、5年ほどコツコツ続ければお気に入りの銘柄で構成された100万円ポートフォリオが完成します。

値がさ株だからといって銘柄選定に悩むことはありませんし、

  1. 高配当株重視
  2. 成長性重視
  3. 割安性重視
  4. 低位株重視

など自分の好みで色々な銘柄を保有できることは魅力的だと思いませんか?

100銘柄以上で分散投資も可能で、数十万しか資金がない方でも楽しんでリスク分散できると思います。

少額であれば損切りはあまり考えずに保有できる可能性もあるでしょう。

単元未満株だからといって超少額で運用するのではなく、細かいロットを色々な銘柄に入れて塊はそれなりに大きくしてあげていることがポイントです。

場合によっては1株保有で株主優待がもらえるものもあったりするので、そういった優待銘柄を組み込むのも面白いですね。

単元未満株の集合体でポートフォリオを作るにあたっては本当に幅広い活用方法があり、個性が出るところです。

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高配当銘柄にドルコスト平均法で手集中投資

色々な銘柄に分散投資をしながらポートフォリオを育てていくのも良いですが、この株に資金を集中させたい!という銘柄があるのであれば違った活用方法も可能です。

例えば、高配当株で有名なJTの2019年相場は下落基調が強かったですよね。

JTの2019年相場

この下落が原因で相対的な配当利回りは6%を軽く超えていましたから、配当株投資が好きな方には非常に魅力的だったことでしょう。

ただ、いくら配当利回りが高いとはいえ落ちている最中のナイフをピンポイントで掴むのは怖いものです。

そこで単元未満株を活用して、少しずつ定期的に買い増しする戦略を取ります。

例えば1回あたり1万円で買える分だけ買うと決め、それを月に4回行う・・・という具合ですね。

もしくはもっと小刻みに買い続け、とにかく段々と取得単価が下がるように配当株を買い増す作戦を取っていきます。

反発が強まったところで少し多めに入れて、反発が続いてもまた少しずつ買い増して・・・と調整を続ければ1銘柄に集中投資が可能です。

資金に余裕があれば同じ事を複数銘柄で行い、本格的に上がり始めたらあとは放置してまた違う銘柄へ移ります。

これは100株単位ではなかなかできないことですが、単元未満株だからこそできる手法ではないでしょうか。

まとめ

いかがでしたか?今回は単元未満株を活用して、資金面の悩みを解決するというテーマでお話しました。

長期的に保有を続ける場合、中々100株単位では買いづらいケースもあるでしょう。

そういった場合は単元未満株を活用して購入金額を調整してあげることがおすすめです。

また、単元未満株の特性を生かして普段はできない分散投資や高配当株の手法を行うのも良いですね!

個人投資家が限られた資金で色々な運用ができるように開発されたシステムなので、ぜひ有効活用してみてはいかがでしょうか?

ちなみに、場合によっては単元未満株に対応していない銘柄もあります。

といっても有名企業は網羅されていますし、よっぽどマイナーな銘柄でない限りは大丈夫でしょう。

単元未満株に対応している銘柄は検索すればわかりますので、組み込みたい銘柄がある場合には調べてみると良いですね。

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がありますのでご参考ください。それではまた!